
AIの使い方は、業種によって違います。
本シリーズでは、中小企業の主要200業態について、業務の流れ、AI導入の優先順位、人に残す判断、最初の30日を整理しています。現在183業態を公開しています。
- 公開済み183業態から探す — 自社に近い業種の記事へ
- 業務の動き方・導入パターンから探す — 業種が違っても、仕事の動き方が同じなら設計は似ます
- 無料AI戦略診断を受ける — 自社の現在地から確かめる
1. 公開済み183業態から探す
公開済み:183業態(当初の主要200業態に、調査の過程で追加した3業態を加えた203業態のうち)
各行は「最初の一手 | 人に残す最重要判断 | 業務の動き方」の順です。自社に近い業種、または近い動き方の業種から読んでください。
士業・専門サービス(10業態)
- 税理士事務所のAI活用 — 顧客からの資料回収と不足項目の確認を仕組み化する | 人:個別の税務判断と申告の確定は税理士が行う | 定期・更新型/イベント処理型
- 社労士事務所のAI活用 — 人事イベントの受付と不足情報の確認を定型化する | 人:申請書の作成・提出代行・事務代理は社労士のみ | イベント処理型/定期・更新型
- 経営コンサルティングのAI活用 — 案件ごとの「正本」を作り、資料と版を集約する | 人:最終見解の承認と、助言と経営判断の分離 | 個別受注・仕様合意型/状態変化・継続支援型
- 行政書士事務所のAI活用 — 聞いた内容と証拠を、項目ごとに突き合わせる | 人:報酬を得ての書類作成は行政書士の独占業務 | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
- 市場調査・リサーチ会社のAI活用 — 案件ごとに個人データの受領元と渡し先、外部のAIサービスに入れてよいデータを一枚の表に整理する | 人:調査課題と受託の合意、要配慮個人情報と同意の設計、無効票の除外基準、報告書と解釈の範囲の最終承認、個人データの委託・外国提供の可否 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- ISO・品質・環境コンサルティングのAI活用 — 顧客から何を預かり何を預からないかを決めて保管・返却・廃棄を1枚の表にし、外部のAIサービスに入れてよいものを方針として書く | 人:適用範囲の合意、受託するかの判断と支援範囲の最終合意、既存の仕事のやり方を活かすか規格に合わせて変えるかの折り合い、内部監査の独立性の線引き、審査当日に同席するかとどこまで発言するか、移行の期限と条件を認証機関に確認することを誰の責任で行うか、個人データを預かるかと扱いの条件・漏えい等が起きたときに誰に何をいつ伝えるか、範囲外の追加作業を有償とするかと料金・値引きの方針 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- 司法書士事務所のAI活用 — 決済の案件ごとに当事者×必要書類×状態の確認表を作り、前日までに未了を抜き出す | 人:申請書の最終確認と申請の代理、申請に進むかの判断と補正、本人確認情報の提供、認定を受けた司法書士による簡裁代理の受任の判定、取引時確認の確定、受任の可否 | イベント処理型/定期・更新型
- 弁護士事務所のAI活用 — 相談の段階から依頼者・相手方・関係人を当事者台帳に記録して照合し、職務を行い得ない事件に当たるかの判断につなぐ | 人:職務を行い得ない事件に当たるかの判断、受任の可否、法律相談での見解と相手方との交渉、書面の内容の確定、秘密の開示、預り金の扱い | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
- 弁理士・特許事務所のAI活用 — 特許庁の通知1通ごとに、期限と出願人・権利者の指示を一つの台帳に並べる | 人:書類の最終確認と特許庁への手続、業務を行い得ない事件と秘密の提供の判断、応答・審査請求・放棄・更新・外国出願をするか(出願人・権利者)、期限台帳の確定 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- 会計・経理BPOのAI活用 — 委託元が確認した処理ルールの版で入力し、ルールに無い取引は照会で止めて回答を版に戻す | 人:受託の範囲と開始の可否、回答が得られない取引の扱い、報告の提出、支払の準備を止める判断、口座の変更の反映、漏えい等への対応(処理ルールの決定と振込の承認は委託元) | 定期・更新型/イベント処理型
建設・住宅・設備(20業態)
- リフォーム会社のAI活用 — 現地調査で集めた情報を項目ごとに構造化する | 人:石綿の有無の確定と構造に関わる判断は有資格者 | 現場変更型/個別受注・仕様合意型
- 建設会社のAI活用 — 案件の正本を作り、会議録・日報・写真を構造化する | 人:危険性の評価と中止・再開、品質の合否判断 | 現場変更型/個別受注・仕様合意型
- 電気工事会社のAI活用 — 写真・変更・追加請求を、案件IDで連動させる | 人:必要資格の確定と停電・活線作業の安全判断 | 現場変更型/個別受注・仕様合意型
- 空調設備工事会社のAI活用 — 設備IDで、点検・故障・修理・冷媒の記録をひとつにする | 人:冷媒の回収・充塡の可否と漏えい・点検の判断 | 定期・更新型/継続運用・変更管理型
- 工務店・注文住宅のAI活用 — 変更を「原因」で区分し、影響を承認前に出す | 人:一定規模の設計・工事監理は建築士が行う | 現場変更型/個別受注・仕様合意型
- 建物設備管理・保守会社のAI活用 — 建物・設備・根拠となる法令・周期(条件と除外つき)・資格と許可の要否・次回期限・義務者の7つの列を1枚の台帳にし、次の期限と未実施が出てくる状態を作る | 人:資格者でなければできない調査・検査・点検、建築物環境衛生管理技術者・電気主任技術者・承認を受けた受託者としての監督と意見、浄化槽の保守点検を委託する先の選定、受託範囲と責任の分界・金額を決めて契約すること、報告書と点検結果が事実と一致していることの確認、設備や給水を止めるか・避難を求めるかの判断、価格改定の交渉、危険作業を実施するか中止するかの判断、誰をどの現場に置くかの決定、漏えい等の報告と通知の要否 | 定期・更新型/イベント処理型
- 内装工事会社のAI活用 — 現地で分かったことと、まだ分かっていないことを案件の正本に分けて集める | 人:許可の区分の判断、資格者でなければできない設計・工事監理に当たるかの確認、技術者の決定、届出等の名義の確定、廃棄物の排出事業者と管理票の名義の判断、引渡しの可否、契約不適合か追加要望かの判定 | 現場変更型/イベント処理型
- 土木工事会社のAI活用 — 許可・審査・届出・点検の期限を、起算点と根拠つきで1本のキューにまとめる | 人:受注・技術者の配置・施工方法・安全・廃棄物・協議・検査・情報の外部提供の判断 | 現場変更型/定期・更新型
- 警備会社のAI活用 — 警備員一人ごとの適格性・資格・教育の状態と期限を一つの台帳にまとめる | 人:警備員の適格性の確認、誰に当該種別の業務を実施させるかの確定、教育計画書の作成と実施記録への付記、書面の交付、認定の更新、価格と更新条件の決定、現場の危険への対応 | 定期・更新型/イベント処理型
- 塗装工事会社のAI活用 — 前回の塗装の記録と現地調査の結果を1件にまとめ、確かめられていないことを見積の前提条件として書面に出す | 人:受注の範囲、仕様の最終決定、技術者と作業主任者の配置、届出・報告の名義、中止の判断、引渡しの可否 | 現場変更型/イベント処理型
- 防水工事会社のAI活用 — 案件の最初に自社の立場を確定し、報告・選任・管理票などの義務を義務者と相手方ごとに1枚に並べてから着工する | 人:工法・仕様の決定、当日の施工可否、保証書の内容、契約不適合か保証の対象かの判定、支払と下請契約 | 現場変更型/定期・更新型
- 解体工事会社のAI活用 — 解体の前に調べた事実を1件1枚の台帳に確定し、説明・報告・届出・計画・掲示の書面をそこから作る | 人:石綿の事前調査、届出の名義、作業主任者と運転者の配置、排出事業者の確定、追加費用の合意 | 現場変更型/イベント処理型
- 給排水・管工事会社のAI活用 — 案件を受けた時点で、施工場所の水道事業者・自社の指定の有無・工事の種類・自社の立場を記録する | 人:主任技術者の選任と工事ごとの指名、基準への適合の確認、受注の範囲、引渡しの可否 | 現場変更型/イベント処理型
- 消防設備会社のAI活用 — 点検で見つかった不良を1件ずつ台帳にし、申入れ・回答・整備や工事・次回の確認まで追う | 人:点検そのもの、資格者でなければ行えない整備と工事、報告書の内容の確定、着工の届出 | 定期・更新型/現場変更型
- 造園工事会社のAI活用 — 樹木ごとの台帳から、年間の周期・作業の記録・薬剤の帳簿・顧客への報告を回す | 人:資格者でなければ行えない運転と玉掛け、主任技術者と作業指揮者の職務、就業させる者の割当、農薬の使用、悪天候の中止、漏えい等の報告 | 現場変更型/定期・更新型
- 外構・エクステリア会社のAI活用 — プラン・見積・製品の仕様を同じ版の番号で結び、施主と確定した版だけを契約・発注・施工図に流す | 人:資格者でなければ行えない運転と玉掛け、主任技術者と作業主任者の職務、版の確定、契約、手続の要否と名義、排出事業者の確定、引渡し | 現場変更型/イベント処理型
- 通信設備・弱電工事会社のAI活用 — 法令の当てはめと範囲の線を、1件ごとに「該当/対象外と確認済み/未確認」で持つ | 人:工事担任者が行う接続の工事、主任技術者又は監理技術者と作業主任者の職務、当てはめの確定、受注と範囲、変更の合意、引渡し | 現場変更型/イベント処理型
- エレベーター保守会社のAI活用 — 所有者に出す作業報告書を、昇降機ごとにつないだ点検・出動・修理の履歴から組み立てる | 人:資格者による定期検査と結果の判定、主任技術者の職務、使用中止の申入れと再開してよい状態かの判断、報告書の内容の確定、部品の選定 | 定期・更新型/イベント処理型
- 法人向け清掃会社のAI活用 — 現場ごとの仕様書を正本にし、日報・品質点検・月次の報告書を同じ区画と作業の単位で照らし合わせる | 人:清掃作業監督者などの職務、仕様書の確定、区分の判定、現場での指揮命令、作業者の安全、価格、漏えい等の報告 | 定期・更新型/イベント処理型
