こんにちは、トシゾーです。
今回は、二次試験専門の資格の学校であるMMCについてお伝えします。
MMC以外にも、二次試験専門の資格の学校には、TBCやAASなどがありますが、いずれも目立った広告などをすることなく、受験生もそんなに多くない印象です。
そのため、TACやLECなどの大手と比べて、内部の状況が分かりにくいですよね。
一方で、
「MMCの通学講座は口コミによって人気があり、募集を開始するとすぐに満席になる」
という話も聞きます。
そんなMMCの実態は気になりますよね。
MMCに関心のある方は、ぜひ読んで頂ければと思います。
なお、MMCとは別の資格スクールですが、クレアールが、中小企業診断士試験の「最速勉強法」ノウハウについて、市販の受験ノウハウ書籍を無料でプレゼントしています。
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Contents
MMC 中小企業診断士 二次試験対策講座のレビュー(評価)その1 よいポイント
以下に、MMC 中小企業診断士 二次試験対策講座の、よいポイントをまとめてみました。
MMCのよいポイント1:合格のメソッドが確立されている
MMCでは、約20年分の試験問題の徹底研究と実際の診断(コンサルティング)経験から、二次試験攻略のための独自の解法(MMCメソッド)を開発しています。
さらに、MMCの講師陣は、MMCで学習して中小企業診断士になった方ばかりであり、そのため、MMCメソッドに沿った一貫性のある講義、一貫性のあるアドバイス・指導が可能になっています。
そんなMMCの合格メソッドですが、「2つの基本的な考え方(視点)」「4つの鉄則」および、その鉄則を具体化する「4つの武器」から構成されています。
2つの基本的な考え方(視点)
- 出題者・採点者の要求に適切に答える
- ライバルに対する優位性を高める
4つの鉄則
- 題意に忠実に →設問の要求を正しく捉える
- 因果関係で書く →解答の根拠を明らかにする
- 切り口を明確に →多面的に考え、多面的に解答する
- キーワードで書く →内容を濃く充実させる
4つの武器
- MCサークル →診断のプロセス/事例問題の構造と構成要素を可視化
- 文章の金型法 →文章の標準化・フォーマット化
- マトリックス整理法 →事例解答に有効に使えるキーワードを整理
- 専門知識の確認テスト
上記のうち、MCサークルの考え方に沿って事例問題を考えていくことで、設問の位置関係等を正しく理解し題意を捉えた解答が書けるようになります。
また、文書の金型法とは、「〇〇面では、△△ので、□□を行う」などのように、限られた時間の中で、伝わりやすく説得力の高い文章を書くための文章のテンプレートのことです。
MCサークルと文章の金型法の利用を徹底的に訓練することにより、MMCの合格メソッドを自分の血肉とできるようになります。
MMCのよいポイント2:答案の添削が迅速、個別アドバイス、再答案添削もあり
MMCでは、講義で実施した課題問題の答案を当日回収し、1週間以内にインターネットで添削返却、次回の講義で個別アドバイスを受けられます(個別アドバイスは通学講座のみ)。
※口コミには「即日採点と返却」とありましたが、現在は1週間以内に返却のようです。
さらに、MMCでは、講座内で取り組んだ事例を再度深く掘り下げて高品質な答案を作ることが有効と考えており、添削返却後、受講生が作成した再答案を添削し、答案作成力の強化するスキームもあります。
MMCのよいポイント3:実績が高い
MMCのWebサイトに記載があるわけではないですが、説明会に参加された方の話によれば、
通学生の合格率は、高い年度で50%以上、低い年度で40%程度
とのことです。
二次試験の一般の合格率は20%前後ですから、それに比較すると、かなり高い合格率です。
なお、通信の受講生は合格した方しか報告してこないため、集計できていないそうです。
MMCは二次試験専門校のため、受講生のほとんどが多年度受験生だと想像できますが、その分を割り引いても、非常に高い合格率だといえるでしょう。
MMC 中小企業診断士 二次試験対策講座のレビュー(評価)その2 注意すべきポイント
ここまでMMCのよいポイントを見てきました。
以下では、MMCを選ぶ際の注意すべきポイントを確認していきます。
MMCの注意すべきポイント1:会場が都内のみ、さらに毎回変わる
通学講座は東京のみです。地方の方は、通学は難しいかも知れません。
