この記事はYouTubeで配信中の「【令和6年】ITパスポート1番わかるオンライン講座」を記事にしたものです。動画でご覧になりたい方は、下記からご確認ください。
※前回の記事(#53 システムの信頼性(計算問題))はこちら
今回は、令和6年ITパスポート1番わかるオンライン講座
第54回「ソフトウェア」をお伝えします。
OS、アプリケーションソフトウェアなど基本的なソフトウェアについて説明します。
試験対策だけでなく業務でも重要な分野ですが、覚えることはあまり多くありませんので
時間をかけずにマスターしましょう。
OS(オペレーティングシステム)
オペレーティング・システム、略してOSとは、PCやスマホ本体とアプリケーションソフトウェアの仲を取り持つ、専用のソフトウェアです。
OSは基本ソフトウェアとも呼ばれ、アプリケーションソフトウェアがPCやスマホのハードウェア資源を効率的に管理しやすくします。
例えば、Windows、macOS、Linux、Android、iOSなどが代表的なOSです。
アプリケーションソフトウェア
次に、アプリケーションソフトウェアについてです。
これはPCであればワープロや表計算ソフト、スマートフォンであればゲームやメッセージアプリなど、特定の目的ごとに機能を提供するソフトウェアを指します。
応用ソフトウェアとも呼ばれます。
例えば、Microsoft Word、Excel、Adobe Photoshop、Instagram、WhatsAppなどがアプリケーションソフトウェアの例です。
マルチタスク
OSの重要な機能の一つであるマルチタスクについて説明します。
マルチタスクとは、OSが複数のプログラムを少しずつ互い違いに並行して実行するよう管理することで、あたかも同時に複数のプログラムが動いているように見せる機能です。
例えば、ウェブブラウザでインターネットを見ながら、バックグラウンドで音楽を再生し、同時に文書を作成することができるのは、このマルチタスク機能のおかげです。
BIOS
次にBIOSについて説明します。
BIOSとは、PCの基盤にあるROMに書き込まれており、電源投入後すぐにPC全体のチェックや入出力機能の基本的な制御などを行うソフトウェアです。
BIOSは、PCが起動する際に最初に動作するソフトウェアであり、ハードウェアとOSの間のやり取りを管理します。
まとめ
今回はOS、アプリケーションソフトウェア、BIOS、マルチタスクなどについて見てきました。
覚えることはあまり多くありませんので、時間をかけずに復習して、しっかりマスターしてください。