- ビルメンテナンス会社のAI活用 — 建物×業務区分の割当台帳を正本にし、年間業務計画と作業予定を作る | 人:消防設備士・消防設備点検資格者による点検、登録営業所の監督者と建築物環境衛生管理技術者の職務、入札と価格、契約、実施者の決定、計画と報告の確定、出動と安全、登録の申請と変更の届出 | 定期・更新型/イベント処理型
不動産(10業態)
- 不動産売買仲介のAI活用 — 物件調査の証跡をひとまとめにし、不足を出す | 人:重要事項説明の実施と説明事項の確定は宅建士 | マッチング型/審査・発給・公開承認型
- 不動産賃貸管理のAI活用 — 問い合わせと修繕受付を「案件」として一本化する | 人:原状回復の負担区分を最終的に決めること | 定期・更新型/イベント処理型
- 不動産賃貸仲介のAI活用 — 物件情報に「未確認・確認済み・契約に使った版」の状態を付ける | 人:重要事項説明と書面への記名は宅建士のみ | マッチング型/審査・発給・公開承認型
- 建築設計事務所のAI活用 — 要求と設計条件の台帳を作り、図面の版と差分をつなぐ | 人:設計内容の確定と監理上の是正、記名・重要事項の説明 | 個別受注・仕様合意型/現場変更型
- マンション管理会社のAI活用 — 管理組合ごとの事業年度から法令が決めた期限を1枚の台帳に並べ、管理組合・住戸・契約の番号で会計・滞納・名簿・点検・修繕・苦情の記録をつなぐ | 人:重要事項の説明と書面への記名・管理事務の報告の説明、管理業務主任者の人数と受託増の判断、財産の分別管理の方法と保証契約、印鑑等を預かるかの判断、管理者を引き受けている場合の利益相反のおそれがある取引の事前説明、受託の可否と条件、管理委託料の改定や撤退、滞納の法的措置の提案、議案の決議要件の当てはめと助言、規約改正の提案、緊急時の先行手配の範囲、修繕積立金の改定案の示し方、大規模修繕での自社・関係会社の関与範囲と開示、個人データの提供範囲 | 定期・更新型/イベント処理型
- 土地家屋調査士事務所のAI活用 — 筆界点ごとの台帳を作り、図面・申請情報・調査報告書をそこから作る | 人:受任するか、筆界点の位置の判断と根拠の記録、所有者への説明、申請の最終確認 | 現場変更型/イベント処理型
- 測量会社のAI活用 — 案件で使う既存の測量成果を、出所・承認・明示の台帳に着手前に確定する | 人:受注と作業計画、既存の測量成果を使うかと承認の要否、技術者の割当、成果の最終確認 | 現場変更型/定期・更新型
- 不動産買取再販会社のAI活用 — 物件ごとの調査・建物状況調査・改修の記録を1物件1台帳の正本に結び、未確認の項目が残る間は先へ進まない | 人:調査結果の確定、宅地建物取引士の記名と説明、買取・発注・販売の判断 | 現場変更型/イベント処理型
- 中小不動産デベロッパーのAI活用 — 用地ごとの案件の正本に、調査の資料・法令の区分・許可と確認の台帳を結ぶ | 人:現地と役所の調査、区分の当てはめ、事業化・契約・引渡しの決定、宅地建物取引士の記名と説明 | 現場変更型/イベント処理型
- 不動産鑑定事務所のAI活用 — 依頼者との打合せの記録を、合意した事項と合意していない事項に分けて確認書の版にし、変更も版で残す | 人:基本的事項と条件の設定、最有効使用の判定と鑑定評価額の決定、鑑定評価書への署名 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
製造(20業態)
- 金属切削加工のAI活用 — 引合い・図面・見積を案件単位で一元化する | 人:加工条件の承認と出荷可否の最終判定 | 個別受注・仕様合意型/ロット・追跡型
- 産業機械製造のAI活用 — 仕様・図面・BOMの版と変更理由を、案件IDで統合する | 人:安全設計の承認と、出荷してよいかの判断 | 個別受注・仕様合意型/継続運用・変更管理型
- 食品製造のAI活用 — 原材料から出荷先までを、ひと続きで追えるようにする | 人:表示の最終承認と出荷可否の決定 | ロット・追跡型/審査・発給・公開承認型
- 印刷会社のAI活用 — 校正のやり取りと校了版を一本化して管理する | 人:校了版の確定という承認行為と権利の判断 | 個別受注・仕様合意型/審査・発給・公開承認型
- 板金加工のAI活用 — 品番と図面の版ごとに加工データを結び、曲げ条件表を実測値で更新する | 人:図面の解釈、加工可否、価格と納期、加工条件の変更、初品と出荷の判断、安全の措置と配置 | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
- プレス加工のAI活用 — 金型を1型1行の台帳にして、段取り・保全・保管の協議をそこから出す | 人:異常時の使用停止と補修、特定自主検査の実施、作業主任者の選任、出荷の可否、単価や保管の協議 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- 金型製造のAI活用 — トライと修正を1型1台帳で記録し、修正の原因の区分と量産移行の承認までを閉じる | 人:見積価格と受注の可否、出図の承認、トライの合否と修正方針、出荷の可否、図面データの提供への回答 | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
- 溶接・製缶のAI活用 — 図面・仕様から溶接と検査の要求を受付の時点で抜き出し、着手前に人が確定させる | 人:法規への該当と手続の要否、加工可否、価格、溶接条件の承認、出荷の可否、配置と作業主任者の選任 | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
- 家具・木工製造のAI活用 — 家具図の版、製作図と見本・先行品の承認、承認後の変更を案件ごとに1本の台帳で持つ | 人:図面の解釈、製作可否、見積価格、変更の受入れ、先行品の合否、出荷の可否 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- 飲料製造のAI活用 — 品目ごとの殺菌条件の票を正本にし、殺菌・計器・使用水の記録をその票で照らし合わせる | 人:殺菌条件の承認、外れた製品の扱い、出荷の可否、期限と表示の確定、受託するか | 定期・更新型/個別受注・仕様合意型
- 工作機械・専用機製造のAI活用 — 機番ごとに顧客と約束した保証値と検査項目の対応表を作り、精度検査・加工テスト・立会いの成績を照らし合わせる | 人:見積価格と保証値の決定、不合格の原因の区分、出荷の可否、危険情報の通知の内容の確定、輸出の該非と可否 | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
- 自動車部品製造のAI活用 — 品番ごと・期間ごとに、内示・確定注文・納入指示と見積のときの予定数量を1つの台帳に並べる | 人:見積価格と前提、協議を求めるか、初品の合否、出荷の可否、変化点の申請、補給品と型の協議、支払の承認 | 定期・更新型/個別受注・仕様合意型
- プラスチック製品製造のAI活用 — 品番ごとの成形条件の票を正本にし、成形・乾燥の記録と材料ロットをその票で照らし合わせる | 人:成形条件の承認、出荷の可否、材料の変更の承認、端材の行き先 | 定期・更新型/個別受注・仕様合意型
- 紙・紙加工品製造のAI活用 — 受注ごとの製造指図を品番マスターから作り、段取りで使う型・版の番号を指図と照らし合わせる | 人:受注の可否、見積、刷版の確定、合否の判定、法令上の区分の確定、型・版の保管と廃棄、単価の協議 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- 包装資材製造のAI活用 — 品番ごとに版の世代・色見本・層構成・条件・検査の基準を1行の票に定め、刷り出しと工程・検査の記録を突き合わせる | 人:刷り出しの合否、出荷の可否、層構成の決定、原材料の説明の内容の確定 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- 電子部品製造のAI活用 — 顧客の部品表を品番ごとに実装図と照らし合わせ、顧客の承認がそろった行だけを承認済みの部品表にしてから手配と実装に使う | 人:代替部品を使うか、工程条件の承認、出荷の可否 | 定期・更新型/個別受注・仕様合意型
- 電気機器製造のAI活用 — 配電盤・制御盤の製番ごとに、承認図の各行と試験項目の対応表を作り、社内試験の結果をその表で照らし合わせる | 人:不合格の原因の区分、出荷の可否、受入の不一致の扱い | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
- 化学製品製造のAI活用 — 製品ごとの処方の版を正本にし、製品の区分・SDS・表示をその版から引く | 人:区分の確定、処方の承認、逸脱したバッチの扱いと出荷の可否 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- ゴム製品製造のAI活用 — 品番ごとに配合表と加硫条件の票を1組の正本にし、練りのバッチと加硫の記録をその正本で照らし合わせる | 人:配合と加硫条件の承認、逸脱したバッチや製品の扱い、出荷の可否 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- 繊維・縫製のAI活用 — 品番ごとに仕様の正本へ版を付け、裁断・縫製・検品の作業指示書と見本を同じ版に差し替えて照らし合わせる | 人:量産の仕様の確定、出荷の可否、表示の内容、協議を求めるかの判断 | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
卸売・物流(12業態)
- 運送会社のAI活用 — 受注から配車へつなぐ前に労務制約を先に掛ける | 人:点呼に基づく出庫可否と配車の最終判断 | イベント処理型/定期・更新型
- 倉庫・3PLのAI活用 — 荷主ごとの例外手順を検索できるようにし、実績を記録する | 人:在庫差異の責任区分と危険物の受入可否 | イベント処理型/ロット・追跡型
- 機械工具卸のAI活用 — 用途条件から商品を探す作業をAIで支援する | 人:代替品の最終適合と規制該当性の確認 | イベント処理型/マッチング型
- 建材卸のAI活用 — 現場IDで、見積版・発注・配送・請求をつなぐ | 人:代替品が設計に適合するかの最終決定 | 現場変更型/イベント処理型
- 食品卸のAI活用 — 仕入ロットから在庫・出荷先までを1本でつなぐ | 人:回収・出荷可否の決定と表示責任の所在確認 | ロット・追跡型/イベント処理型
