AFP(2級FP技能士相当)まで取って、「次はその上のCFPに挑戦してみようかな」と考え始めたあなたは、
「CFPって、ファイナンシャルプランナーの中でどのくらい難しいの?」「偏差値で言うとどのレベル?」「6科目もあるけど、一発で受かるものなの?」
といったことが、まず気になっているのではないでしょうか。
先に結論からお伝えすると、CFPは「日本FP協会が認定する“FPの最上位”資格で、FP技能士1級と並ぶ最難関クラス」です。ただし、ネット上でときどき見かける「他の受験者との競争で運次第」という噂は、必ずしも正確ではありません。CFP資格審査試験は各課目で合格ラインが回ごとに公表される方式で、配点は1問2点・50問(100点満点)、合格ラインは「50問中○○問以上で合格」という形で各回ごとに発表されます(正確な合格点は回によって変動するため、必ず公式でご確認ください)。つまり6課目を計画的に積み上げていけば、十分に到達を狙える試験でもあります。
そこで、この記事では、
- CFPの難易度の実態(FP技能士1級との位置づけ)
- 偏差値ランキングで見たときのレベル感
- 6課目それぞれの難易度と、取りやすい・難しい科目の傾向
- 合格率(1課目と6課目一括では大きく違う点)
- 受験資格と合格基準、必要な勉強時間の目安
などを、日本FP協会(jafp.or.jp)の公式情報に当たりながら「あくまで目安」として整理しました。
資格の難易度というと、つい「偏差値いくつ?」「合格率は?」という他人と比べる数字に目が行きがちです。けれど本当に大事なのは、その数字を「いまの自分の現在地」と照らし合わせて、無理のない挑戦プランに翻訳すること。CFPはまさに、AFPで積んだ土台を活かして“自分のペースで一段上がる”資格です。数字や噂に振り回されず、自分の挑戦プランを描く材料にしてもらえたら嬉しいです。それでは、まず「そもそもCFPとはどんな資格なのか」というところから見ていきましょう。
CFPとは?|日本FP協会が認定する“FPの最上位”資格(FP技能士との違い)
CFPの難易度を正しくつかむには、まず「FPの資格には2つの系統がある」という前提を押さえておくのが近道です。ファイナンシャルプランナー(FP)と一口に言っても、次のように国家資格と民間資格に分けられます。
- 国家資格のFP技能士1級・FP技能士2級・FP技能士3級
- 民間資格のAFP(Affiliated Financial Planner)とCFP(Certified Financial Planner)
ここで大事なのが、この2つは「更新」のルールがまったく違うという点です。FP技能士は国家資格で、一度合格すれば資格そのものは一生有効(更新は不要)です。一方、AFPとCFPは日本FP協会が認定する民間資格で登録制になっており、継続教育によって2年ごとに更新していく必要があります。「FP技能士=更新不要/AFP・CFP=2年更新」――この違いは混同しやすいので、最初に頭に入れておいてください。
そのうえでCFPは、北米やアジア、ヨーロッパを中心とする世界で導入されている、“世界が認めるプロフェッショナルFP”の証です。各国のCFP資格は、次の4E(4つの認定要件)を満たすことを求めています。
- Education(教育):所定のFP教育カリキュラムを修了し、ライセンス維持のために単位を取得する
- Examination(試験):ファイナンシャル・プランニングの内容を実務で活かせるか、試験を受けて証明する
- Experience(経験):試験に合格してからCFPエントリー研修を修了し、所定の実務経験要件を満たして申請・認定される
- Ethics(倫理):日本FP協会が定める会員倫理規程の順守に関する約定書に署名する
「水準」としては、よく「AFPはFP技能士2級と同等」「CFPはFP技能士1級と同等」と言われます。ただしこれはあくまで“レベル感が近い”という目安であって、試験制度・主催団体・更新要件はそれぞれ別物です。ここを取り違えると後の理解がぶれるので、「CFPはFP技能士1級と並ぶ高いレベルの“別系統の資格”」とイメージしておくとよいでしょう。
では肝心の「CFPになるのは難しいのか?」という疑問ですが、結論としては最上位クラスなので簡単ではないものの、AFPから段階的に積み上げていけば、決して手の届かない資格ではありません。次の章から、その難易度の中身を具体的に見ていきます。