また、MMCの事務所は青山(港区)にあるのですが、通学講座では、御茶ノ水・飯田橋・水道橋・池袋の貸会議室などを利用するようです(2020年度)。
受講日によって会場が変わるのは、試験勉強にはあまり影響ないかも知れませんが、間違った会場に向かわないように注意が必要です。
MMCの注意すべきポイント2:解法が時代に合わなくなっている可能性がある
「MMCメソッドは、最近の本試験の傾向とズレがあるのでは」という声が少し聞かれました。
MMC側でも随時調整はしているとは思いますが、気になる方は、MMCが実施している「無料体験添削」を受けてみてはいかがでしょうか。
MMCの注意すべきポイント3:「通期」コースの価格が高い
MMCの通学講座は7万円台~32万円台です。
7万円~9万円台の通学コースもあるのですが、これは1年間を「前期」「中期」「後期」にわけ、「中期」のみや「後期」のみの価格ですので、注意してください。
年間通して通学する「通期」コースは、25~32万円台となります。内容の充実度は高いものの、二次試験のみの講座ですので、高価な部類に入るでしょう。
一方の通信は5万円台~18万円台となっているのですが、やはり「通期」だと、そこそこの価格がします。
MMCは「通学(土日)」「通学(平日)」「通信」の3パターンに対し、それぞれ期間別に5種類あるため、全部で15コースもあります。
コース体系が少し複雑なので、詳細はMMCのWebサイトで確認してみてください。
MMC 中小企業診断士 二次試験対策講座の口コミ・評判
つづいて、MMCの講座に関する口コミ・評判をご紹介します。
MMCに関する、よい口コミ・評判
問題は試験時間は80分しかないので、80分しかない中でどう書くかということ。その意味でMMC良かったと思う。
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MMCで学んだことのうち、事例Ⅳの底上げと、「○○のため、△△を行う」のキーワードが合格につながった。キーワードは自分で作るけど、使い方が理解できた。
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財務の応用問題は何度となくやった。効果あるよ。特に事例4はピカイチじゃないかな
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合格率は通学で4割台、通信合格者も多いよ
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即日採点と返却がよかった(通学生)
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直前答練は二次試験のエッセンスがたくさん盛り込まれていてかなり役に立つと思う。時間が無いからありがたい。
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事例Ⅳが先週あったが、問題の質としてTACなどとは比べもにならないと感じた。
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2018年の通学クラス、もう埋まってしまったのですね。宣伝らしい宣伝も大してやってないのに大したものですね。これぞ口コミ。
MMCに関する、悪い口コミ、評判
個人的にはmmcの解法は良くできていて好きだけと、その解法で作ったであろう模範解答はダブりがあったり、問われていることに答えていないように見えるものがあったりする印象がある。
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面的に捉えようとして文が破綻とはいかないまでも不明瞭になっていると感じました。
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最近、MMCの欠点や不満コメントが増えましたね。MMCのメソッドに過信して最新傾向への対応が不十分にならないようにして欲しいですね。
MMC 中小企業診断士 二次試験対策講座の口コミ・評判・レビュー(評価) まとめ
「MCサークル」と「文章の金型法」を中心としたMMCメソッドは、中小企業診断士二次試験の解法を徹底的にロジカルに構築した、再現性の高い方法です。
積極的なプロモーションは行っていないため、外からは内部の実情が分かりにくい、価格が少し高めなど、検討すべきポイントもありますが、
どうしても二次試験が苦手な方、文章が苦手な方などは、有力な選択肢になるのではないでしょうか。