- 化学品・樹脂・工業材料専門商社のAI活用 — 化学品IDの下で、SDSの版と提供履歴をつなぐ | 人:法令上の該当状態は化学物質管理者の関与のもとで確定 | 継続運用・変更管理型/ロット・追跡型
- 包装資材商社のAI活用 — 仕様IDを「組み合わせ」で承認し、承認済みだけを発注へ渡す | 人:食品接触用途の確定と、承認サンプル・色校の現物判定 | 個別受注・仕様合意型/審査・発給・公開承認型
- 医療機器卸のAI活用 — シリアル/ロットから施設・納入日・現在の状態を逆引きする | 人:営業所管理者の法令上の管理と、区分・取扱可否の事業判断 | ロット・追跡型/継続運用・変更管理型
- アパレル卸のAI活用 — SKUマスターを一つの正本にし、派生物の版ずれを検査する | 人:シーズン計画・仕入数量の決定と、表示者・表示内容の確認 | ロット・追跡型/定期・更新型
- 引越会社のAI活用 — 受付の時点で案件番号を発番し、訪問見積のチェックリストと写真・見積書・配車・当日の作業報告・引渡しの確認・請求・事故や苦情の記録を同じ番号に紐づける | 人:点呼と乗務の可否、異常気象その他の理由により輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときの措置、勤務時間及び乗務時間の範囲内での乗務割の作成、見積金額と引受けの可否、解約・延期手数料を請求するかと額、繁忙期の受注の上限と料金、他の事業者の運送を利用するかとその条件、引渡しができない荷物の寄託・供託・競売の選択と賠償の可否と方法、漏えいが起きたときの報告と通知 | イベント処理型/現場変更型
- 日用品卸のAI活用 — 品目ごとに区分と確認状態を商品マスターに持ち、受注・出荷・提案がその状態を参照する | 人:区分と確認状態の確定と取扱いの開始、根拠の無い差引の扱い | イベント処理型/定期・更新型
- EC物流・フルフィルメントのAI活用 — 封かんの前に注文ID・納品書の注文番号・送り状の番号を注文ごとに突き合わせ、一致しない注文を出荷の前に止める | 人:照会と再作業の確認、受入の判断、外部へ渡すことと漏えい等の通知・報告の要否 | イベント処理型/定期・更新型
人材・研修・BPO(11業態)
- 人材紹介会社のAI活用 — 求人・求職者情報を構造化し、不足項目を洗い出す | 人:最終的な推薦の可否と推薦文の事実確認 | マッチング型/イベント処理型
- 研修会社のAI活用 — ヒアリング内容を研修設計ブリーフとして正本化する | 人:教材の教育上の妥当性と最終品質の判断 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- 人材派遣会社のAI活用 — 抵触日を事業所と組織単位の2軸で持ち、期限キューを出す | 人:派遣可否の判断と抵触日以降の対応方針 | マッチング型/定期・更新型
- 採用代行・RPOのAI活用 — 応募を候補者レコードへ統合し、受付通知をSLA内に送る | 人:職業紹介に当たるかの行為区分の判定 | イベント処理型/マッチング型
- コールセンター・BPOのAI活用 — 委託元ごとのSOP・権限に版を付け、応対記録へ紐付ける | 人:回答が委託元の権限内かの判定と本人確認 | イベント処理型/継続運用・変更管理型
- 営業代行会社のAI活用 — 受領データの台帳を作り、出所と利用条件を記録する | 人:取得・提供・送信の可否と、勧誘の継続・停止の判断 | イベント処理型/個別受注・仕様合意型
- 展示会・イベント運営会社のAI活用 — 見積番号を案件番号として契約・発注書面・届出・請求・入金まで結び、発注書面と契約の型を決める | 人:受注の可否、協力会社への発注条件、中止・延期、当日の事故と避難、追加請求の判断 | 現場変更型/イベント処理型
- オフィス移転・ファシリティ支援のAI活用 — 現地で測った値・ビル管理者の回答・賃貸借契約と工事区分表の要点を案件の正本として一つに集め、未確定の事項は未確定のまま残す | 人:要件と未合意事項の合意、原状回復の範囲の見立てと貸主との協議・顧客への説明、受託の形と請負範囲の決定、契約の締結と中古什器の買取・販売を行うかの決定、当日の事故・遅延・破損への対応方針と有償か無償かの判定、顧客の図面・名簿・金額を外部サービスへ入れてよいかの決定と価格・値引きの方針 | 現場変更型/個別受注・仕様合意型
- フランチャイズ本部のAI活用 — 契約台帳に契約日・更新日・解除日・店舗コードをそろえ、書面・募集資料・契約書に載せる数値を原本から集計して作る | 人:加盟の可否の決定、書面の内容の確定・交付・説明、募集資料と説明内容の最終確認、出店の可否と条件の決定、契約に基づく是正の要求の判断、仕入先の指定・推奨の範囲と新商品の導入の可否と費用の分担、ロイヤルティ体系と契約条項の改訂・契約の更新と解除、協議に応じるかとその条件の決定、表示・広告の内容の確定、回収・販売中止・公表の範囲と漏えい等が起きたときの報告・本人通知 | 定期・更新型/イベント処理型
- 秘書・事務代行のAI活用 — 依頼を1件1行のタスク台帳で受け、委任範囲表に照らして止めるものを入口で止める | 人:受託の範囲と料金、取引時確認の結果を確かめて契約に進めるか、業務委託として始めるか、範囲外の依頼の扱い、誤りへの対応、外部のAIへ入れる項目 | 定期・更新型/イベント処理型
- レンタルオフィス・コワーキング運営のAI活用 — 申込み・取引時確認・確認記録・契約を1契約1行で結び、郵便物は1通1行で記録する | 人:利用の可否と契約の締結、疑わしい取引の届出をするか、統括管理者と防火管理者の選任、賃借の場合の賃貸人への承諾の申請、郵便物の扱い、漏えい等への対応 | 定期・更新型/イベント処理型
IT・SaaS・Web・広告(12業態)
- SIer・受託開発会社のAI活用 — 要望と合意済み要件を分け、要件IDで検収までつなぐ | 人:合意済み要件の確定と検収の可否判断 | 個別受注・仕様合意型/継続運用・変更管理型
- Web制作会社のAI活用 — 修正指示を変更IDに集約し、契約範囲の消化を見える化する | 人:公開してよいかの判断と素材の権利確認 | 個別受注・仕様合意型/審査・発給・公開承認型
- 広告代理店のAI活用 — 実績の集計とレポートの図表化を自動化する | 人:表示の適法性の確定と要根拠表現の評価 | 定期・更新型/審査・発給・公開承認型
- SaaS企業のAI活用 — 変更IDに、その後の問い合わせと障害を紐付ける | 人:本番反映の承認と顧客データの利用可否 | 継続運用・変更管理型/定期・更新型
- IT保守・MSPのAI活用 — 変更IDを採番し、実施・検証・障害まで変更IDへ戻す | 人:承諾の範囲の確定と本番変更・復旧の承認 | 継続運用・変更管理型/イベント処理型
- SEO・コンテンツマーケ支援のAI活用 — 仮説ID・施策ID・観測IDでつながる台帳を作る | 人:公開の承認と、監修者の要否・規制の確定 | 定期・更新型/審査・発給・公開承認型
- データ分析・BI支援会社のAI活用 — 案件ごとに預かったデータの受領元・項目・利用目的・契約の定め・保管場所・消去の予定を1枚の表にし、外部のAIサービスに入れてよいデータを方針として決める | 人:分析課題の合意とデータが足りるかの判断・受託の判断、データの受け渡しが委託・第三者提供・共同利用・個人関連情報の提供のどれに当たるかの確認と契約への反映、指標の定義と計算式の合意と変更・追加費用・納期の受け入れ、除外・補完のルールの決定と個人データの加工の設計、基盤の置き場所と誰にどこまで見せるかの決定、結論と示唆の最終承認と過去に出した数値を訂正するかの決定、委託先の監督と外国にある第三者への提供の可否、漏えい等が起きたときの報告と本人への通知 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- サイバーセキュリティ事業者のAI活用 — 検査の承諾の範囲を1件ごとに書面の実施合意(RoE)にし、検査計画・実施記録・報告書をそこから作る | 人:承諾の範囲と実施合意、受託するか、検査の中断・停止、インシデント時の報告・通知の主体と順序 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- クラウド導入支援会社のAI活用 — 利用権と役務を別の明細にし、見積から請求・粗利まで同じ受注番号で結ぶ | 人:受注の範囲と見積の前提、設計の確定と受入、移行するデータと本番切替の可否、管理権限を残す範囲 | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- SNS運用代行のAI活用 — 投稿1本ごとに、承認された版・素材の権利・表示の点検・公開を1つの記録で結ぶ | 人:受託の範囲、素材の利用可否と公開の実施、乗っ取りの疑いへの初動、コメントの非表示・削除、キャンペーンの実施と表示の条件(投稿の承認と対外的な説明はクライアント) | 定期・更新型/イベント処理型
- アプリ開発会社のAI活用 — ビルドの版を鍵に、テスト・検収・提出の前の照合・顧客の提出の承認・審査・公開を一本の台帳にする | 人:受けるか、要件の合意、採用する外部サービス、提出するか | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
- ITコンサルティング会社のAI活用 — 顧客の資料を受け取る前に項目を確かめ、個人データを含まないと確認できた資料だけを受け取り、受領後に全件を点検する | 人:受け取るかの判定、推奨、成果物の承認(要求の合意とベンダーの選定は顧客) | 個別受注・仕様合意型/定期・更新型
医療・介護・宿泊(17業態)
- ホテル・旅館のAI活用 — 多言語のレビューと問い合わせをAIで処理する | 人:アレルギー等、安全に関わる要望の提供可否 | イベント処理型/マッチング型
- 訪問介護事業所のAI活用 — 音声・メモから提供記録の草案をAIで作る | 人:提供記録の確定と援助内容・中止の最終決定 | 状態変化・継続支援型/定期・更新型
- 歯科医院のAI活用 — 診療録の草案化——診療をした歯科医師が確認して確定する | 人:診療録の確定は診療をした歯科医師が行う | イベント処理型/定期・更新型
- デイサービスのAI活用 — 音声・メモから提供記録の草案を作り、提供者が確定する | 人:提供記録の確定と当日の提供・入浴可否 | 定期・更新型/状態変化・継続支援型