CFP資格試験の難易度はどれくらい高い?|“FP技能士1級と並ぶ最難関クラス”
「CFPの資格を取得したいけど、難易度はどれぐらい高いの?」と不安に感じている方は多いと思います。
結論から言うと、CFPになるために合格しなければならないCFP資格審査試験は、FP技能士1級と並ぶ“最難関クラス”の試験です。FP技能士3級のように、初学者が短期間でサクッと取れる資格ではありません。では、なぜそんなに難しいのか。理由は大きく3つあります。
- ①6課目すべてに合格する必要がある:守備範囲が広く、得意分野だけでは押し切れない
- ②受験者の多くがAFP認定者:もともと2級FP技能士相当の知識を持つ“実力者”が中心の試験になる(受験資格は原則AFP認定者ですが、協会認定の大学院ルートなどの例外もあります)
- ③各課目とも応用・実務レベルの出題:暗記だけでなく、計算や事例への当てはめが求められる
ここで、よくある誤解を1つ整理しておきます。「CFP資格審査試験は、他の受験者との点数の比較で合否が決まる競争試験だから、年を追うごとに難しくなっている」という説明を見かけることがありますが、これは公式の方式とは異なります。CFP資格審査試験の合格ラインは課目ごと・回ごとに「50問中○○問以上で合格」という形で公表される方式です(配点は1問2点・100点満点)。定員制で上位何人だけを選ぶような試験ではなく、各回ごとに公表される合格ラインを満たせばよい、という考え方です。各回の合格点は試験のたびに公表されますので、過去の傾向を踏まえて「これくらい取れれば届きそう」という目標を立てやすいのが特徴です。とはいえ合格ラインは回によって動き、得点率にすると6割前後になる回もあれば前後する回もあるため、「○割取れば必ず合格」と決めつけず、最新の合格点や方式は必ず日本FP協会(jafp.or.jp)の公式サイトでご確認ください。
なお、よく聞かれるのが「CFPとFP1級は、どちらが難しいですか?」という疑問です。両者は水準としてはほぼ同等とされますが、試験制度そのものが違うため、単純に「どちらが上」とは言いきれません。FP1級は国家資格で学科試験と実技試験があり、一度合格すれば更新不要。一方CFPは日本FP協会認定で6課目制、合格後も2年ごとの更新が必要です。出題形式・受験資格・更新の有無が異なるので、「どちらも最高峰だが、性格の違う試験」ととらえるのが正確です。
偏差値のランキングから見た、CFPの難易度ランキング
「他の難関資格と比べると、CFPはどのくらいのレベルなの?」という視点で見るために、偏差値ランキングも参考にしてみましょう。以下は、複数の情報をもとに当サイトがまとめた、資格試験の偏差値一覧です。
- 偏差値70:「裁判官」
- 偏差値67:「弁護士(予備試験)」
- 偏差値61:「税理士(3科目受験2科目免除)」
- 偏差値60:「社労士」
- 偏差値56:「CFP」
- 偏差値48:「2級FP技能士」
ただし、ひとつ前提を共有させてください。厳密には、CFPを含めて資格試験に「公式な偏差値」は存在しません。ここに挙げた数字は、各資格の合格率・学習範囲・受験者層などを参考に、世間でよく語られる難易度感を当サイトが相対的に並べた非公式の参考値(2026年6月時点)です。公的な算出根拠があるものではないため、あくまで「ざっくりした序列イメージ」として受け取り、最終判断は次に挙げる公式の合格率・受験資格・学習範囲で行うことをおすすめします。
この表からも、CFPが偏差値56と、社労士(60)にやや迫る高い水準にあることがわかります。実際、読者の方からは「CFPと宅建はどっちが難しい?」「CFPと社労士は?」「CFPと行政書士は?」といった比較もよく聞かれます。偏差値の参考目安だけで見れば社労士のほうがやや上、ということになりますが、これらの資格は出題分野がまったく違うため、「どちらが上」と一概に言いきるのは難しいのが正直なところです。
資格同士を比べるときは、偏差値や合格率の数字だけでなく、「どんな人が受験しているか(受験者層)」「学習範囲の広さ」もあわせて見るのがおすすめです。CFPの場合、受験者の多くがAFP認定者という“実力者ぞろい”である点が、数字以上に手ごわさを感じさせる要因になっています(受験資格の詳しい中身は後の章で整理します)。
CFPの課目別の難易度ランキング|6課目どれが難しい?どれが取りやすい?
