AIでホームページを無料作成する実際|できること・限界と費用相場

AIでホームページを作る
目次

この記事でわかること

結論から言えば、無料公開に対応したツールを選べば、AIを使ってホームページを無料で作って公開できます。ただし無料の範囲はツールごとに違い、独自ドメイン・広告非表示・問い合わせフォーム・SEO設定のあたりで有料プランが必要になるケースが多いです。無料で始めること自体は現実的で、無料のまま完結させることが難しい、という順番で理解しておくと判断を誤りません。

「ホームページを作りたい。でも業者の見積もりを見ると高い。AIで作れるなら試したい」——そう感じているあなたに向けて、この記事では無料でどこまでできるのか、どこから費用をかけるべきなのかを、費用相場と実務の目線で整理します。

扱うのは次の4つです。主要な無料ツールの「無料の範囲」と「有料になるライン」、AIでできること・できないこと、AI自作・AI併用・外注の費用相場、そして今日から進められる手順です。

「AIでホームページを作成できますか」への短い答えは、できます。ただし、完成したように見えるページを公開することと、自社のビジネスに合う構成・導線・検索対策まで整えることは、別の作業です。この記事の狙いは、その線引きを自分で引けるようになることです。

業者見積もりとAI自作の間で迷うあなたへ

業者にホームページ制作を見積もると、数十万円の金額が出てくることがあります。一方で、AI搭載のホームページ作成ツールや、Webサイトを自動生成するサービスの無料プランを見ると、「これで十分では」とも感じるはずです。

この迷いは自然なものです。自社にとってホームページが「会社案内」なのか、「問い合わせを獲得する営業拠点」なのかによって、必要な設計・機能・運用体制が変わるからです。

たとえば1ページの店舗紹介であれば、AIで構成やテキストを作り、テンプレートに流し込むだけでも公開まで進められます。逆に、採用、資料請求、予約、販売まで含めるなら、フォーム連携、決済、データ管理、検索対策の設計が必要になります。

ここで大切なのは、制作費をゼロに近づけることだけでなく、あなたの時間・修正の負担・公開後の更新コストまで含めて比べることです

作った後は、ホームページ単体ではなく、SNS、動画、記事との一貫性も問われます。発信全体の設計まで考えるなら、AIでWebサイト・SNS・動画を一貫させる方法もあわせて見ると、導線を整理しやすくなります。

結論:目的別に「AI自作/AI併用/外注」を使い分ける

結論として、多くの中小企業や個人事業では「AI自作」「AI併用」「外注」を目的別に使い分けるのが現実的です。無料を入り口にすることは良い判断ですが、すべてを無料で済ませることが正解とは限りません。

名刺代わりのホームページやイベント告知ページなら、AI自作が向いています。構成、文章、画像のたたき台をAIで作り、テンプレートに入れれば、専門知識が少なくても公開まで進められるからです。

問い合わせ獲得や採用応募を狙うなら、AI併用が向いています。自社側がAIで原稿やページ構成を用意し、Web制作者にレイアウト、フォーム、検索対策、スマホ対応を整えてもらう形です。

競合が強い地域ビジネス、法人向けのリード獲得、ネットショップ、予約システム連携まで必要な場合は、外注を検討します。目的が売上導線に直結するほど、見た目のデザインよりも設計・検証・改善の比重が高くなります。

判断に迷ったら、3Cで整理すると決めやすくなります。Customerは誰に見てもらうか、Competitorは競合サイトがどの水準か、Companyは自社が更新し続けられる体制を持てるか、という見方です。

目的 向く方法 自社で見るポイント
会社概要・店舗紹介 AI自作 情報が少なく、更新頻度も低い
問い合わせ獲得 AI併用 導線、フォーム、検索対策が必要
採用ページ AI併用〜外注 写真、社員の声、応募導線が重要
ネットショップ AI併用〜外注 商品データ、決済、配送、法務表示が必要
ブランド刷新 外注 デザイン、言語化、競合比較が重要

AI活用をホームページだけでなく経営全体のテーマとして見たい場合は、中小企業社長のためのAI戦略活用完全ガイドで全体像を押さえておくと判断しやすくなります。

主要な無料AIホームページ作成ツールの比較

代表的な選択肢を「無料でどこまでできるか」「どこから有料になるか」「どんな用途に向くか」で並べます。以下は各社の公式情報をもとにした2026年7月時点の内容です。プラン内容は変わりますので、申し込み前に公式ページで最新をご確認ください。