- 調剤薬局のAI活用 — 疑義照会の準備と経過の記録を構造化する | 人:疑義の有無の判断と調剤の内容の確定は薬剤師 | イベント処理型/定期・更新型
- 訪問看護ステーションのAI活用 — 保険種別・指示書・請求の整合を期限から管理する | 人:看護の実施と観察結果の確定、指示の範囲の判断 | 状態変化・継続支援型/定期・更新型
- 健診センターのAI活用 — 受診者ごとに識別子と受診日を決めて予約・問診・受付・実施項目を同じ台帳に載せ、受託の区分ごとに実施する項目・記録の様式・提出先・請求の相手方・保存期間を1枚の対応表にする | 人:当日その人が受診できるかと項目を外すかの医学的な判断、画像の読影と所見の確定・医師の診察、項目ごとと総合の判定・要精密検査と受診勧奨の判定、就業上の措置に関する医師の意見、保健指導と特定保健指導の面接・行動計画の策定・実績の評価、委託先の選定と精度管理上の是正措置・体制と届出の要否、受託元へ返す結果の範囲と漏えい・誤送付が起きたときの報告と本人への通知 | 定期・更新型/イベント処理型
- 動物病院のAI活用 — 来院1件を動物の記録(診療簿)と飼い主とのやり取りに分けて持ち、会計と照合する | 人:診察・診断と治療方針、処置と投薬の判断、診療簿の確定、飼い主への説明 | イベント処理型/定期・更新型
- 内科クリニックのAI活用 — 外部に出した検査を1件ごとの状態で持ち、結果の戻りを医師の確認と患者への連絡まで閉じる | 人:診察・診断・処方・検査結果の評価、診療録の確定、診断書の交付、紹介するかどうか | イベント処理型/定期・更新型
- 整形外科クリニックのAI活用 — 初診の受付で受傷の経緯を聞き、給付・支払の取扱いと第三者の行為の有無を別々の欄で持って、会計・請求・書類まで運ぶ | 人:診察・診断・治療方針・読影・処置、リハビリテーションの指示と再評価、診療録と診断書の確定 | イベント処理型/定期・更新型
- 眼科クリニックのAI活用 — 来院1件ごとに、検査の指示・実施者と資格・機器から取り込んだ結果・左右を1つの記録に並べる | 人:検査の指示、診察・診断・治療方針、処置と手術、眼内レンズの選択、処方、診療録の確定、説明と同意 | イベント処理型/定期・更新型
- 鍼灸院・整骨院のAI活用 — 1件の負傷・疾病を単位に施術録の草案を作り、施術を行った施術者が確定する | 人:施術そのもの、医師の同意の取得、施術の対象か・受診を勧めるか、療養費で扱うかの決定、施術録と申請書の確定 | イベント処理型/定期・更新型
- 福祉用具貸与・販売のAI活用 — 貸与中の1台×利用者を単位に、計画・提供期間・モニタリングを1本の貸与台帳に載せる | 人:選定の提案、計画の確定と利用者の同意、使用を始めてよいか・再び貸与してよいかの判断、モニタリングを踏まえた計画の変更、事故と苦情への対応 | 定期・更新型/イベント処理型
- 特別養護老人ホームのAI活用 — 事故・ヒヤリハット・苦情・虐待の兆候・身体的拘束等を、一つの事象の台帳で受ける | 人:医師と看護職員の業務、計画担当介護支援専門員と管理者の職務、身体的拘束等を行うかの判断と記録、事故の措置と連絡、虐待の通報、入所の判定、食事形態と移乗の方法の確定、請求の確定 | 定期・更新型/イベント処理型
- 介護付き有料老人ホームのAI活用 — 出来事を1件1行で一度だけ記録し、帳簿と記録へ振り分ける | 人:看護職員の業務、計画作成担当者と管理者の職務、虐待の通報、入居の可否、契約の締結と解除、身体的拘束等を行うか、事故の連絡の内容と賠償、請求と返還額の確定、届出・報告の内容、料金・前払金の方針 | 定期・更新型/イベント処理型
- 居宅介護支援事業所のAI活用 — 利用者×月を単位に、法定の工程と期限を1本の法定工程台帳に載せる | 人:担当の介護支援専門員による課題の把握・原案の作成・同意の取得・計画の変更、提供の可否、管理者の選任、毎月の文書の提出と請求の確定、事故の連絡と措置、苦情への対応、虐待の通報 | 定期・更新型/イベント処理型
- ビジネスホテル運営会社のAI活用 — 施設ごとの法定の区分・許可・条例を、施設1つ×制度の項目1行の台帳にする | 人:宿泊を拒むか、客室の販売可否、区分の確定、選任と改修の決定 | イベント処理型/定期・更新型
支援機関・団体(6業態)
- 商工会議所のAI活用 — 制度の候補検索と確認事項の一覧化を仕組みにする | 人:原産地証明等の発給可否の審査・決定 | 審査・発給・公開承認型/情報集約・共同利用・公表型
- 商工会のAI活用 — 証憑の分類と記帳データの作成を定型化する | 人:記帳支援が税理士業務に当たるかの区分判定 | 審査・発給・公開承認型/状態変化・継続支援型
- 業界団体・協会のAI活用 — 法改正を監視し、影響候補を団体見解の承認付きで会員へ届ける | 人:団体見解の承認と統計を公表してよいかの判断 | 情報集約・共同利用・公表型/定期・更新型
- 中小企業支援機関・産業振興財団のAI活用 — 企業IDと相談案件IDを分けて、支援履歴を統合する | 人:正式記録の確定と、支援で担う範囲の切り分け | 状態変化・継続支援型/イベント処理型
- 観光協会・DMOのAI活用 — 事業ごとのIDで財源・支出・KPI・報告書を一つの台帳に結び、財源ごとの条件と報告期限を一覧にする | 人:実績報告の確定、指定管理の事業報告書の確定と提出、旅行業の登録が要るかの判断、観光地経営戦略と会費体系、災害時の発信 | 定期・更新型/イベント処理型
- NPO・一般社団法人のAI活用 — 法定の書類ごとに書類名・根拠・作成の期限・保存の起算日と期間・備置きの起算日と期間と場所・閲覧の対象か・提出先と方法・公告の方法を1枚の表にし、入金を会費・寄付・助成/補助・受託・指定管理の利用料金に分け、寄付は受付の時点で氏名・住所・金額・受け入れた年月日を記録する | 人:計算書類・財産目録の確定、年次の書類の確定と特定非営利活動法人であれば所轄庁への提出、貸借対照表の公告、認定を受けている場合の追加の書類の確定・備置き・提出、公益法人等又は人格のない社団等に当たる場合の収益事業開始の届出、条例に基づく指定を受けている場合の事業報告書の確定と提出、一般社団法人であれば登記の期限の管理と官報公告への対応、事業計画と活動予算の決定、入会の承認と除名、寄付を受け入れるかと使途の決定、申請内容の最終確認と提出、区分経理と配賦の方針、認定を申請するか・更新するか、申告内容の確定、漏えい等が生じたときの報告と本人への通知の要否と内容 | 定期・更新型/イベント処理型
金融・保険(7業態)
- 保険代理店のAI活用 — 顧客・契約・満期の「代理店側の正本」を作る | 人:顧客の意向の確定と特定商品を推奨する判断 | 定期・更新型/イベント処理型
- リース会社のAI活用 — 契約・注文・物件IDをつなぎ、開始イベントを証跡から確定する | 人:与信・条件の決定と、契約の開始状態の確定 | 審査・発給・公開承認型/定期・更新型
- ファクタリング・資金調達支援のAI活用 — 債権IDに、請求書・契約・検収・入金実績を結ぶ | 人:取引区分(貸付該当性)と債権の実在の確定 | 審査・発給・公開承認型/イベント処理型
- 地域金融機関の法人営業・事業支援のAI活用 — 面談記録と財務情報を、同じ案件IDへ接続する | 人:融資の可否・条件・格付は規程上の権限者 | 状態変化・継続支援型/審査・発給・公開承認型
- IFA・独立系金融アドバイザーのAI活用 — 顧客の属性と投資目的を「確認済みの状態」として持つ | 人:顧客属性の正式な確認と適合性の判断 | 状態変化・継続支援型/マッチング型
- M&A・事業承継仲介のAI活用 — ネームクリアを「承認の状態」として管理する | 人:実名開示の承認と、秘密情報の開示範囲の決定 | マッチング型/審査・発給・公開承認型
- 住宅ローン仲介のAI活用 — 1件の媒介の経過を1件の台帳に結び、媒介の内容の記録をそこから作る | 人:対人の明示・説明・意思の確認、引受け・提案・申込みの取次ぎの決定 | マッチング型/イベント処理型
出版・メディア・制作(7業態)
- 出版社のAI活用 — 企画IDの下に、原稿の版と校了の状態を集める | 人:企画の採否、出版契約の利用範囲、校了の宣言 | 個別受注・仕様合意型/継続運用・変更管理型
- 出版プロデューサー・出版企画支援のAI活用 — 提案を「提案先ID×版番号×日付」で記録する | 人:出版目的の合意と、保証する範囲の線引き | マッチング型/個別受注・仕様合意型
- 編集プロダクションのAI活用 — 修正指示を1本の一覧に統合し、改訂回数を数える | 人:仕様の合意と、仕様外の判定・追加費用の提示 | 個別受注・仕様合意型/イベント処理型
- PR会社・広報支援のAI活用 — 確認済みファクトの一覧を1本作り、全発信物をそこから作る | 人:確認済みへの昇格と、発表の承認(発注者の権限者) | 情報集約・共同利用・公表型/イベント処理型
- 動画制作会社のAI活用 — 撮影当日の変更を、その日のうちに記録として残す | 人:撮影の実施と現場での判断、納品媒体の合意 | 個別受注・仕様合意型/現場変更型
- デザイン会社のAI活用 — 素材にIDを付け、利用範囲を納品データに添える | 人:確定要件の合意と、納品データの権利・素材の採用 | 個別受注・仕様合意型/継続運用・変更管理型
- 写真館・フォトスタジオのAI活用 — 予約から入金までを一つの番号で結び、写真の権利と同意のルールを文章にする | 人:撮影とお客さまと写真を選ぶ時間、作例に使うかの判断、学校との契約、キャンセル料の適用 | イベント処理型/定期・更新型
自動車・モビリティ(10業態)
- 自動車販売店のAI活用 — 顧客IDと車両IDを、見積・契約・登録・納車まで1本でつなぐ | 人:下取・値引き・最終見積の決定と契約の成立は権限者 | イベント処理型/個別受注・仕様合意型
- 自動車整備工場のAI活用 — 受付の症状メモと整備履歴を、車台番号で突き合わせる | 人:保安基準適合性の判定と、追加整備の範囲・金額の確定 | イベント処理型/定期・更新型
- レンタカー事業者のAI活用 — 貸渡しごとの番号を決め、出発時の記載事項・引渡し時の写真・返却時の状態・走行キロ数・料金・入金を同じ番号に紐づける | 人:貸渡しの可否、運転免許証の内容の確認、運行の可否の決定と整備の内容・時期の決定、追加請求の要否と金額、事故・故障・盗難・未返還への対応方針、届出・報告の内容と時期の確定、料金と約款の決定・補償制度の設計・車両の入替と売却、漏えい・誤交付が起きたときの報告と本人への通知 | イベント処理型/定期・更新型