CFP資格審査試験では、以下の6種類の課目すべてに合格する必要があります。「CFPの難易度」を本当に理解するには、この課目ごとの中身と難しさの傾向を押さえておくのが一番です。
- 金融資産運用設計(個別商品の内容や損益計算、コンサルティングに活かせる幅広い知識が問われる)
- 不動産運用設計(不動産の売買や賃貸借を中心に、具体的な課題を解決する応用力も求められる)
- ライフプランニング・リタイアメントプランニング(FPの実務に関する知識やアドバイス力が求められる)
- リスクと保険(基本的な商品・保険税務の知識に加え、コンサルティングスキルが要求される)
- タックスプランニング(法人税や所得税を中心に、税に関する総合的な知識が求められる)
- 相続・事業承継設計(相続税・贈与税の仕組みと計算、事業承継に関する知識が問われる)
課目の名前自体は3級・2級と大きく変わりません。しかし、“世界が認めるプロフェッショナルFPの証”だけあって、出題は細かい部分まで踏み込んでくるのが特徴です。
では「6課目のうち、どれが難しくて、どれが取りやすいのか」――これは多くの受験生が気になるところですが、結論から言うと「人によって変わる」というのが正直な答えです。課目ごとの合格率の水準そのものは、どれもおおむね近い範囲(後述しますが、おおむね30〜40%台)に収まることが多く、「この科目だけ極端に受かりにくい」という大きな差はつきにくいのです。
そのうえで、体感的な難易度には傾向があります。
- 比較的取り組みやすいとされる傾向:ライフプランニング・リタイアメントプランニング、リスクと保険など(AFPで学んだ知識を活かしやすい人が多い)
- 重く感じる人が多い傾向:タックスプランニング、相続・事業承継設計(税制の知識や計算量が多く、苦手意識を持ちやすい)/金融資産運用設計(計算問題のボリュームが大きい)
ただし、これはあくまで「一般的にそう感じる人が多い」という傾向・目安にすぎません。税理士業務の経験がある人ならタックスや相続が得意になりますし、金融機関勤務なら金融資産運用が武器になります。「一番簡単な科目はどれ?」という問いの答えは、あなたの得意分野しだいで変わる――そう考えておくのが現実的です。
そしてCFP攻略でぜひ知っておいてほしいのが、「6課目を一度にすべて合格する必要はない」という点です。課目合格はAFP認定者として資格を保持していれば期限なく有効なので(詳しい条件は後述します)、1回の試験で2〜3課目ずつ、数年かけて少しずつ揃えていくという戦い方ができます。「6科目もあるのか……」と尻込みしてしまいがちですが、得意な課目から1つずつ確実に積み上げていけるのがCFP試験の現実的な攻略ルートです。
CFPの合格率はどれくらい?|1課目は30〜40%台・6課目一括は1割前後(回で変動)
「結局、CFPの合格率はどのくらいなの?」――ここはYMYL(お金や人生に関わる重要情報)でもあるので、できるだけ正確に整理します。
まず大前提として、CFPの合格率は「1課目あたり」と「6課目一括(一発合格)」でまったく数字が違うので、ここを分けて考える必要があります。
ひとつの目安として、1課目あたりの合格率はおおむね30〜40%台で推移してきました。以下は、過去の課目別合格率の推移です(参考としてご覧ください)。
| 試験科目 | 金融資産運用設計 | 不動産運用設計 | ライフプランニング・リタイアメントプランニング | リスクと保険 | タックスプランニング | 相続・事業承継設計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015年6月 | 36.78% | 37.60% | 38.10% | 36.87% | 35.89% | 38.68% |