ツール 無料でできること 有料になるライン 向く用途
Wix テンプレートから作成・公開、フォーム、基本的な検索対策、無料SSL 独自ドメイン接続、Wix広告の非表示、決済つきネットショップ まず形にして公開したい小規模サイト
ジンドゥー(Jimdo) AIビルダーで最大5ページまで作成・公開 独自ドメイン、広告非表示 質問に答える形で短時間で作りたい人
STUDIO 50ページまで作成・公開、フォーム回答は100件まで 独自ドメイン接続、STUDIOバナーの非表示 デザインの自由度を優先したい場合
Googleサイト+Gemini ページ作成・公開、原稿や構成をGeminiで生成 基本無料。独自ドメインも所有権確認で設定可 社内向け・簡易な案内ページ
WordPress.com サブドメインでの公開、1GBの容量 独自ドメイン、広告非表示、プラグイン利用 記事を積み上げて集客したい場合
freeeホームページ 基本情報を入れて、おためしプレビューまで 公開は有料のスタータープランのみ 創業直後の1ページの会社案内

Wix:無料で公開まで進めるが、広告と独自ドメインが分かれ目

Wixは無料プランでも作成と公開ができ、800以上のテンプレート、問い合わせフォーム、無料SSLが使えます。一方で、公式情報によると無料プランではWixのバナーが表示され、利用者側で消すことはできません。

容量500MB・月間帯域1GBという上限もあるため、画像を多く載せる予定なら早めに有料化を見込んでおくほうが安全です。

ジンドゥー(Jimdo):AIビルダーは無料5ページまで

ジンドゥーのAIビルダーは、いくつかの質問に答えるとページのたたき台ができるタイプです。無料のPlayプランでは最大5ページまで作成でき、公開もできます。

ただし無料プランでは広告が表示され、独自ドメインは使えません。「◯◯.jimdofree.com」というアドレスでの運用になります。

STUDIO:無料でも作り込めるが、バナーは残る

STUDIOはデザインの自由度が高いノーコードツールです。公式の料金ページによると、無料プランでも50ページまで作成でき、フォームの回答も100件まで受け取れます。一方で、独自ドメインの接続とSTUDIOバナーの非表示は有料プランの機能です。

Googleサイト+Gemini:無料の範囲が広い組み合わせ

Googleサイトは無料で使え、Geminiで構成案や本文のたたき台を作って貼り込む進め方ができます。Gemini側のCanvasはすべての利用者が使え、HTMLの生成とプレビューにも対応しています。

見落とされやすいのですが、Googleサイトは公式ヘルプによると、サイトの所有者がSearch Consoleでドメインの所有権を確認すれば、独自ドメインを設定できます。そのために月額が発生しない点は、他と比べたときの実務的な利点です。

その代わり、デザインの自由度と検索対策の細かさは他に劣ります。見た目より「情報が整理されて公開されていること」を優先する場面に向きます。

WordPress:記事で集客するなら有力だが、実質は有料前提

WordPressには2種類あります。WordPress.comは無料プランがありますが、公式の料金ページによると独自ドメインは使えず、広告が表示され、プラグインも利用できません。容量も1GBです。

もう一方のWordPress本体(自分でサーバーに設置する形)は、ソフト自体は無料でも、サーバーとドメインの契約が前提になります。つまり記事を積み上げて検索から集客したいなら、WordPressは最初から低額の有料運用として見積もるのが現実的です

AIとの相性は良く、原稿の下書き、見出し構成、内部リンクの案出しは任せられます。ただし公開する情報の正しさは人が確認する前提です。

freeeホームページ:無料はプレビューまで

会計サービスのfreeeが2025年11月に始めたサービスで、会社名・事業内容などの基本情報を入れると、AIがテンプレートや文章・画像を提案し、最短10分で公開できるとされています。

ヘルプセンターの案内によると、無料は基本情報の入力からおためしプレビューまでで、公開には有料のスタータープランが必要です。1ページ構成で、現時点では問い合わせフォームの設置には対応していません。

比較して見えてくること

6つを並べると、共通のパターンが見えます。多くのツールは無料で作成・公開まで試せますが、freeeホームページのように無料範囲がプレビューまでのサービスもあります。独自ドメイン、広告・バナー非表示、フォームや決済などは有料化の分かれ目になりやすいため、無料の範囲はツールごとに確認してください。