- 中古車専門店のAI活用 — 1台につき1つの台帳を正本にして、表示・古物台帳・契約書面・申請書類・請求書・粗利をすべてそこから作る | 人:値決め、修復歴と走行距離の疑義の判定、表示の確定、契約条項と交付書面の確定、引渡し後の対応方針、届出・申請の要否と時期 | イベント処理型/定期・更新型
- タクシー会社のAI活用 — 乗務を単位に、点呼・日常点検・業務記録・営収を1本の乗務記録に結ぶ | 人:乗務させるか、運転者の選任、事故の報告の要否、指導の内容 | イベント処理型/定期・更新型
- 鈑金塗装工場のAI活用 — 損傷の記録を1台の正本にして、見積の案・協定資料・協定の差分をそこから作る | 人:修理方法と見積の確定、協定への合意、追加の作業の承諾、引渡しの可否、特定整備に当たりうる作業を自社の工程から外すか、条件に当たる場合の作業主任者と危険物保安監督者の選任 | 現場変更型/イベント処理型
- カーリース事業者のAI活用 — 整備の見積と結果を契約の範囲と照合し、車両ごとに積んだ整備原価を次の見積の見込みに戻す | 人:与信と見積条件、締結、範囲外の整備の承認と費用の負担、修理か全損か、中途解約と精算、売却と廃車、特定事業者に当たる場合の疑わしい取引の届出 | 定期・更新型/イベント処理型
- タイヤ販売・交換店のAI活用 — 預かっているタイヤを保管番号ごとの台帳に載せ、季節の案内と出庫の準備をそこから作る | 人:受ける作業と適合・指定値の確定、引渡しの可否、パンク修理の可否、引取りのない保管タイヤの扱い、廃タイヤの区分と委託先、買取の可否と価格 | 定期・更新型/イベント処理型
- 自動車部品販売会社のAI活用 — 受注明細ごとに、車両の特定情報・品番の確定の根拠・出荷・返品の理由を一つの記録にする | 人:確定できない受注の扱い、代替品の提案、取引条件の外の返品と費用の負担、保証の対応、古物営業の許可と安全運転管理者の選任の要否、品質情報での販売停止 | イベント処理型/定期・更新型
- 貸切バス会社のAI活用 — 1件の運送の記録から、照合一覧・運送引受書・乗務割・運行指示書・点呼の準備の案を作る | 人:運送を引き受けるか、見積額と運賃・料金の届出、選任された運行管理者の点呼と運行の指示、運行の中止、第二種運転免許による運転 | イベント処理型/定期・更新型
小売・EC・飲食(10業態)
- EC・D2CのAI活用 — 商品の正本と、公開されているページの差分を検査する | 人:商品ページの公開可否と、商材ごとの規制該当性の判定 | 継続運用・変更管理型/ロット・追跡型
- スーパーマーケットのAI活用 — 商品・ロット・期限を、入荷から販売停止までつなぐ | 人:調理・加工の実施と、衛生逸脱時の廃棄・再開の決定 | ロット・追跡型/定期・更新型
- レストランのAI活用 — レシピ・原材料・アレルゲンの情報を、ひとつの正本にまとめる | 人:調理・提供の実施と、アレルギー対応可否の回答 | 継続運用・変更管理型/イベント処理型
- 家具・インテリア小売のAI活用 — 注文書の番号を採寸・発注・入荷・配送・据付・引取まで結び、表示と価格、契約、引取の条件を文書にする | 人:接客と提案、据付現場の判断、引取品の区分、保証の適用、セール表示の決定 | イベント処理型/定期・更新型
- アパレル小売のAI活用 — 品番・色・サイズを同じ単位にそろえ、店頭・バックヤード・他店・ネットショップの在庫を同じ画面から引けるようにして、売場別に消化率を出す | 人:過去の販売価格を比較対照価格として掲げてよいかの決定と値下げの時期・率・対象の決定、返品・交換・値引き補償の範囲と注文服・法人注文の納期とキャンセル条件、買取りを始めるかどうか、個人情報を外部へ渡すときの条文の類型の確認と漏えい・誤送信が起きたときの報告・通知、現物の検品と棚卸の実査・接客と試着の同行・出荷前の突き合わせ、採用と労働条件・仕入予算と人員の配分・出店と退店の決定 | イベント処理型/定期・更新型
- 居酒屋のAI活用 — 宴会・団体の予約を、条件と確定人数を持つ1件の台帳で動かし、仕込み・発注・シフト・精算へつなぐ | 人:料金体系とキャンセル規定の決定、キャンセル料の請求、酒類の提供を断る判断、過度の飲酒への対応、深夜に営業する場合の区分と届出の判断 | イベント処理型/定期・更新型
- カフェのAI活用 — 商品ごとに、店内で飲食させるか・持ち帰りで渡すか・容器包装して売るかという提供の形を1つの台帳に書き、形ごとの確認点が確認済みか未確認かを見えるようにする | 人:許可・届出の区分の確定、衛生管理の計画の決定、表示の確定、アレルギーへの対応の可否、自家製品の期限、基準を外れたときに提供するかどうか、機器を止めるかどうか | イベント処理型/定期・更新型
- ベーカリーのAI活用 — 品目別・時間帯別の焼成計画を、販売と売れ残りの記録で毎日閉じる | 人:当日の焼成数の確定、配合の変更の承認、表示の内容と期限の設定、アレルギーの問い合わせへの回答、衛生上の逸脱があったときに製品を売るか廃棄するか、営業許可の範囲の確認、食品衛生責任者を定めること | 定期・更新型/イベント処理型
- 惣菜・弁当店のAI活用 — 品目ごと・時間帯ごとに、作った数・売れた数・売り切れた時刻・値引いた数・捨てた数を1枚にし、翌日に作る数の候補をそこから出す | 人:作る数の確定、値引きと廃棄の基準、表示と消費期限、アレルギー等の問い合わせへの回答、衛生上の是正、大口の受注、許可の区分の判断 | 定期・更新型/イベント処理型
- 給食・ケータリングのAI活用 — 確定した食数を一つの数字にして、発注・提供の記録・請求をそこから動かす | 人:契約と価格の合意、献立の確定、許可申請と衛生管理計画の決定、症状のある従事者の作業の中止、アレルギー対応の可否、事故のときの回収とその届出、漏えい等の報告 | 定期・更新型/イベント処理型
農林水産(10業態)
- 農産物直売・6次産業化のAI活用 — 生産者ID・商品ID・ロットを、販売から精算までつなぐ | 人:加工の実施と、適用される制度・表示の確定 | ロット・追跡型/情報集約・共同利用・公表型
- 野菜・施設園芸のAI活用 — ハウス・ロット単位の記録台帳に作業・防除・収穫・出荷を結び、農薬の使用基準との照合と帳簿を防除のたびに閉じる | 人:作付計画、使う農薬と使い方、出荷停止と回収の範囲、表示と規格書の確定、取引条件と雇用の決定 | 定期・更新型/イベント処理型
- 稲作農業法人のAI活用 — 圃場(筆)台帳で、農地の権利・借賃と作付・作業・収量をつなぐ | 人:農地の権利の設定と許可の申請、作付計画、使用する農薬、異常のあるロットの出荷停止、表示の内容、米の出荷・販売の届出の要否 | 定期・更新型/イベント処理型
- 果樹園のAI活用 — 園地・樹体の台帳から、作業暦・改植の計画・補助の申請書を作る | 人:栽培計画、改植・廃園、登録品種を増殖するか、使う農薬、植物防疫の当てはめと移動を止めるか、採用と労働条件、補助金の申請の提出 | 定期・更新型/イベント処理型
- 肉用牛繁殖経営のAI活用 — 個体識別番号を鍵に母牛ごとの繁殖の台帳を作り、届出・分娩予定・再授精の候補の草案をそこから出す | 人:交配の方針と母牛の更新、動物用医薬品を使うか、定期の報告の内容の確定、特定症状の通報と出荷・移動の停止、出荷の可否 | 定期・更新型/イベント処理型
- 酪農のAI活用 — 牛1頭ごとの台帳で、出荷制限・繁殖・届出を回す | 人:獣医師の診療と人工授精は外部の資格者へ。飼養衛生管理者を誰にするか、投薬した牛の乳と牛を出荷してよいかの確定、特定症状の通報と出荷の停止、定期の報告の内容 | 定期・更新型/イベント処理型
- 養鶏(採卵鶏)のAI活用 — 鶏舎・鶏群ごとの日次の記録から、家きん舎ごとの死亡率と急な上昇の候補をその日のうちに出す | 人:特定症状・異状に当たるかの判断、特定症状の通報、出荷・移動の停止と出荷の止めの決定、自社で包装して販売する場合の表示の確定 | 定期・更新型/イベント処理型
- 林業のAI活用 — 施業地ごとの台帳で、着手前の確認状態と届出・報告の期限を一覧にする | 人:条件に当たる場合の資格者による建設機械の運転と架線作業主任者・はい作業主任者・作業指揮者の職務、伐採区域と取る手続の確定、届出・申請の提出、作業計画の確定、当日の作業を行うかと伐採の停止、着手の可否 | 現場変更型/定期・更新型
- 沿岸・近海漁業のAI活用 — 1航海の操業の記録から、出荷の記録と漁獲量等の報告の案を作る | 人:小型船舶操縦士の乗船と操縦、潜水士の潜水業務、出漁の可否、海難・事故の通報と帰港、根拠の区分の確定、申請・届出・報告の提出、出荷の区分ごとの表示の当てはめ、回収を依頼する範囲 | イベント処理型/定期・更新型
- 海面魚類養殖のAI活用 — いけす・年級群の台帳から、給餌・へい死・測定を日次で記録し、在池量と給餌量の案・飼料効率を出す | 人:資格者による作業船の操縦と潜水業務、給餌停止・避難、特定疾病の疑いの判断と届出事項の確定、医薬品の使用と止めの確定、水揚げの可否、表示の内容、回収の範囲、区画漁業を営む根拠 | 定期・更新型/イベント処理型
教育・研修(9業態)
- 学習塾のAI活用 — 契約と受講条件の正本を作る | 人:契約規制への該当性の判定と、解除・精算の確定 | 定期・更新型/状態変化・継続支援型
- 資格学校のAI活用 — 試験改訂と教材の差分を版で追跡する | 人:講座ごとの該当性判定と、解除・精算の確定 | 定期・更新型/継続運用・変更管理型
- 音楽教室・カルチャースクールのAI活用 — 受講者と講座に番号を振って結び、在籍・休会・退会の状態と出欠・振替を一本の台帳につなぎ、そこから当月の請求を起こして決済の結果を消し込み、振替不能と未納を翌営業日に一覧にする | 人:開講する講座と料金・定員の決定、料金改定と講座の統廃合、規約と書面の改定、料金・期間・解約条件・実績表現を掲出してよいかの承認、書面の交付・説明と契約の締結、解約条件・違約金・返金額の適用の決定と解除の受付・照合・返金の処理、長期の未納者への対応、講師を雇用とするか業務委託とするかの区分と契約条件の決定、著作物の利用の手続が要るかの判断、発表会の実施・中止・延期と事故・急病・災害のときの中止・避難・救急要請の判断、子どもの引渡しと引取り者の本人確認、漏えいや誤送信が起きたときの報告と本人通知の要否 | 定期・更新型/イベント処理型
