<追記 2021/8/6>
この記事は、令和2年度(2020年度)の中小企業診断士1次試験のコロナ感染症への対応に関する記事です。
令和3年度(2021年度)の中小企業診断士1次試験のコロナ感染症への対応については、下記の記事を参考にしてください。
<追記 ここまで>
<2020/7/10 追記>
明日(7月11日)と明後日の1次試験は予定どおり実施する旨、中小企業診断協会からアナウンスが出ています。
https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_r02_shiken/R02_1ji_shiken_oshirase3.html
また、「今後、試験の実施につきまして当協会からお知らせがある場合は当Webサイトに情報を掲載いたしますので、最新の情報をご確認くださいますようお願いいたします」、とのことです。
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こんにちは、トシゾーです。
令和2年(2020年)の中小企業診断士試験は、予定どおり7月11日(土)、12日(日)で実施される旨、中小企業診断協会から発表がありました。
受験票については、6月15日(月)に発送する予定でしたが、新型コロナウイルス関係の対応のため、6月末頃の発送となる見込みとのことです。
試験会場につきましても今月末頃に公表する予定とのこと。
今回の試験は、新型コロナウイルス感染拡大が懸念される状況下で行われるため、新型コロナウイルスに感染している方や疑われる方、濃厚接触者の方などに受験の自粛が要請されるなど、異例の状態で実施されます。
他にも、昨年までの試験には無かった、様々な注意事項がありますので、この記事で詳しく解説したいと思います。
<参考>
令和2年度中小企業診断士第1次試験における「新型コロナウイルス感染症への対応について」
- 感染の恐れのある方や濃厚接触者の方は受験を自粛すること
- 会場で全員の検温を行い、37.5度以上の熱のある方は受験をお断りする
- 当日会場に来られても、咳を繰り返す等の体調不良が見られる方は受験できない場合がある
- 受験自粛された方向けの再試験は無い
- 受験自粛された方などには、受験手数料返還の救済がある
- 科目合格の免除期間が延長される(第1次試験の一部科目の免除の期間が令和2年12月31日までに終了される方で今年受験をされなかった方)
- 試験当日のマスクの持参・着用必須(マスク無しでは受験不可)
- 携帯用手指消毒用アルコールや消毒作用のあるウェットティッシュ等の持参を推奨
- 例年以上に、試験教室の温度の変化に対応できるような服装・上着の持ち込みなどが必要(換気として適宜窓やドア等を開ける為)
- 受験会場の入退室時には、必ず受験票を携帯して入退室すること
目次
受験の自粛が要請される方
下記のような方には、受験の自粛が要請されています。
- 発熱、咳等の風邪症状のある方や基礎疾患等があり受験を憂慮する方
- 新型コロナウイルスに感染している方や疑われる方
- 濃厚接触者の方
- 過去14日以内に政府から入国制限・入国後の観察期間を必要とされている国・地域等への渡航又は当該国・地域在住者と濃厚接触がある方
- 過去2週間以内に発熱や感冒症状で受診や服薬等をした方及び過去2週間以内に同様の症状にある人との接触歴がある方等
受験手数料の返還
上記理由により、免除科目を除く全ての科目の試験を受験しなかった方に対しては、申請により受験手数料を返還されます。
申請手続は、追って当協会ウェブサイトにて7月下旬を目途に案内されます。
また、企業及び組織から自宅待機等の指示並びにご家族の状況等から受験できない方も受験手数料の返還の対象となります。
受験できなかった方への再試験について
受験の自粛を理由とした欠席者向けの再試験は行われません。
科目合格者の免除期間の延長
前項の理由により今年受験をされなかった方については、科目合格による当該試験科目の免除期間は延長されることになりました。
当日の注意事項
当日朝、自宅での検温
試験会場に向かう前に、ご自宅等において検温を行ってください。その際に、発熱、咳等の風邪症状のある方については、受験を自粛してください。
会場でのチェック
会場に来られた場合、咳を繰り返す等の体調不良が見られた場合等には、受験の中止が要請されることがあります。
会場での検温実施
当日、試験会場の入口において、全ての受験者について非接触型体温計による検温を実施します。その際、受験票をあらかじめ準備しておいてください。
37.5度以上の熱のある方につきましては、 感染拡大防止のために必要な措置として受験不可(お断りされる)となります。
