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社労士の模試おすすめは?模試受験のポイントやメリット・デメリットも徹底解説!

社労士の模試おすすめは?

今回は、社労士の模試(模擬試験)について、おすすめの模試や受験時のポイント、模試を受験するメリット・デメリットについてご説明します。

模試を上手に活用すれば大きく実力を伸ばせる一方、ただ漫然と受けただけでは単なる時間の無駄となってしまうことすらあります。

というわけで、

社労士の模試を、どのように活用すれば、自分の力を伸ばせるのか?

ということについて、この記事で説明していきます。

模試の活用を考えている方も、模試の活用に否定的な方も、参考にして頂けるとうれしいです。

なお、この記事では模試の活用方法について説明しますが、社労士試験の「最速合格勉強法」について、クレアールが、受験ノウハウの詰まった市販の書籍を、今だけ【0円】無料でプレゼント中です。

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社会保険労務士(社労士)の模試を受けるメリットを徹底解説!

資格の予備校やスクールでは、社会保険労務士(社労士)の模試が実施されています。

その学校の通学者だけではなく、外部の人間が受験できる社会保険労務士(社労士)の模試も少なくありません。

「社会保険労務士(社労士)に合格するにはテキストによる学習や過去問対策が重要でしょ?」とイメージしている方はいます。

しかし、社会保険労務士(社労士)の試験対策で模試受験も必要不可欠!

このページでは、社会保険労務士(社労士)の本番の試験前に模試を受けるメリットについて詳しく解説していきます。

自分の今の実力をチェックできる

社会保険労務士(社労士)の模試を受けた方が良いのは、自分の今の実力をチェックできるからです。

具体的に社会保険労務士(社労士)の模試で何がわかるのか見ていきましょう。

  • 模試の個別成績表で自分の苦手分野や弱点を把握できる
  • その時点までに学習した分野の理解度を確認できる
  • 全国の受験生の中で自分がどのくらいの位置にいるのかわかる

社会保険労務士(社労士)の試験の合格基準点は、平成12年度以降は下記のように厚生労働省で定められています。

  • 選択式試験:総得点40点中28点以上かつ各科目5点中3点以上
  • 択一式試験:総得点70点中49点以上かつ各科目10点中4点以上

※上記は原則であり、実際は年度ごとに出題難易度が変わるので補正をおこなっています。

本番の試験で一つでも苦手科目があると、基準点に引っ掛かって不合格になりますので注意しないといけません。

本番の前に社会保険労務士(社労士)の模試を受ければ、自分の苦手分野や弱点を把握してしっかりと復習できますよ。

過去問を解いているだけでは自分の苦手なところを把握するのは難しいので、社会保険労務士(社労士)の模試を有効活用してください。

試験の出題傾向を把握できる

本番の試験の出題傾向を把握できるのは、社会保険労務士(社労士)の模試の大きなメリット!

資格の予備校やスクールの中には、「的中率が高い!」と自信満々に謳っている社会保険労務士(社労士)の模試もあります。

「○○○の模試と似たような問題が今年の試験で出題されたよ(的中率が高かった)」と口コミを残している方もいました。

社会保険労務士(社労士)に限らず、他の国家資格の模試も実際の本試験の出題傾向に則した内容で作られています。

自身の思い込みで偏った試験対策をして失敗する受験生はいますので、出題傾向を把握して出題されるポイントを見直し、軌道の修正ができる模試は合格に欠かせないツールです。

時間配分の感覚を掴める

社会保険労務士(社労士)の試験で、次の失敗をする受験生は多く見受けられます。

  1. 前半の科目で必要以上に時間を使いすぎてしまう
  2. 後半には時間が足りなくなり焦りを感じる
  3. 本来は得点できるはずだった基本的な問題さえ落としてしまう

