ITパスポート試験の令和8年度公開問題より、問6〜問10(ストラテジ系)の解答解説を掲載します。テキストではなく、動画解説を希望される方は下記の動画をご覧ください。
出典:IPA「令和8年度 ITパスポート試験 公開問題」(問題はIPA公表のもの。解説・分類は当サイト独自)
この回(問6〜問10)の解説動画です。各問の「▶ この問題を動画で見る」から、その問の解説位置へジャンプできます。
目次
問6 DX(デジタルトランスフォーメーション)
デジタルトランスフォーメーション(DX)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
- ア PCやスマートフォンなどのデジタル製品を使いこなせる人と、使いこなせない人の間で機会に差が生じ、社会的な格差につながること
- イ 生まれた時からインターネットやPC・スマートフォンが身近にあり、それらを利用しながら育った世代のこと
- ウ マイクロフォンなどからのアナログ信号を、電子ファイルとして保存するためにデジタル信号に変換すること
- エ デジタル技術が、人間の生活やビジネスなどのあらゆる面に影響を与え、変革をもたらしていくこと
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正解:エ
解説
- ア × デジタルディバイド(情報格差)の説明
- イ × デジタルネイティブの説明
- ウ × A/D変換(デジタイズ)の説明
- エ 〇 DX=デジタル技術が生活・ビジネスのあらゆる面を変革していくこと
問7 バリューエンジニアリング
製品やサービスの価値を機能とコストの関係で把握し、価値の向上をはかる“バリューエンジニアリング”という手法がある。バリューエンジニアリングにおける価値・機能・コストの関係性を示すものとして、適切なものはどれか。
- ア 価値=機能/(コスト+機能)
- イ 価値=機能/コスト
- ウ 価値=機能×コスト
- エ 価値=コスト/機能
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正解:イ
解説
- イ 〇 価値=機能/コスト(V=F/C)
- 同じコストで機能を高める、または同じ機能でコストを下げると価値が上がる
- ア・ウ・エは関係式が誤り(特にエは分子分母が逆)。 正解:イ
問8 IoTの活用事例
IoTを利用したシステムの事例として、最も適切なものはどれか。
- ア 資金調達において、不特定多数の借り手と貸し手をインターネット上で仲介するサービスを行う。
- イ ソーシャルメディアへの書込みやコールセンターの通話内容などから、利用者の感情を分析する。
- ウ 店舗や工場などの設備に設置したセンサーの情報をインターネット経由で集め、設備の状況を従業員がスマートフォンで監視する。
- エ 文書や画像などの電子ファイルを保存するためのインターネット上のストレージを、サービスとして提供する。
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正解:ウ
解説
- ア × クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)の例
- イ × ソーシャルリスニング/感情分析(テキストマイニング)の例
- ウ 〇 モノ(設備)のセンサー情報をネット経由で集め監視=IoTの典型例
- エ × オンラインストレージ(クラウドストレージ)の例
問9 間接費
製品の製造に関連して発生する次の費用のうち、間接費だけを全て挙げたものはどれか。
- a 完成した製品を検査する労務費
- b 工場の電気供給設備を保守する労務費
- c 製品の外注加工費
- ア a, b
- イ b
- ウ b, c
- エ c
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正解:イ
解説
- a × 特定の製品に跡付けできる検査の労務費=直接労務費
- b 〇 工場設備(電気供給設備)の保守労務費=特定製品に跡付け不可→間接費
- c × 外注加工費=製品に直接かかる費用=直接経費
- 正解:イ(間接費は b のみ)
問10 ブレーンストーミング
会議に関する記述のうち、ブレーンストーミングの進め方として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a 自由奔放なアイディアは控え、実現可能なアイディアの提出を求める。
- b ほかのメンバーのアイディアに便乗した案であっても、とがめずに進める。
- c メンバーから出されるアイディアの中で、テーマに適したものを選択しながら進める。
- ア a
- イ a, b
- ウ a, b, c
- エ b
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正解:エ
解説
- a × ブレストは自由奔放・批判厳禁が原則。実現可能性で絞るのは反する
- b 〇 便乗(他人の案への結合・改善)は歓迎される
- c × その場で取捨選択・評価はしない(質より量、判断は後回し)
- 正解:エ(適切なのは b のみ)