| 2016年6月 | 33.85% | 36.36% | 38.22% | 37.58% | 40.50% | 38.08% |
| 2017年11月 | 37.35% | 39.86% | 39.98% | 39.18% | 39.52% | 38.22% |
| 2018年11月 | 35.68% | 38.46% | 36.31% | 36.94% | 39.89% | 39.22% |
| 2019年11月 | 29.58% | 36.91% | 34.48% | 35.33% | 36.83% | 35.90% |
※上記は過去(2015〜2019年)の推移をまとめた参考データです。課目別合格率は回によって変動し、最新の数値は試験のたびに更新されます。
直近の傾向も同じ水準で推移しています。たとえば2025年度(第1回・第2回)でも、各課目の合格率はおおむね31〜40%台に収まっており、金融資産運用設計が33〜34%台、不動産運用設計が35〜40%台、ライフプランニング・リタイアメントプランニングが35〜38%台、リスクと保険が36%台、タックスプランニングが34〜36%台、相続・事業承継設計が31〜35%台、といった具合です。年度ごとに数ポイント前後する程度で、「特定の課目だけが極端に難しい・易しい」という大きな偏りは見られません。
なお上の表は、2015・2016年が6月実施回、2017〜2019年が11月実施回と抽出した回が混在しています。回ごとの単純な「連続推移」ではなく、「どの回もおおむね30%台後半に収まりやすい」という水準感をつかむための参考としてご覧ください。
合格率はYMYL性の高い数値で改定もあるため、受験する回の正確な課目別合格率は、必ず日本FP協会の公式情報で最新版をご確認ください(本記事のデータは2026年6月時点で公表されている情報をもとにしています)。最新の試験結果・合格ラインは日本FP協会「CFP®資格審査試験」公式ページで確認できます。
このように、1課目だけ見れば「3〜4割は受かる」試験です。ところが、6課目すべてに一発合格する“一括合格”の合格率になると、ぐっと下がっておおむね1割前後(目安として8〜13%程度)とされています。各回の一発合格者は10〜20名強ほどと言われ、1回の試験で6課目をまとめて突破する一括合格者は、ごく一握りということです。「1課目30〜40%台」と「6課目一括1割前後」――この落差こそが、CFPが“最難関クラス”と呼ばれる理由です(一括合格者数や比率も回によって変動するため、目安としてご覧ください)。
さらに見落とせないのが、受験者の多くがAFP認定者(=一定の実力者)だという点です。その実力者の集団の中での3〜4割ですから、見かけの数字以上に手ごわい、というのが実態だと考えておくとよいでしょう。
なお、「CFPは何年で取れる?」という質問もよくありますが、これは前述のとおり科目合格に有効期限がないため、年1〜2回の試験で6課目を1年〜数年かけて揃えていくのが一般的です。期間は人によって幅があるので、「何年」と決めつけず、自分のペースで計画を立てましょう。
CFP資格審査試験の受験資格と合格基準(合格ライン)
「CFPに挑戦したい」と思っても、誰でもすぐ受けられるわけではありません。CFP資格審査試験には受験資格が設定されています。
公式(日本FP協会)によると、CFP資格審査試験の受験資格は次の2つのルートが用意されています。
- 原則ルート:協会が認定するAFP認定者(=AFP登録者)であること
- 大学院ルート:協会が認定する大学院で所定の課程の単位を取得した場合も受験資格が得られます。ただしこの受験資格・課目合格は、課程修了後7年以内に6課目すべてに合格しないと失効します