社会保険労務士(社労士)の試験に限らず、他の資格の試験や高校のテストも一緒ですね。

本番の前に社会保険労務士(社労士)の模試を受けると、時間配分の感覚を掴むことができます。

あらかじめ「1科目○○分」と決めていても予定通りに解けないこともありますので、模試を受けて時間配分の対策を行うのが賢明です。

解答時間不足で自分の実力を出し切れないのは非常に残念なことですので、社会保険労務士(社労士)の模試で実戦形式に慣れておきましょう。

本番さながらの臨場感を味わえる

本番の試験会場の雰囲気や臨場感を味わえるのも、社会保険労務士(社労士)の模試を受験するメリットです。

社会保険労務士(社労士)の試験では、あなたと同じように頑張って勉強して合格を目指す受験生が集まっています。

会場の雰囲気に飲まれて必要以上に緊張し、本来の実力を発揮できなかった受験生は少なくありません。

そこで役立つのが社会保険労務士(社労士)の模試で、試験会場の雰囲気に負けないメンタル作りに繋がるわけです。

社会保険労務士(社労士)の模試を受けていない人と比べてみると、受験した経験をお持ちの方は本番でもいつも通りに落ち着いて問題を解けます。

また、開始時間や休憩時間を本番の試験と全く同じに設定している社会保険労務士(社労士)の模試も現在では増えました。

見直しの時間や休憩時間の使い方まで細かくシミュレーションできますので、社会保険労務士(社労士)の模試を受験して損はありません。

社会保険労務士(社労士)のおすすめの模試を紹介!

「社会保険労務士(社労士)のどの模試を受ければ良いの?」と迷っている方はいませんか?

そこで、このページでは社会保険労務士(社労士)のおすすめの模試をいくつか紹介していきます。

予備校やスクール 社会保険労務士の模試の特徴 おすすめ度
資格の学校TAC 6月開催の「全国中間模試」と7月開催の「全国公開模試」で基礎力を徹底強化できる ★★★★★
資格の大原 基礎論点がマスターできているかを確認して弱点論点を発見できる ★★★★★
LEC東京リーガルマインド 拘りの本試験レベルと謳う模試で、数々の問題で高い的中率の実績を誇る ★★★★☆
フォーサイト 基礎レベルと本試験レベルの2つの模試で理解度の確認や対応力の鍛錬を積める ★★★★☆
ユーキャン 比較的難易度が低めの模試で、社労士合格のための基礎力を身につけられる ★★★☆☆
i.D.E.社労士塾
(令和2年9月に閉塾)
受験者全員がダウンロードできる詳細な解説音声ファイルが用意されている ★★★☆☆

大手の予備校やスクールが作っている社会保険労務士(社労士)の模試を受ければ失敗することはありません。

社労士試験のレベルとボリュームを実際に体感できますので、日程を確認しながら、自分が気に入った模試を受けてみてください。

社会保険労務士(社労士)の模試の活用方法!

社会保険労務士(社労士)の模試は、ただ受験すれば良いという単純な話ではありません。

受けた後の復習も本番の試験の合格に欠かせませんので、社会保険労務士(社労士)の模試の正しい活用方法を要チェックです。

  • 初めて目にする問題を読み込み、選択肢から論点を見出して回答する訓練をする
  • 時間に余裕のある方は、後で答え合わせができるように解答を問題用紙に残しておく
  • 模試が終わってから時間を空けずに答え合わせを行い、ミスした部分や苦手分野を再確認する
  • 1週間~2週間の期間を空けて、もう一度本番の時間で一気に解いてみる

模試の結果に一喜一憂するのではなく、問題の復習や解き直しが社会保険労務士(社労士)の本番試験の合格に必要だと心得ておきましょう。

社会保険労務士(社労士)の模試の受験回数に目安はある?