受験者全員の検温を行いますので、時間に余裕をもって会場へ向かってください。
試験会場での発症
試験会場で発熱、咳等の自覚症状が生じた場合は必ずその旨を試験監督員等へ申し出てください。この場合、その症状により、受験の中止・帰宅の指示をすることがあります。
マスクの着用義務
試験会場では、感染予防のため、マスク(無地に限る)の持参・着用が必須です(マスクの貸与はされません)。
試験中も必ずマスクを着用してください。マスクを着用していない場合は、受験することはできません。
※ただし、本人確認のための写真照合時等、試験監督員の指示があったときはマスクを一時的にはずしてください。
なお、試験監督員等も、感染予防のため、マスク等の着用します。
手指等の消毒について
試験当日は、試験会場に設置するアルコール消毒液等を使用できますが、使用状況により消毒液等がなくなる場合があります。
自己管理の観点から、各自においても携帯用手指消毒用アルコールや消毒作用のあるウェットティッシュ等の持参が推奨されています。
ただし、試験時間中はカバン等にしまうことが必要です。
使用済みのマスクやウェットティッシュ等についても、他のゴミと同様に、各自で持ち帰ることが必要です。
試験室について
試験室では、換気のため、適宜窓やドア等を開けます。室温の高低に対応できるよう服装には注意してください。
=>個人的には、例年以上に、上から羽織るもの(上着・カーディガン等)が必要と感じます。
試験室の入退室について
受験会場の入退室時には、必ず受験票を携帯して入退室してください。
受験票を携帯していない場合、再入室して受験することをお断りすることがあります。
移動等に際しての注意(ソーシャルディスタンスの徹底)
最寄り駅から試験会場への移動や、試験会場内での移動、検温やトイレの順番待ちの際には、周囲の方との距離(最低1m以上を目安)を保って行動してください。
試験前・後、休憩・昼食時においても、対面での会話や飲食など、受験者同士の接触を控えるようにしてください。
試験室・受験番号対応表について
試験室・受験番号対応表は、試験会場に掲示する他、当協会ウェブサイトの下記のページにも7月11日(土曜日)午前8時から掲載する予定ですのでご確認 ください。ただし、試験室には、原則として8時50分までは入室できません。
https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html
その他
感染防止対策の徹底に関して、上記の事項を順守していただけない場合や、当日試験会場での試験監督員等の指示に従わない場合等には、受験をお断りすることがありますので、ご注意ください。
感染防止の必要に応じて、氏名、緊急連絡先が保健所等の公的機関へ提供され得ることがあります。
この他の注意事項につきましては、「試験案内」や「受験票・写真票の裏面」を参照してください。
*今後、試験実施について変更があった場合、中小企業診断協会ウェブサイトの「中小企業診断士試験」のページに掲載されますので、適宜、最新の情報をご確認ください。
https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html
まとめ
本年の中小企業診断士1次試験は、予定どおり7月11日~12日に実施されます。
とは言え、新型コロナウイルス感染拡大が懸念される状況下で行われるため、新型コロナウイルスに感染している方や疑われる方、濃厚接触者の方などに受験の自粛が要請されるなど、異例の状態で実施されます。
主なポイントを、以下に再掲します。
- 感染の恐れのある方や濃厚接触者の方は受験を自粛すること
- 当日会場に来られても、37.5度以上の熱のある方、咳を繰り返す等の体調不良が見られる方は受験できない場合がある
- 受験自粛された方向けの再試験は無い
- 受験自粛された方などには、受験手数料返還の救済がある
- 科目合格の免除期間が延長される
- 試験当日のマスク(無地)の持参・着用必須(マスク無しでは受験不可)
- 携帯用手指消毒用アルコールや消毒作用のあるウェットティッシュ等の持参を推奨
- 例年以上に、試験教室の温度の変化に対応できるような服装・上着の持ち込みなどが必要(換気のため、適宜窓やドア等を開けるため)
- 受験会場の入退室時には、必ず受験票を携帯して入退室すること
本年受験される方、色々と戸惑うことも多いでしょうが、ぜひ万全の準備をして、悔いのない受験をしてください。
また、感染が疑われる方・体調が悪い方などは、様々な救済措置も準備されているため、決して無理な受験はしないでくださいね。