「全員が必ずAFP認定者」というわけではなく、原則はAFP認定者ルート、加えて協会認定の大学院ルートがある、と押さえておきましょう。とはいえ多くの方にとっては、まず2級FP技能士相当の「AFP認定研修」を修了してAFPに登録 → その後にCFP資格審査試験を受験する、という流れが現実的です。最新の受験資格の詳細は、必ず日本FP協会(jafp.or.jp)の公式情報でご確認ください。
なお課目合格には事実上の「期限」があります。AFP認定者として資格を保持していれば課目合格歴は期限なく有効ですが、AFP資格を更新できず一般会員に移行した場合や、協会を退会した場合は課目合格歴が失効します(大学院ルートは前述のとおり修了後7年)。一気に全課目を狙わなくてよい一方で、「AFPの資格を維持し続ける」ことが前提になる点は意識しておきましょう。
そして、CFPもAFPと同じく登録制で、継続教育によって2年ごとの更新が必要です。「一度取れば終わり」のFP技能士とは違い、取得後も学び続けることで“常に最新の知識を持つプロ”であり続ける仕組みになっています。これは負担でもありますが、裏を返せば顧客からの信頼につながる強みでもあります。
合格基準(合格ライン)についても押さえておきましょう。前述のとおり、CFP資格審査試験は1問2点・50問(100点満点)の構成で、合格ラインは「50問中○○問以上で合格」という形で各回ごとに公表されます。「上位何人だけ」を選ぶ定員制ではなく、各回に公表される合格ラインに届けばよい方式です。ただし合格ラインは回によって動くため、「○問取れば必ず合格」と固定で考えず、最新の合格点は必ず公式で確認するのが安全です。
あわせて、受験判断に欠かせない費用面も整理しておきます(いずれも改定の可能性があるため、最新は公式でご確認ください。以下は2026年6月時点の目安です)。
- 受験料:1課目あたり6,600円程度で、受験する課目数に応じて加算されます(複数課目をまとめて受けると課目あたりの単価は下がります。正確な金額は受験する課目数・回によって異なるため、出願前に必ず公式でご確認ください)
- CFP認定後の年会費:年20,000円(日本FP協会の年会費12,000円+CFP会費8,000円)
- 新規登録料:5,000円
- 継続教育(2年ごとの更新):単位取得にかかる費用は内容により2年間でおおむね1万円〜6万円程度
このように、CFPは受験のたびの受験料に加え、取得後も年会費や継続教育費がかかる“維持コストのある資格”です。だからこそ、「取って終わり」ではなく、取得後にどう活かすかまで見据えて挑戦するかどうかを判断したいところです。
CFP合格に必要な勉強時間の目安と勉強法|“6課目を計画的に”が攻略のカギ
最後に、多くの人が気になる「CFP合格にはどれくらいの勉強時間が必要か」を見ていきましょう。
先にお断りしておくと、必要な勉強時間は、AFP段階でどれだけ知識が残っているか・どの課目を受けるか・実務経験があるかで大きく変わります。そのため、ここでお伝えするのはあくまで「目安」です。一般的には、1課目あたり数十時間〜、6課目すべてを揃えるには合計で数百時間規模が一つの目安とされますが、これは公式に決められた数字ではありません。
攻略のコツは、何より「計画的に積み上げること」です。
- 得意な課目から固める:AFPの知識が活きる課目を先に取り、勢いをつける
- 無理に一括合格を狙わない:科目合格に有効期限はないので、1回の試験で2〜3課目ずつ、半年〜2年といったスパンで揃えるのが現実的
- AFP段階の知識を土台にする:ゼロからではなく「上積み」と考えると負担感が軽くなる
仕事や家庭と両立しながら目指す方が大半ですから、「一気に全部」より「コツコツ分割」のほうが、結果的に挫折しにくいルートです。
なお、独学での進め方や具体的なスケジュールの立て方については、別記事で詳しく解説しています。
※CFPの勉強時間や独学勉強法!CFPのおすすめ勉強方法は?もあわせて参考にしてください。
