ITパスポート試験の令和8年度公開問題より、問51〜問54(マネジメント系)の解答解説を掲載します。テキストではなく、動画解説を希望される方は下記の動画をご覧ください。
出典:IPA「令和8年度 ITパスポート試験 公開問題」(問題文・選択肢・正解はIPA公表のもの。解説・分類は当サイト独自)
公式資料でも確認できます:問題冊子(PDF)/解答例(PDF)/IPA 過去問題一覧
この回(問51〜問54)の解説動画です。各問の「▶ この問題を動画で見る」から、その問の解説位置へジャンプできます。
問51 システム監査のプロセス
システム監査を、監査計画・予備調査・本調査・評価/結論のプロセスに分けて実施するとき、 収集した結果に基づき、外部媒体の管理状況についての監査意見を検討するプロセスはどれか。
- ア 監査計画
- イ 予備調査
- ウ 本調査
- エ 評価・結論
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正解:エ
解説
- ア × 監査計画=監査の方針・範囲・手続を計画する段階
- イ × 予備調査=対象の概要を把握する段階
- ウ × 本調査=監査証拠を収集する段階
- エ 〇 評価・結論=収集結果に基づき監査意見を検討・結論づける段階
問52 システム要件定義と利用者
業務システムの開発において、開発者がシステム要件定義を実施する場合、 利用者の関わり方として、最も適切なものはどれか。
- ア 開発者が行うシステム要件のレビューに参加し、妥当性を確認する。
- イ 開発者に全て任せ、その決定に従う。
- ウ システムの保守が可能かどうかを見極める。
- エ システム要件の技術的な実現性を検証する。
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正解:ア
解説
- ア 〇 利用者は要件のレビューに参加し、業務面から妥当性を確認する
- イ × 全て任せるのは不適切。利用者の関与が必要
- ウ × 保守可能性の見極めは開発・保守側の役割
- エ × 技術的実現性の検証は開発者の役割
問53 サービスレベル管理(SLM)
SLAの計画立案、サービス内容の交渉、草案作成、合意、導入、測定などの活動を行うものはどれか。
- ア アウトソーシング
- イ サービスレベル管理
- ウ サービスレベル契約
- エ リエンジニアリング
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正解:イ
解説
- イ 〇 サービスレベル管理(SLM)=SLAを立案・合意・測定・改善する一連の活動
- ア × アウトソーシング=業務の外部委託
- ウ × サービスレベル契約(SLA)=合意した品質水準を定めた文書(活動ではない)
- エ × リエンジニアリング=業務プロセスの抜本的再設計。
問54 ファシリティマネジメント
出社とテレワークを使い分けて業務を遂行する組織において、ファシリティマネジメント(FM)の観点で 改善を図っている事例として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a 従業員PCのWeb会議ソフトを常に最新にし、利便性とセキュリティを向上させる。
- b 執務室のレイアウト変更や大画面TV会議室の設置を行い、コミュニケーションを取りやすくする。
- c 出社率を踏まえてフリーアドレスエリアの割合を増やし、オフィスを縮小させる。
- d 短時間勤務や自宅外での業務を可能とする制度を導入し、様々な従業員が参画しやすくする。
- ア a, d
- イ b
- ウ b, c
- エ b, d
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正解:ウ
解説
- a × ソフトウェア・セキュリティの管理であってFMではない
- b 〇 執務室や会議室など施設・設備の改善=FM
- c 〇 オフィス面積の最適化(縮小)=FM
- d × 勤務制度の導入=人事制度であってFMではない。