- 英会話・語学スクールのAI活用 — カウンセリングで示した受講計画を1件1つの記録に確定し、概要書面・契約書面の草案を同じ記録から作る | 人:コース・料金・契約の型、書面の確定と交付、精算額と返金額、苦情と取消しの申出への方針 | 定期・更新型/イベント処理型
- 予備校のAI活用 — 契約を1契約1行にし、受講と映像授業の視聴の記録につないで前受金と精算の案を組む | 人:入学の可否と契約の締結、精算額・返金額、受験校と日程の助言の確定、合格実績の数え方の定義と広告の公開、認可を受けている場合の申請・届出と校長の決定 | 定期・更新型/イベント処理型
- パソコン・ITスクールのAI活用 — 受講契約ごとに費目と講座の区分を1つの記録に確定してから、書面の草案を作る | 人:コース・料金と契約書面の内容の確定、指定講座の修了の認定と証明の発行、精算額と返還、関連商品の引取り(販売者が自社の場合)、教材の著作物の利用 | 定期・更新型/イベント処理型
- 専門学校のAI活用 — 学生ごとの学籍を鍵に、出欠・出席簿・成績の案・修了の要件の照合を一続きの記録にする | 人:成績の確定、全課程の修了の認定と懲戒(校長)、所轄庁への申請・届出 | 定期・更新型/マッチング型
- 私立学校法人のAI活用 — 役員・評議員を1人1行の台帳で持ち、選任のたびに資格・構成の照合表を作る | 人:役員・評議員の選任と解任、監事の監査、理事会の決定と計算書類等の承認、所轄庁への届出 | 定期・更新型/イベント処理型
- eラーニング事業者のAI活用 — 顧客の契約1件ごとのテナント台帳に契約と個人データの取扱いの委託の条件を確定し、名簿・請求・更新・終了をそこから動かす | 人:契約の承諾と条件、名簿を受け取るか、講座の権利の扱いと公開 | 定期・更新型/イベント処理型
生活サービス(12業態)
- 美容室のAI活用 — カルテを構造化し、再来候補を抽出する | 人:施術内容の確定と実施、衛生措置・届出 | イベント処理型/定期・更新型
- 葬儀会社のAI活用 — 案件タイムラインと手配状態を一元化する | 人:遺族への説明と価格の提示、代替手配の決定 | イベント処理型/現場変更型
- フィットネスジムのAI活用 — 会員番号を決済・入退館・レジ・健康申告まで結び、規約と表示、健康申告の扱いを明文化する | 人:運動可否の医学的判断は医師、受入れの可否と違約金の適用、事故対応、会員への説明 | 定期・更新型/イベント処理型
- 結婚式場・ブライダルのAI活用 — 婚礼ごとに番号を振って見積・発注・請求・精算・解約を台帳で結び、キャンセル料の根拠と支払条件、名簿の扱いを文書にする | 人:キャンセル料の請求額と減免、アレルギーへの対応可否、支払条件の設計、演出と当日の事故対応、約款と広告表示の承認 | イベント処理型/定期・更新型
- クリーニング店のAI活用 — 預り番号一つに検品写真・利用者との相互確認・説明・苦情の申出先の書面を結び、受取と引渡しの記録を閉じる | 人:高リスク品の引受けと処理方法、事故の賠償、未引取品の処分、クリーニング師の配置、預り証と約款の承認 | イベント処理型/定期・更新型
- エステ・美容サロンのAI活用 — コース契約を1契約1行の台帳で持ち、書面・消化・前受金・精算へつなぐ | 人:施術の可否、契約を結ぶかと変更の扱い、中途解約の精算額、広告の掲載、健康被害の申出への対応 | イベント処理型/定期・更新型
- 理容室のAI活用 — 予約の客も予約なしの客も1本の来店台帳に載せ、待ち・割当・会計・再来の周期をそこからつなぐ | 人:理容の施術と施術中の中止・変更、席と理容師の割当の確定、届出の確定と提出、会計の訂正 | イベント処理型/定期・更新型
- ネイル・まつげサロンのAI活用 — 施術の可否の確認・使った製品の製造番号・施術後の申出を、1回の施術で結ぶ | 人:美容師によるまつ毛エクステンションの施術と管理美容師の衛生管理、施術の可否の条件と判断、申出への対応、製品を使い続けるか、置くメニューと料金、美容所の届出、回数券・定額制の扱い、個人データを外部へ渡すか | イベント処理型/定期・更新型
- パーソナルジムのAI活用 — 受入れ条件と当日の確認を、毎回のセッションの負荷の確定に結び、1セッション1記録で残す | 人:医師の診察・判断と施術は外部の資格者へ。受入れの可否と条件、当日の負荷の確定と中止、救護と救急要請、事故後の説明・補償、契約と解約・返金の額、広告の掲載、漏えい等の報告と通知 | 定期・更新型/イベント処理型
- ハウスクリーニングのAI活用 — 1台・1か所ごとの作業前の確認票で作業の可否を決め、苦情の照合までつなぐ | 人:該当する場合の化学物質管理者・保護具着用管理責任者の管理、受付の可否、作業基準、作業の可否と中止、契約と追加の作業の合意、物損・故障への対応、製品の採用、漏えい等の報告と通知 | イベント処理型/定期・更新型
- 旅行会社のAI活用 — 予約の回答を、手配1件ごとに契約書面と行程に照らし、未確定と不一致を一覧にする | 人:手配・企画を進めるか、契約の締結の承諾、催行、変更・払戻しの決定 | イベント処理型/マッチング型
- 観光施設・レジャー施設運営のAI活用 — 遊戯施設1基ごとに点検・検査・是正の記録を1本の台帳に結び、記録の欠け・前回との差・未是正の指摘を抜き出す | 人:運行の可否と再開、是正の要否、定期検査の報告書の提出 | 定期・更新型/イベント処理型
※各行の末尾にある区分は、下の「業務の動き方・AI導入パターン」に対応しています。
2. 業種が違えば、AIを入れる場所も違う
同じAIでも、入口になる仕事は業種ごとに違います。
- 税理士事務所では、証憑と帳簿の照合、人が見るべき例外の抽出
- 食品卸では、仕入ロットから在庫・出荷先までの追跡
- 訪問介護では、記録の草案化と、前回からの差分を次の訪問へ返すこと
- IT保守・MSPでは、変更ID・権限・障害・通知を同じ流れでつなぐこと
人に残る判断も、業種ごとに違います。資格者でなければできない行為、安全に関わる決定、契約の合意、情報を使ってよいかの権限、事故が起きたときの通知、正式な記録の確定——どれが中心になるかは業種によって変わります。
だから、「AIで何ができるか」ではなく「自分の業種では、どこに置くか」から考えます。
3. 業務の動き方・AI導入パターンから探す
業種が違っても、仕事の動き方が同じなら、AIを置く場所は似ます。公開済み183業態を「業務の動き方」と「AIを入れる場所」で見ると、次の10パターンに整理できます。
| # | パターン | AI・自動化が効きやすい場所 | 代表業態 |
|---|---|---|---|
| 1 | 定期・更新型 | 期限、前回差分、不足資料 | 税理士事務所、保険代理店、研修会社 |
| 2 | イベント処理型 | 受付、振り分け、例外検知 | 社労士事務所、運送会社、コールセンター・BPO |
| 3 | マッチング型 | 条件整理、候補提示、停滞検知 | 人材紹介会社、不動産売買仲介、採用代行・RPO |
| 4 | 現場変更型 | 案件正本、写真、変更履歴 | 地域ゼネコン、工務店、リフォーム会社 |
| 5 | 個別受注・仕様合意型 | 要望と要件、版、検収 | SIer、産業機械製造、金属切削加工 |
| 6 | ロット・追跡型 | 入荷、在庫、出荷、影響範囲 | 食品卸、食品製造、倉庫・3PL |
| 7 | 状態変化・継続支援型 | 前回差分、申し送り、次回論点 | 訪問介護、デイサービス |
| 8 | 審査・発給・公開承認型 | 形式確認と最終承認の分離 | 商工会議所、Web制作会社、行政書士事務所 |
| 9 | 継続運用・変更管理型 | 変更ID、問い合わせ、障害、権限、版 | SaaS企業、IT保守・MSP、コールセンター・BPO |
| 10 | 情報集約・共同利用・公表型 | 法改正、統計、共同情報、団体見解 | 業界団体・協会 |
パターンごとの公開記事
各業態を、最も当てはまる動き方(各行の1つ目の区分)で並べています。
- 1. 定期・更新型:税理士事務所、保険代理店、不動産賃貸管理、空調設備工事会社、広告代理店、SEO・コンテンツマーケ支援、デイサービス、学習塾、資格学校、フィットネスジム、野菜・施設園芸、観光協会・DMO、健診センター、フランチャイズ本部、建物設備管理・保守会社、音楽教室・カルチャースクール、NPO・一般社団法人、マンション管理会社、警備会社、ベーカリー、惣菜・弁当店、給食・ケータリング、消防設備会社、英会話・語学スクール、飲料製造、福祉用具貸与・販売、自動車部品製造、プラスチック製品製造、エレベーター保守会社、法人向け清掃会社、稲作農業法人、果樹園、肉用牛繁殖経営、酪農、養鶏(採卵鶏)、カーリース事業者、タイヤ販売・交換店、海面魚類養殖、ビルメンテナンス会社、特別養護老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、居宅介護支援事業所、パーソナルジム、会計・経理BPO、秘書・事務代行、レンタルオフィス・コワーキング運営、予備校、パソコン・ITスクール、SNS運用代行、電子部品製造、専門学校、私立学校法人、eラーニング事業者、観光施設・レジャー施設運営
- 2. イベント処理型:社労士事務所、運送会社、倉庫・3PL、機械工具卸、ホテル・旅館、採用代行・RPO、コールセンター・BPO、歯科医院、自動車販売店、自動車整備工場、調剤薬局、営業代行会社、美容室、葬儀会社、写真館・フォトスタジオ、家具・インテリア小売、結婚式場・ブライダル、クリーニング店、レンタカー事業者、アパレル小売、引越会社、中古車専門店、居酒屋、カフェ、エステ・美容サロン、理容室、動物病院、タクシー会社、内科クリニック、整形外科クリニック、眼科クリニック、鍼灸院・整骨院、自動車部品販売会社、貸切バス会社、沿岸・近海漁業、ネイル・まつげサロン、ハウスクリーニング、司法書士事務所、日用品卸、EC物流・フルフィルメント、ビジネスホテル運営会社、旅行会社
- 3. マッチング型:人材紹介会社、不動産売買仲介、人材派遣会社、不動産賃貸仲介、M&A・事業承継仲介、出版プロデューサー・出版企画支援、住宅ローン仲介
- 4. 現場変更型:リフォーム会社、建設会社、建材卸、電気工事会社、工務店・注文住宅、展示会・イベント運営会社、オフィス移転・ファシリティ支援、内装工事会社、土木工事会社、塗装工事会社、防水工事会社、解体工事会社、給排水・管工事会社、土地家屋調査士事務所、測量会社、造園工事会社、外構・エクステリア会社、通信設備・弱電工事会社、鈑金塗装工場、林業、不動産買取再販会社、中小不動産デベロッパー