つまり無料プランは、社外に見せる前の試作段階として使うのが素直です。取引先や求職者に見せる段階で有料プランに移る前提で選んでおくと、あなたが後から作り直す手間を避けられます。選ぶ基準は機能の多さではなく、社内で実際に更新する人が触れるかどうかです。

無料AIツールでできること・限界

無料のAIでできることは、以前よりかなり広がっています。構成案、キャッチコピー、サービス説明、よくある質問、画像案、簡単なHTMLの生成まで、下書きはAIに任せられます。

コツは作業別に選ぶことです。原稿づくりならChatGPTやGemini、Claudeなどの文章生成AI、デザインの方向性づくりなら画像生成AI、公開まで進めるならAI搭載のサイトビルダー、という分け方です。

一方で限界もあります。AIが自動生成したレイアウトは見た目が整っていても、あなたの会社の強みが伝わるとは限りません。AIの出力には誤りが混ざることもあるため、法務・医療・金融など個別判断が必要な内容では、専門家の確認を組み合わせてください。

もう一点、見落とされやすいのが情報の扱いです。未公開の価格表、顧客名、社内資料などをそのままAIに入力すると、意図しない形で外部に残る可能性があります。入力してよい情報の範囲は、使い始める前に決めておいてください。

AIにどこまで任せるかの基準:UXの5段階モデル

本サイトやLP群を作るときにも、AIにどこまで任せるかの基準を持っています。

使っているのは、ジェシー・ジェームズ・ギャレット(Jesse James Garrett)が提唱した「UXの5段階モデル」(The Elements of User Experience)です。

Webサイトの設計を、抽象的な層から具体的な層へと積み上がる5つの層で捉える考え方です。

層(下から上へ) 内容
戦略(Strategy) ユーザーニーズとビジネス目標を定義する層。「誰のために、何のために作るのか」を明確にする
要件(Scope) 戦略を実現するために必要な機能要件・コンテンツ要件。「何を作るか」の具体化
構造(Structure) 情報アーキテクチャとインタラクション設計。要素をどう配置し、どう関連づけるか
骨格(Skeleton) 画面レイアウト、ナビゲーション、UIコンポーネントの配置
表面(Surface) 配色、タイポグラフィ、画像など、実際にユーザーの目に触れる見た目

各層は下の層の意思決定に依存します。戦略が曖昧なまま表面のデザインに着手すると手戻りが起きやすい、というのがこのモデルの要点です。

このなかで、戦略と要件は人間が握ります。ここは譲れません

もちろんAIに相談するのはよいのですが、この2層はいわゆる価値判断です。

ここがボヤッとしていると、どんなにデザインのよいWebサイトでも、ターゲットユーザーには刺さりません。

構造は人間とAIの共創でもよいですが、最終的な確認は人間が行います。

骨格から表面はAI主導でも、上位の層がしっかりしていれば、まず大丈夫です。

本サイトのページ群も、この分担で作っています。

この分担を持っておくと、AIは「ゼロから完成品を出す魔法」ではなく、「構成・比較・修正案を速く出す相棒」になります。最初から完璧なサイトを狙うより、公開できる最小構成を作り、データを見ながら改善するほうが続けやすいです。

ホームページ作成費用とAI活用の相場

費用を下げたいときに見るべきは、制作費だけではありません。月額費用、独自ドメイン、サーバー、画像素材、保守、更新作業にかかる時間まで含めて考える必要があります。

以下の表は、小規模事業者が比較して考えるために置いた試算例であり、市場平均ではありません。実際の見積もりは地域や制作会社によって上下します。自社の目的に近い行を、判断の出発点として見てください。

試算の前提は次のとおりです。ページ数は5〜10ページ程度の小規模サイト(ネットショップ・予約機能ありの行のみ、商品ページや管理機能を含むため対象外)。原稿は自社提供を基本とし、外注の行のみライティングを含みます。撮影は「集客重視サイト外注」以降の行にのみ含み、それ以外は手持ち写真・フリー素材の利用を想定しています。問い合わせフォームは全行に含み、検索対策は初期設定(タイトル、説明文、見出し、代替テキスト)までを初期費用、継続的な改善は月額側に置いています。保守は、ツールの利用料・ドメイン・サーバー費用と、軽微な更新代行までを月額に含めた形です。

