※この記事はYouTubeで配信中の「【令和6年】ITパスポート1番わかるオンライン講座」を記事にしたものです。動画でご覧になりたい方は、下記からご確認ください。
目次
はじめに
皆さん、こんにちは。今日は『ITパスポート最速最強勉強法』についてお話しします。このオンライン講座は、令和6年のITパスポート試験に向けて、最も効果的かつ効率的な勉強法を紹介します。全ての内容はYouTubeで完全無料で提供されます。
講師プロフィール
まず、私のプロフィールを紹介します。私はトシゾーこと西 俊明と申します。慶応義塾大学文学部哲学科を卒業し、富士通株式会社で17年間、パソコンや携帯情報端末の営業・マーケティング業務に従事してきました。その後、中小企業診断士として独立し、営業・マーケティング・ITを専門としています。これまでに270社以上のコンサルティングを行い、250回以上のセミナーや研修に登壇しました。
著書
著書としては、『改訂6版ITパスポート最速合格術』や『Webマーケティングの正解』などがあります。これらの書籍は技術評論社やマイナビ、誠文堂新光社から出版されており、ITパスポートや基本情報技術者、応用情報技術者試験の対策本として多くの方に読まれています。
保有資格
私の保有資格についてですが、中小企業診断士、宅地建物取引士、FP技能士2級、基本情報技術者、情報セキュリティマネジメント、初級システムアドミニストレータ、そしてITパスポート試験で第1回試験において1000点満点で合格しました。このように、多岐にわたる資格を持っています。
ITパスポートのメリット
次に、ITパスポートのメリットについてお話しします。ITパスポートは、ITからビジネス全般まで幅広い知識を学べることが魅力です。また、上位試験への挑戦への足掛かりにもなります。さらに、就職・転職で評価されるケースや、一時金や資格手当がもらえるケース、大学等で単位取得ができる場合もあります。
iパスを勉強して欲しい理由 (個人的な想い)
私がITパスポートの勉強を皆さんに強くお勧めする理由についてお話しします。現代社会は、英語・IT・ビジネスの3つの技術があれば生きていけると言われていますが、それは『食べていくだけなら』という前提があります。しかし、本当は私たちにとって、もっと考えなければならないことが多くあります。少子高齢化や職業のミスマッチ、紛争や飢餓など、世界には多くの問題が存在しています。
私たちは『よりよく生きる』ために、世界中の人がよりよく生きる術を考えなければなりません。それが巡り巡って、私たちにも返ってくるからです。だからこそ、『食べていくためのスキルは最速で身につけるべき』と。そして、『本来、本当にするべきことに、あなたの資源を投資してほしい』と考えています。
最速最強の勉強法
次に、最速最強の勉強法について具体的に説明します。まず、適切なゴールを決定することが重要です。700点を目標に設定し、勉強時間を確保しましょう。通常のテキストではシラバスの半分も用語が掲載されていないため、頻出論点に絞って勉強することが効果的です。
全体像をおさえる
次に、全体像を把握することが大切です。ITパスポートの試験範囲は、ストラテジ分野、マネジメント分野、テクノロジ分野の3つに分かれています。ストラテジ分野は企業の経営・業務全体を扱い、マネジメント分野はシステム開発や運用管理、テクノロジ分野はハードウェアやソフトウェアの技術要素を扱います。物事は全体像を把握してから詳細を見ると理解しやすいので、まずはストラテジ分野から学習を始めましょう。」
重点を絞る
ITパスポートの出題分野は広範囲にわたりますが、重要用語ほど頻出です。本当に覚えるべき用語や概念を確実に理解し、枝葉の知識は語呂合わせや丸暗記で対処します。例えば、セグメントマーケティングのように、年齢や性別、家族構成などで顧客を分類し、それぞれのグループの購買行動を分析することで、集中すべき顧客層を絞り込むマーケティング戦略などを理解することが重要です。
重点ポイントは本質を理解
勉強の際には、重点ポイントとして本質を理解することが重要です。本質とは、複数の視点から物事を見ることで養われます。例えば、ITシステムの障害対応について、単に技術的な解決策だけでなく、ユーザーへの影響やビジネスへの影響も考慮することで、より深い理解が得られます。
スケジュールを立てる
次に、スケジュールを立てることが重要です。例えば、1日1時間の勉強時間を確保し、1ヶ月で30時間の勉強を目指します。平日のスキマ時間(30分)と土日の勉強時間(5時間)を合わせて、週に30時間の勉強を確保します。インプットとしてテキストや動画を2周し、アウトプットとして過去5年分の問題を3回解くことを推奨します。
インプットとアウトプットのバランス
勉強では、インプットとアウトプットのバランスが重要です。インプットだけでは不十分で、本質は複数のソースから学び、枝葉の知識は過去問を中心に学習します。過去問も早い段階から取り組むことで、試験の形式や出題傾向に慣れることができます。
スキマ時間の活用
最後に、スキマ時間の活用についてです。通勤や通学の時間などを徹底的に活用し、書籍や動画、アプリなどを適時使い分けて勉強します。こま切れの時間を積み上げることで、記憶が定着しやすくなります。
まとめ
「以上が最速最強の勉強法です。適切なゴールを決定し、全体像を把握し、重点を絞って本質を理解することが重要です。そして、スケジュールを立て、インプットとアウトプットのバランスを取り、スキマ時間を活用することで、効果的に勉強を進めることができます。