社会保険労務士(社労士)の受験生によって、ベストな模試の受験回数には違いがあります。

確かに社会保険労務士(社労士)の合格に模試は欠かせない存在ですが、受験回数に比例した効果が得られるわけではありません。

闇雲に社会保険労務士(社労士)の模試を受験しても、復習や解き直しを徹底しなければ意味がないのです。

下記の項目でも解説していますが、社会保険労務士(社労士)の模試の受験回数が多ければ多いほど費用もかさみます。

そのため、社会保険労務士(社労士)の模試は、同じスクールで中間と最終の2回に渡って受けるだけでも十分ですよ。

「ちょっと足りないんじゃない?」と不安を抱えている方は、最終の模試をもう一つ追加して計3回を目安に受験してみてください。

社会保険労務士(社労士)の模試を受けるデメリット…

本番に向けた実践演習ができたり試験の出題傾向を掴めたりと、社会保険労務士(社労士)の模試はたくさんのメリットがあります。

社会保険労務士(社労士)の模試を受験するのかどうかで、本番の試験の合否を分けると言っても過言ではありません。

しかし、社会保険労務士(社労士)の模試にもいくつかのデメリットがありますので、これから受験する予定の方は目を通しておきましょう。

一定の費用が発生する

社会保険労務士(社労士)の模試は本番の試験と同じで、受験するには一定の費用を支払わないといけません。

例えば、資格の学校TACで実施されている社会保険労務士(社労士)の模試は、次の費用がかかります。

  • 全国中間模試は5,500円
  • 全国公開模試は5,500円
  • 勝利の模試セット(全国中間模試+全国公開模試)は8,800円

模試を受験する回数が多いほど、金銭的な負担が大きくなるのがデメリット…。

無料の社会保険労務士(社労士)の模試はありませんので、有料のサービスだと心得ておきましょう。

模試の受験で1日が潰れてしまう

働いている人でも受験できるように、社会保険労務士(社労士)の模試は基本的に土日に行われます。

模試も本番の試験と同じ時間で実施されますので、丸1日が潰れてしまうのがデメリットです。

社会保険労務士(社労士)の試験の時間割は下記のように設定されています。

事項 午前(選択式試験) 午後(択一式試験)
着席時間 10:00 12:50
注意事項の説明・試験開始準備 10:00~10:30(30分) 12:50~13:20(30分)
試験開始時間 10:30 13:20
退室禁止時間 10:00~11:10、11:40~11:50 12:50~14:10~16:40~16:50
退室可能時間 11:10~11:40(30分) 14:10~16:40(150分)
試験終了時間 11:50 16:50

社会保険労務士(社労士)の模試でも朝の9時半から16時50分まで拘束されますので、普段は仕事が忙しくて土日を大切にしたいサラリーマンにとっては少々辛いかもしれません。

珍問が気になってしまう

社会保険労務士(社労士)に限らず、資格試験では一定の確率で捨て問が出題されています。

捨て問とは誰も解けないようなマニアックな問題で、合格基準点を調整するのが目的です。

社会保険労務士(社労士)の模試は本番出題傾向に則した内容で作られていますので、同じように捨て問が出題されています。

模試を受験したことにより、珍問が気になってしまうのはデメリットの一つです。

「社会保険労務士(社労士)の模試で出題された問題は全て本番でも出やすい」と考えている方は多いのではないでしょうか。

しかし、捨て問や珍問の対策に時間をかけると、得点しないといけない問題をこぼす原因になります。

社会保険労務士(社労士)の模試の受験回数が多いと珍問に遭遇する機会も増えますので、どうしても気になる人は回数を減らすべきです。

試験の雰囲気に怖気づいて自信を失いやすい

社会保険労務士(社労士)の模試を受けたことにより、試験の雰囲気に怖気づいて自信を喪失してしまう受験生はいます。

学生時代にテストを受けてから本番の試験を経験していない社会人ほど、模試とわかっていても緊張するものです。

また、社会保険労務士(社労士)の模試の結果があまりにも悪いと、「本当に自分は合格できるのだろうか…」とモチベーションが下がることもあります。

メンタルの対策には時間がかかりますので、社会保険労務士(社労士)の模試は受験回数が多ければ多いほど良いわけではありません。

模試の受験する際の留意事項

模試を受験する際に留意して欲しい事項は、次の2点です。

  • 会場受験が望ましい
  • 受験後は復習をしっかりする

それぞれ詳しく説明しましょう

会場受験が望ましい

社労士の模試は、予備校などの会場で受験できる他、時間が合わない等の都合で自宅で受けることもできます。

ただ、できれば「会場受験」をおすすめします。模試とは言え、会場ならではの臨場感がありますし、時間配分のテストを厳密に行うことができます。

どうしても会場模試に参加できない場合は、有料勉強室などを使い、静寂な環境の中で自分でキチンと時間を計って試験を受けるのがおすすめです。

受験後は復習をしっかりする

模試を数多く受ける方もいますが、受験しただけでは意味がなく、「間違えたところをしっかり復習」して初めて、模試の効果があります。

前述のとおり、社労士の模試は受験するだけで1日が潰れてしまいます。復習しないと「受験した1日」が無駄になってしまうので、ぜひしっかりと復習をしてください。

まとめ

以上のように、社会保険労務士(社労士)の模試を受験するメリットとデメリットについておわかり頂けましたか?

自分の弱点を把握して苦手分野を克服したり、本番の試験で出やすい問題を把握したりするには、予備校やスクールで実施されている社会保険労務士(社労士)の模試が一番です。

大手スクールの多くは模擬試験を実施していますので、社会保険労務士(社労士)の合格を目指している方は一度受けてみてください。