この前提から外れる要件、とくにネットショップ・予約機能ありの行は、商品数、決済方法、在庫や予約の管理範囲で金額の幅が大きく変わります。

方法 初期費用の目安 月額費用の目安 向くケース
AI自作・無料プラン中心 0〜1万円 0〜3,000円前後 名刺代わり、テスト公開、個人事業の簡易ページ
AI自作・有料プラン利用 0〜5万円 1,000〜5,000円前後 独自ドメイン、広告非表示、基本の検索対策を整えたい
AI併用・スポット支援 5万〜30万円 1,000〜1万円前後 原稿は自社、設計やデザインだけ相談したい
小規模サイト外注 20万〜80万円 5,000〜3万円前後 5〜10ページ程度、会社案内・問い合わせ導線あり
集客重視サイト外注 50万〜150万円以上 2万〜10万円前後 検索対策、LP、改善運用、撮影・取材を含む
ネットショップ・予約機能あり 50万〜300万円以上 1万〜20万円前後 商品販売、決済、配送、在庫、予約管理が必要

AI自作の最大の利点は、初期コストを抑えながらスピード感を持って試せることです。弱点は、構成、コピー、デザイン、検索対策、導線のすべてをあなたが自前で判断する必要がある点です。

AI併用は、費用と品質のバランスを取りやすい方法です。自社側がAIでサービス説明やFAQを作り、制作者がレイアウト、フォーム、公開設定、スマホ対応を仕上げると、丸投げよりも打ち合わせが具体的になります。

外注は高く見えますが、目的が集客や採用であれば、制作物ではなく「設計と改善」に費用を払っていると考えると判断しやすくなります。記事の作成や更新運用まで外に任せるか自社で回すか迷う場合は、AI記事作成の代行と自走化の選び方が参考になります。

AI自作の実手順

いきなりツールを選ぶより、目的、ページ構成、素材、公開方法の順で進めるほうが迷いにくいです。

手順1:目的を1つに絞る

最初に、ホームページの目的を1つ決めます。信用づくり、問い合わせ、採用、資料請求、来店、オンライン販売など、目的が混ざるほど構成がぼやけます。

AIには「当社は〇〇業で、ターゲットは〇〇、目的は問い合わせ獲得です。ホームページの構成案を作ってください」と入力します。商圏、強み、価格帯、よくある質問を加えると、より使える構成が出てきます。

手順2:必要なページを決める

小規模なサイトなら、トップ、サービス紹介、料金または事例、会社概要、問い合わせの5ページで十分なことが多いです。採用を強化したいなら、採用ページや社員紹介を足します。

AIには、ページごとの役割を表にしてもらいます。「トップは第一印象、サービス紹介は比較検討、問い合わせは行動」と分けると、訪問者の流れが見えます。

手順3:原稿と画像のたたき台を作る

次に、AIでテキストを作ります。サービス名、対応エリア、実績、価格帯、強み、避けたい表現を伝え、見出し、本文、よくある質問、行動を促す文言の案を出します。

画像は、実際の店舗、スタッフ、施工例、商品の写真があれば優先します。AIで作った画像も便利ですが、信頼感を出すには現場の写真や代表者の顔が効く場面も多いです。

手順4:ツールを選ぶ

前の章の比較表を見ながら、「無料でどこまで進めたいか」と「独自ドメインをいつ必要とするか」の2点で絞ると決めやすくなります。あわせて、スマホ表示、フォーム、データの持ち出しやすさも見ておきます。

直感的に触れるかどうかは、社内で実際に更新する人が確かめるのが一番です。

手順5:公開前チェックをする

公開前には、スマホ表示、問い合わせフォーム、電話番号、地図、営業時間、会社名、必要な場合の特定商取引法に基づく表記、プライバシーポリシーを確認します。販売や予約の機能を使うなら、テスト注文やテスト予約も行います。

検索対策では、タイトル、説明文、見出し構成、画像の代替テキストを見ます。AIで作ったページは見た目の完成が早い分、こうした地味な調整を忘れやすいです。

手順6:公開後の更新日を決める

公開したら終わりではなく、社内で月1回の更新日を決めます。お知らせ、事例、よくある質問、営業時間、採用情報など、ネタは小さくても構いません。

AIには「今月の更新案を10個出して」と依頼できます。現場に合うものを選んで短く反映するだけでも、サイトの鮮度は保ちやすくなります。

失敗パターン:作って終わり/更新が続かない

AIでホームページを作ると、最初の完成までは早く進みます。起きやすい失敗は、その後の更新担当、問い合わせの確認、改善の見方が決まっていないことです。

1つ目は、見た目だけで満足してしまうことです。デザインが整っていても、訪問者が「何を頼めるのか」「いくらから相談できるのか」「どこから問い合わせるのか」がわからなければ、成果にはつながりにくくなります。