- 5. 個別受注・仕様合意型:研修会社、金属切削加工、経営コンサルティング、産業機械製造、印刷会社、行政書士事務所、SIer・受託開発会社、Web制作会社、包装資材商社、出版社、編集プロダクション、動画制作会社、デザイン会社、建築設計事務所、市場調査・リサーチ会社、データ分析・BI支援会社、ISO・品質・環境コンサルティング、板金加工、プレス加工、金型製造、溶接・製缶、家具・木工製造、サイバーセキュリティ事業者、クラウド導入支援会社、工作機械・専用機製造、紙・紙加工品製造、包装資材製造、弁護士事務所、弁理士・特許事務所、電気機器製造、化学製品製造、ゴム製品製造、繊維・縫製、不動産鑑定事務所、アプリ開発会社、ITコンサルティング会社
- 6. ロット・追跡型:食品製造、食品卸、医療機器卸、アパレル卸、スーパーマーケット、農産物直売・6次産業化
- 7. 状態変化・継続支援型:訪問介護事業所、地域金融機関の法人営業・事業支援、IFA・独立系金融アドバイザー、訪問看護ステーション、中小企業支援機関・産業振興財団
- 8. 審査・発給・公開承認型:商工会議所、商工会、リース会社、ファクタリング・資金調達支援
- 9. 継続運用・変更管理型:SaaS企業、IT保守・MSP、化学品・樹脂・工業材料専門商社、EC・D2C、レストラン
- 10. 情報集約・共同利用・公表型:業界団体・協会、PR会社・広報支援
※この10分類は、公開済み183業態を「業務の動き方」と「AIを入れる場所」で比較した読者向けの整理です。一つの業態が複数に該当します。内部で使っている業態の分類とは別物であり、公開業態の拡大に伴い見直します。
4. このシリーズは、ツール紹介ではなく導入設計図
各記事では、次の6点を業種ごとに整理しています。
- 業務がどの順序で動くか
- その業務・情報を扱ってよい範囲と権限は何か
- AI導入前に整える情報・台帳・ルール
- AI・自動化を導入するなら何から始めるか
- AIはどこまで支援でき、何を人が判断するか
- 最初の30日で何を測り、何を試すか
特定のAI製品を導入することを目的にはしていません。業務上の事故、手戻り、取りこぼしを減らすために、AI・自動化をどこへ置き、どこで人が確認するかを設計します。
5. AIを置く前に決めること——Gate 0 と、AI導入の4層
Gate 0:扱ってよい業務・情報・権限を先に決める
AIやシステムを入れる前に、次を確認します。
- その業務を自社が行ってよいか
- 誰の承諾・権限に基づいて操作するか
- どの情報を、どの目的で扱えるか
- 契約・委託の範囲はどこまでか
- 再委託・外部サービスへ渡してよいか
- 誰が確認し、誰が最終承認するか
- 契約終了・担当変更のとき、いつ権限を失効させるか
業種で言えば、こういう問いです。
- 採用代行・RPOでは、その工程が募集の受託なのか、職業紹介に当たるのか
- IT保守・MSPでは、顧客環境へ触れてよい承諾を、誰から、どこまで得ているか
- SaaS企業では、顧客データをどの目的まで使ってよいか
- 業界団体・協会では、会員から集めた情報をどこまで共同利用・公表してよいか
第1層:業務基盤を整える
正本、顧客ID・案件ID・商品ID・ロットID・変更ID、状態、版、適用開始と終了、担当者、承認履歴、権限。
第2層:ルールで自動化する
期限計算と通知、採番、完全一致の照合、状態遷移、金額・人数・上限の計算、制約判定、自動テスト、重複検出、SLA監視。答えが一意に決まる処理は、ここです。
第3層:認識・専用AIを使う
OCR、音声認識、画像差分、図面認識、類似検索、専門モデルによる認識。生成AIとは別の技術です。
第4層:生成AIを使う
要約、自由記述の整理、候補生成、回答案、記録草案、原因・影響の候補、過去ログからの論点抽出。
そして4層を横断して、どこで誰が確認・承認するかを設計します。
Gate 0 と第1層が整っていない状態で第4層から始めると、AIは権限の外にある処理を提案したり、古い版や未確認の情報を正しい前提として使ったりします。本シリーズでは、AI導入だけでなく、その前提となる権限・業務基盤・確認線まで含めて設計します。
6. AIの出力を、確定した情報へ変える
AIが見つけた情報は、最初から業務上の事実ではありません。候補、草案、確認待ち、確認済み、承認済み、適用中、失効済み——業務に必要な状態を分けて管理します。
候補・草案・推論 → 確認待ち → 確認済み・承認済み → 適用中 → 差し替え済み・失効
段階の数は業務によって変わります。すべての業務に同じ段階を強制する必要はありません。必要なのは、次の4つを混ぜないことです。
- 「該当しない」は、「記録がない・AIが見つけなかった」と同じではありません
- 「確認済み」は、「承認済み」と同じではありません
- 「現在正しい」は、「現在適用中の版」と同じではありません
- 「変更の後に起きた」は、「変更が原因だった」と同じではありません
そして、AIが除外した側も抜き取って人が確認します。AIが挙げなかったことを「存在しない」と扱わないためです。
7. AIに任せやすい仕事
業種を横断して見ると、AIが引き受けやすい仕事には共通の性質があります。
| 性質 | 具体例 |
|---|---|
| 形を整える | 自由記述・会話・文書を項目へ分ける |
| 照らし合わせる | 条件・ルール・根拠との対応候補を出す |
| 違いを見つける | 前回の版・契約・記録との差分を出す |
| 足りないものを探す | 未提出・未確認・不足の候補を挙げる |
| 下書きを作る | 回答案・記録草案・報告草案を作る |
| 探し出す | 過去の記録・根拠・類似事例を見つける |
※期限計算、採番、完全一致の照合、金額計算、状態遷移など、答えが一意に決まる処理は、生成AIではなくルールや業務システムに任せる方が適しています。OCR・音声認識・画像認識も、生成AIとは別の技術です。「AI」と一括りにせず、どの技術に任せるかを分けて考えます。
8. 人に残す8種類の判断
判断すべきは「AIが答えを出せるか」ではなく、「誰がその答えに責任を持つのか」です。183業態を通して見ると、人に残るのは主に次の8つでした。
- 資格者・法定主体に限定された行為 — 税務相談、労務手続の判断、重要事項説明、診療録の記載、設計と工事監理など。法令が主体を限定しています
- 安全・生命・尊厳に関わる判断 — 停電・活線作業の可否、出荷の可否、入浴や外出の可否、宿泊の可否
- 契約・価格・責任分界の決定 — 契約の範囲、追加費用、責任の切り分け
- 法令・制度の個別適用の確定 — この案件にこの規制が当たるか、加算を算定してよいか
- 記録・状態の正式な確定 — 草案を記録にする、検収を通す、版を確定する
- 発給・公開・対外的な表明 — 証明の発給、原稿の公開、統計の公表、顧客への回答
- 情報利用・アクセス権限の決定 — 顧客環境へ触れてよいか、応募者の情報をどこまで使えるか、顧客データをAIへ入れてよいか、再委託先へ渡してよいか
- 事故・異常時の対処と通知 — 漏えいの疑いを誰にいつ伝えるか、停止・復旧するか、誤りをどう訂正するか
AIが判断材料を作れても、誰が責任を持って確定するかが変わるわけではありません。
9. 183記事から見えた、7つの導入原則
原則1:正本を決める
正本とは、全部を1つのファイルへ集めることではありません。ID・版・状態・承認・権限を管理し、どの情報が現時点で有効かを追える状態です。
原則2:IDでつなぐ
顧客ID、案件ID、要件ID、商品ID、ロットID、予約ID、変更ID。入口から出口まで、同じ対象を追えるようにします。
原則3:状態を分ける
顧客の申告と、確認済みの情報。要望と、合意済みの要件。AIの草案と、確定した記録。未確認・確認済み・承認済み。混ぜないことが、そのまま事故の防止になります。
原則4:版と有効期間を持つ
FAQ、業務手順、法令、算定要件、審査基準、セキュリティ回答。必要に応じて、版番号・適用開始日・廃止日・情報源・確認日・承認者・対象範囲を持ちます。
内容が正しくても、適用した時点が違えば誤りになります。
原則5:承諾と権限の始点・終点を記録する
「技術的にできること」と「行ってよいこと」は同じではありません。
誰の承諾か、どこまで可能か、何の目的か、いつから有効か、いつ失効するか。この5つを記録します。
原則6:不足・例外を人へ上げる
ルールで判定できないもの、不足しているもの、矛盾しているもの、リスクが高いもの、権限の外にあるもの——これらを人へ上げます。
ただし「全件確認から例外確認へ」を、すべての業務の原則にはしません。安定した低リスクの工程では例外確認へ移せますが、導入の初期や高リスクの業務では、全件確認・抜取確認を残します。
原則7:記録を次の判断へ返す
応対記録はFAQの改訂へ。変更記録は次のテスト項目へ。介護記録は次回の申し送りへ。返戻は次の請求チェックへ。問い合わせはプロダクトの改善へ。仮説と観測は次の施策へ。
記録を保存して終わりにせず、次の判断の入力へ戻します。
10. AI導入で測るべきこと
「時間が短くなったか」だけで評価しません。
| 指標 | 見ること |
|---|---|
| 作業時間 | 人とAIを合わせて、全体が短くなったか |
| 修正率 | AIの草案を、人がどれだけ直したか |
| 見逃し率 | AIが挙げなかった重要事項がどれだけあるか |
| 誤検出率 | 問題のないものを問題とした割合 |
| 誤帰属件数 | 別人・別案件・別変更・別利用者へ紐付けた件数 |
| 根拠到達率 | 出力から原文・根拠・適用した版へ戻れる割合 |
| 承認所要時間 | 候補が正式に確定するまでの時間 |
| 差し戻し件数 | 後の工程から戻ってきた件数 |
| 事故・例外件数 | 導入後に増えていないか |
時間が短くなっても、見逃し、誤帰属、確認の工数、差し戻し、事故が増えたのであれば、成功とは評価しません。
そして、AIが選んだ側だけでなく、AIが除外した側も抜き取って確認します。
11. 最初の30日で何をするか
1週目:測る
AIを入れる前に、対象の業務について測ります。作業時間、差し戻し、未処理、見逃し、誤登録・誤帰属、事故・例外、承認待ちの時間。
2週目:Gate 0 と基盤を整える
業務の範囲、情報の利用目的、承諾と権限、正本、ID、状態、版、確認者と承認者、権限の失効条件を決めます。
3週目:過去のデータで試す