「独学だと不安」「効率よく進めたい」という方は、CFP・FPの通信講座を活用するのも一つの手です。下記の口コミ記事で、主要な講座の評判をまとめています(料金や合格実績などの数値は改定されることがあるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください)。
【おすすめFP講座】
FP資格全体の進め方(3級→2級→AFP→CFP)を整理したい方は、FP|資格の全体像と縦軸ロードマップもあわせてご覧ください。講座をじっくり比較したい方はFP通信講座おすすめ・徹底比較ランキングが参考になります。
CFPを取得するメリットと、目指す価値
ここまで「難しさ」を中心に見てきましたが、それでも多くの人がCFPを目指すのは、難関を超えるだけの価値があるからです。CFPの資格を取得するメリットを整理しておきましょう。
- 世界各国で導入されている信頼性の高い資格で、高度なFPスキルをアピールできる
- 就職や転職で有利になるだけでなく、自分で事務所を開いて独立開業するという選択肢も広がる
- 2年ごとの継続教育が定められているため、常に最新の知識をアップデートし続けられる
- FPフォーラムに運営側として参加できるなど、人脈を広げる機会がある
「2年ごとの更新が面倒……」と感じる方もいますが、その仕組みのおかげで常に最新の知識を保てるため、結果的に顧客満足度の高いアドバイスができるという強みにつながります。
なお、「CFPを取れば年収はどれくらい上がる?」という質問もよく聞かれます。正直に言えば、資格そのものが年収を保証してくれるわけではありません。ただ、金融機関でのキャリアアップや独立FPとしての活動など、専門性を活かして活躍の場を広げる土台にはなります。効果は人やキャリアの選び方によって幅がある、と考えておきましょう。
AFP認定者にとって、CFPはまさに「次の一歩」。独立・開業まで視野に入れている方は、FPの独立・開業について解説した記事もあわせて読んでおくと、ゴールのイメージがつかみやすくなります。
まとめ|CFPは最難関クラスだが“6課目を計画的に積む”ことで到達できる
CFPがどんな資格で、どのくらい難しいのか、イメージがつかめましたか。最後に要点を振り返っておきましょう。
- 難易度:FP技能士1級と並ぶ最難関クラス。偏差値の参考値ではCFP56。ただし「相対評価の競争試験で運次第」というのは誤解で、合格ラインは課目・回ごとに公表される(目安6割前後)
- 合格率:1課目はおおむね30〜40%台だが、6課目一括(一発合格)は1割前後(回で変動・公式で要確認)
- 攻略法:科目合格に有効期限はないので、得意課目から1つずつ、計画的に積み上げるのが王道
CFPは確かに難関ですが、「6科目を一度に」ではなく「計画的に積み上げる」と考えれば、AFPまで到達したあなたなら十分に手の届く資格です。難易度ランキングや偏差値は、あくまで“地図”にすぎません。大切なのは、その地図の上で「自分はいまどこにいて、次にどの課目から登るか」を自分で決めること。数字や噂に振り回されず、自分のペースで一歩ずつ挑戦していきましょう。
これから本格的に動き出す方へ。FP資格全体の進め方はFP|資格の全体像と縦軸ロードマップ、具体的な勉強法はCFPの勉強時間・独学勉強法の記事、講座比較はFP通信講座おすすめランキングを参考にしてください。
【FP主要記事】
- FP(ファイナンシャルプランナー)とは?資格の全体像と3級→2級→AFP→CFPの学習ロードマップ
- CFPの難易度ランキングは? CFPの偏差値や合格率などまとめ(この記事)
- CFPの勉強時間や独学勉強法!CFPのおすすめ勉強方法は?
- FP・ファイナンシャルプランナー2級の通信講座おすすめは?徹底比較・ランキング!
- FPの独立・開業!AFPや2級があれば独立に成功できる?3級でも開業できる?年収は?