2つ目は、AIが書いた文章が一般論のまま残ることです。「高品質なサービスを提供します」だけでは、自社らしさが伝わりません。「うちの強みって、文章にすると普通になってしまうんだよな」と感じるあなたは、具体例に戻ると整理しやすくなります。過去の相談内容、選ばれた理由、失注した理由をAIに渡すと、言葉が具体化します。

3つ目は、無料プランの制限を見落とすことです。独自ドメインが使えない、広告やバナーが出る、といった制限は信用に影響します。名刺やチラシにアドレスを載せる前に確認してください。

4つ目は、更新を社長だけで抱えることです。社長が忙しくなると情報が古くなり、営業時間やサービス内容の修正も後回しになります。対策は、更新作業を小さく分解することです。現場が写真を撮る、事務担当がAIに下書きさせる、社長が最終確認する、という流れにすると運用が現実的になります。

5つ目は、データを見ないことです。アクセス数、検索キーワード、問い合わせ数、よく見られるページを月1回だけでも確認すると、どのページを直すべきか見えやすくなります。

よくある質問

無料でAIを使ってホームページを作れるサイトはありますか

あります。WixやジンドゥーのAIビルダー、STUDIO、Googleサイト、WordPress.comは、無料プランのまま作成と公開まで進められます。ただし独自ドメインと広告・バナーの非表示は、多くのサービスで有料プランの機能です。

無料の生成AIはどれが良いですか

用途で分けるのが現実的です。原稿や構成づくりならChatGPT、Gemini、Claudeなどの文章生成AI、デザイン案なら画像生成AI、公開まで進めるならAI搭載のサイトビルダーが向きます。

Geminiでホームページを作れますか

構成案や本文を作る用途では十分に使えます。GeminiのCanvasはすべての利用者が使え、HTMLの生成とプレビューにも対応しています。ただし生成されるのはページの中身なので、公開するにはGoogleサイトなどの公開先やサーバーを別に用意する必要があります。

WordPressとAIの組み合わせはどうですか

記事を積み上げて検索から集客したい場合には有力です。ただしWordPress.comの無料プランは独自ドメインもプラグインも使えないため、本格的に運用するならサーバーとドメインの契約が前提になります。

Googleの無料サービスだけで完結できますか

用途を絞れば可能です。Googleサイトは無料で使え、所有権を確認すれば独自ドメインも設定できます。その代わり集客の主戦場にするというより、情報を整理して公開する用途が向きます。

AIで作ったホームページでも検索で上位に出ますか

作り方次第です。ページがあるだけで上位に出ることはなく、検索する人の疑問に答える中身と、内部の導線、更新の継続が必要になります。AIは下書きを速く作れますが、何を書くかを決めるのはあなたの仕事です。

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ここまでをまとめると、AIでホームページを無料で作ること自体は可能です。まずオンライン上にページを持ちたいなら、無料プランから始める価値は十分にあります。

ただし、独自ドメイン、検索対策、問い合わせ導線、更新体制まで考えると、無料の範囲だけでは足りない場面が出てきます。あなたが見るべきなのは「無料か有料か」ではなく、「目的に対してどこにコストをかけるか」です

AI自作が向くのは、名刺代わりのページ、テスト公開、原稿のたたき台づくりです。AI併用が向くのは、問い合わせや採用など成果導線を整えたい場合です。外注が向くのは、検索対策の設計、ブランド表現、販売や予約・決済など、売上や業務フローに深く関わる場合です。

次の一手は、あなたの会社のホームページの目的を1つに絞り、AIに5ページ構成を作らせることです。そのうえで無料プランで試作し、独自ドメインや問い合わせ導線が必要になった段階で有料化・AI併用・外注を検討すると、費用の判断がしやすくなります。

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確認日:2026年7月21日

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この記事を書いた人

西俊明(トシゾー)のアバター 西俊明(トシゾー) 中小企業診断士/AI実践戦略士/IT講師・著者

中小企業診断士/AI実践戦略士(商標出願中)/IT講師・著者。富士通で17年間、IT製品の営業・マーケティングに従事した後、独立。中小企業を中心に270社超を支援し、研修・セミナーへの登壇は250回を超える。現在は、生成AI・ITを経営や業務に生かす実践的な方法と、ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者試験などの学習法・過去問解説を発信している。著書に『Webマーケティング最強の1冊目』(千葉テレビ『モーニングこんぱす』で紹介)
『改訂7版 ITパスポート最速合格術』など。

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