リスクの高い業務は、いきなり本番の処理に入れません。完了済みの案件、過去の確定記録、過去に人が下した判断と、AIの出力を比べます。
AIが選んだものだけでなく、除外したものも抜き取ります。
4週目:同じ指標で比べる
時間、修正率、見逃し、誤検出、誤帰属、根拠到達、承認時間、差し戻し、事故・例外を、導入前と同じ方法で比べます。
30日で全社を変えることが目的ではありません。次に広げるべき工程と、まだ人に残すべき工程が分かれば成功です。
12. どうやって調べているか
各記事は、公開情報と一次情報にもとづく業界仮説です。
- 公的機関の資料、法令の条文、業界団体の公開情報を優先します
- 数値・制度・固有名詞は、公開前に人が確認します
- ガイドラインやプラットフォームの規約を、法令と混同しないように書き分けます
- 記事には公開日と内容確認日を表示します
- 現場ヒアリングで「うちは違う」を回収し、記事を更新します
法令には「状態」を持たせています
施行前の規定を、現在の義務として書かないため、法令の情報には確認日だけでなく状態を付けています。
- 現行
- 公布済み・未施行(施行日が確定しているもの/していないもの)
- 経過措置中
- 下位規範・省令・指針待ち
同じ考え方は、業務手順、FAQ、審査基準、算定要件、プラットフォームのルール、顧客に承認された回答、契約にも当てはまります。いつ有効だったかを持たせます。
13. 203業態の公開予定
中小企業の主要200業態に、調査の過程で「既存の業態へ含めるより独立して扱った方が実務の違いを正確に表せる」と判断した3業態を加えた203業態を対象に、順次調査・公開しています。リンクがあるものが公開済み(183業態)、それ以外は公開予定です。公開予定の業態は、調査の進展に応じて名称・区分を見直す場合があります。
士業・専門サービス
税理士事務所のAI活用|社労士事務所のAI活用|行政書士事務所のAI活用|司法書士事務所のAI活用|弁護士事務所のAI活用|中小企業診断士・経営コンサルティングのAI活用|弁理士・特許事務所のAI活用|会計・経理BPOのAI活用|ISO・品質・環境コンサルティングのAI活用|市場調査・リサーチ会社のAI活用
人材・BtoBサービス
人材紹介会社のAI活用|人材派遣会社のAI活用|採用代行・RPOのAI活用|営業代行会社のAI活用|コールセンター・BPOのAI活用|秘書・事務代行のAI活用|レンタルオフィス・コワーキング運営のAI活用|展示会・イベント運営会社のAI活用|オフィス移転・ファシリティ支援のAI活用|フランチャイズ本部のAI活用
教育・研修
学習塾のAI活用|予備校のAI活用|英会話・語学スクールのAI活用|パソコン・ITスクールのAI活用|資格学校のAI活用|企業研修会社のAI活用|専門学校のAI活用|私立学校法人のAI活用|音楽教室・カルチャースクールのAI活用|eラーニング事業者のAI活用
建設・住宅・設備
地域ゼネコン・総合建設のAI活用|工務店・注文住宅のAI活用|リフォーム・リノベーション会社のAI活用|内装工事会社のAI活用|塗装工事会社のAI活用|防水工事会社のAI活用|解体工事会社のAI活用|造園工事会社のAI活用|土木工事会社のAI活用|外構・エクステリア会社のAI活用|電気工事会社のAI活用|給排水・管工事会社のAI活用|空調設備工事会社のAI活用|消防設備会社のAI活用|通信設備・弱電工事会社のAI活用|エレベーター保守会社のAI活用|ビルメンテナンス会社のAI活用|法人向け清掃会社のAI活用|警備会社のAI活用|建物設備管理・保守会社のAI活用
不動産
不動産売買仲介のAI活用|不動産賃貸仲介のAI活用|不動産賃貸管理のAI活用|マンション管理会社のAI活用|不動産買取再販会社のAI活用|中小不動産デベロッパーのAI活用|建築設計事務所のAI活用|測量会社のAI活用|不動産鑑定事務所のAI活用|土地家屋調査士事務所のAI活用
製造
金属切削加工のAI活用|板金加工のAI活用|プレス加工のAI活用|金型製造のAI活用|溶接・製缶のAI活用|産業機械製造のAI活用|工作機械・専用機製造のAI活用|自動車部品製造のAI活用|電子部品製造のAI活用|電気機器製造のAI活用|食品製造のAI活用|飲料製造のAI活用|化学製品製造のAI活用|プラスチック製品製造のAI活用|ゴム製品製造のAI活用|紙・紙加工品製造のAI活用|印刷会社のAI活用|包装資材製造のAI活用|家具・木工製造のAI活用|繊維・縫製のAI活用
卸売・物流
食品卸のAI活用|化学品・樹脂・工業材料専門商社のAI活用|包装資材商社のAI活用|医療機器卸のAI活用|機械工具卸のAI活用|建材卸のAI活用|日用品卸のAI活用|アパレル卸のAI活用|運送会社のAI活用|倉庫・3PLのAI活用|引越会社のAI活用|EC物流・フルフィルメントのAI活用
自動車・モビリティ
自動車販売店(新車・中古車併売)のAI活用|中古車専門店のAI活用|自動車整備工場のAI活用|鈑金塗装工場のAI活用|カーリース事業者のAI活用|レンタカー事業者のAI活用|タイヤ販売・交換店のAI活用|自動車部品販売会社のAI活用|タクシー会社のAI活用|貸切バス会社のAI活用
小売・EC
スーパーマーケットのAI活用|ドラッグストア|コンビニ複数店舗運営|アパレル小売のAI活用|ホームセンター|家電小売|家具・インテリア小売のAI活用|眼鏡店|宝飾店|EC・D2C小売事業者のAI活用
飲食・宿泊・観光
レストランのAI活用|居酒屋のAI活用|カフェのAI活用|ベーカリーのAI活用|惣菜・弁当店のAI活用|給食・ケータリングのAI活用|ホテル・旅館のAI活用|ビジネスホテル運営会社のAI活用|旅行会社のAI活用|観光施設・レジャー施設運営のAI活用
医療・介護・福祉
内科クリニックのAI活用|整形外科クリニックのAI活用|皮膚科・美容皮膚科|眼科クリニックのAI活用|歯科医院のAI活用|調剤薬局のAI活用|訪問看護ステーションのAI活用|健診センターのAI活用|動物病院のAI活用|鍼灸院・整骨院のAI活用|特別養護老人ホームのAI活用|介護付き有料老人ホームのAI活用|デイサービスのAI活用|訪問介護事業所のAI活用|居宅介護支援事業所のAI活用|障害福祉サービス事業所|放課後等デイサービス|保育所・認定こども園|児童発達支援|福祉用具貸与・販売のAI活用
生活サービス
美容室のAI活用|理容室のAI活用|エステ・美容サロンのAI活用|ネイル・まつげサロンのAI活用|フィットネスジムのAI活用|パーソナルジムのAI活用|クリーニング店のAI活用|ハウスクリーニングのAI活用|葬儀会社のAI活用|結婚式場・ブライダルのAI活用
IT・Web・メディア
SIer・受託開発会社のAI活用|IT保守・MSPのAI活用|SaaS企業のAI活用|Webシステム開発会社|アプリ開発会社のAI活用|サイバーセキュリティ事業者のAI活用|クラウド導入支援会社のAI活用|ITコンサルティング会社のAI活用|データ分析・BI支援会社のAI活用|AI導入支援会社|Web制作会社のAI活用|広告代理店・デジタルマーケティング支援のAI活用|SEO・コンテンツマーケティング支援のAI活用|SNS運用代行のAI活用|動画制作会社のAI活用|デザイン会社のAI活用|編集プロダクションのAI活用|出版社のAI活用|出版プロデューサー・出版企画支援のAI活用|写真・撮影スタジオのAI活用|PR会社のAI活用
金融・保険
保険代理店のAI活用|IFA・独立系金融アドバイザーのAI活用|リース会社のAI活用|ファクタリング・資金調達支援のAI活用|クレジット・決済事業者|住宅ローン仲介のAI活用|M&A・事業承継仲介のAI活用|補助金・助成金申請支援|地域金融機関の法人営業・事業支援部門のAI活用|VC・CVC・スタートアップ支援
農林水産
稲作農業法人のAI活用|野菜・施設園芸のAI活用|果樹園のAI活用|肉用牛繁殖経営のAI活用|酪農のAI活用|養鶏(採卵鶏)のAI活用|林業のAI活用|沿岸・近海漁業のAI活用|海面魚類養殖のAI活用|農産物直売・6次産業化事業者のAI活用
支援機関・団体
商工会議所のAI活用|商工会のAI活用|業界団体・協会のAI活用|中小企業支援機関・産業振興財団のAI活用|自治体の産業振興部門|観光協会・DMOのAI活用|事業協同組合|医療法人本部|社会福祉法人本部|NPO・一般社団法人のAI活用
14. よくある質問
AI活用とは、ChatGPTを導入することですか。
いいえ。期限の計算や照合はルールと業務システム、読み取りはOCRや音声認識、自由記述の整理や候補生成は生成AI——というように使い分けます。本シリーズでは、どの仕事をどの技術に任せるかを分けて書いています。
AIにどこまで任せてよいですか。
業務のリスク、権限の範囲、最終的な責任の所在で変わります。共通するのは、AIの出力は候補や草案であり、それを確定するのは人だということです。まず「何をしてよいか」(Gate 0)を決めてから、置く場所を決めてください。
AIが見つけなかったのなら、問題は無いと考えてよいですか。
いいえ。「該当しない」と「AIが見つけなかった」は違います。見逃しは必ず起きるため、AIが除外した側も抜き取って人が確認します。
自社の業種が、まだ公開されていません。
業務の動き方・導入パターンから、近い動き方の業種の記事を読んでください。仕事の動き方が同じなら、AIを置く場所と人に残す判断は似ています。あわせてAI戦略診断で自社の現在地を確かめられます。
法律が変わったら、記事は更新されますか。
各記事に確認日を表示し、法令には「現行」「公布済み・未施行」などの状態を付けています。施行日、経過措置、省令・指針の確定状況を分けて確認し、更新します。
15. まず、自社の現在地を確かめる
「うちの業種ではどこから始めるか」が見えてきたら、次は自社の現在地です。同じ業種でも、情報の整理が進んでいる会社とそうでない会社では、最初の一手が変わります。
AI戦略診断は無料・登録不要です。回答すると、あなたの会社のAI活用がいまどの段階にあるかと、最初に取り組むべき領域が分かります。
業界の標準的な設計と、御社の実際の業務との差を一緒に測りたい場合は、AI顧問サービスでご案内しています。初回は30分の無料リモート面談を承っています。具体的なご相談はお問い合わせからどうぞ。
なお、業種を問わず「会社として何から始めるか」を先に押さえたい場合は、中小企業がAI活用で最初にやるべきことが入口になります。AI活用そのものの全体像は社長の経営OSをAI化する戦略のすべてにまとめています。
最終更新日: 2026年9月10日/内容確認日: 2026年9月10日