この記事では、社労士資格予備校として最大手の1つのLEC(LEC東京リーガルマインド)について、口コミ・評判などを説明していきます。
LECは今年43年目、歴史の深い資格予備校です。
また、司法試験の予備校から始まったこともあり、「法律系」の資格に強みを持っています。
当然、社会保険労務士(社労士)講座も法律系の資格ですから、LECの得意な分野。
そのため、社会保険労務士(社労士)講座も早くから開講されており、35年以上の歴史を持っています。
このように、信頼感と実績は充分なLECの社会保険労務士(社労士)講座ですが、その内容はどのようなものなのでしょうか?
LECの講座が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
高い的中率を誇るオリジナル教材、オリジナル模試
LECは大手スクールだけあって多くの社労士講座講師がいます。
講師の方々は、共通テキスト以外にそれぞれオリジナル教材を作っているのですが、その教材から、本試験で多くの的中問題が出ています。
LECのホームページでは、「どの教材から的中問題が出たか」をすべて明確にして表示していますから、気になる方は一度チェックしてみてください。
さらに、年3回行われる公開模試においても、予想問題から数多くの的中問題が出ています。
LECの講師のレベルの高さ・社労士試験への研究の深さが分かる事例だと思います。
LECの一般講座は受けないとしても、直前期の仕上げとして模試だけでも受験するのがおすすめと思います。
カリキュラム
最新の出題傾向や難易度、法改正まで的確に対応
LECでは、30年以上にわたって、社会保険労務士(社労士)受験生を指導してきました。多くの合格者を輩出して来ましたが、その要因は、常に最新の出題傾向に追随し、法改正に関しても的確に押さえるなど、「その時代」にマッチする最新のカリキュラムを提供してきたことにあります。
「初めての方」「受験経験者」のそれぞれに合ったコースを用意
LECは法律の条文への理解をを深め、「新傾向の問題」でも自力で考え抜く力を養成します。
社会保険労務士(社労士)の学習をスタートする方、学習・受験経験者の方、両者に最適な学習カリキュラムを用意しています。
コースの詳細と料金/価格
LECの社会保険労務士(社労士)コースには数多くのコースがあります。
法律系に強い最大手の1つだけありますが、パックコースだけで約10個、さらに単科講座も含めると、ちょっと把握するのが難しいほどの数の多さです。
ここでは、代表的なコースを紹介しましょう。
LEC 社会保険労務士(社労士)講座の代表的なコース
2022年合格目標 しっかり基礎+合格コース(全97回)
基礎から万全を目指し、合格するためのトレーニングメニューを完全網羅したコースです。
- 通学:Webフォロー付 245,000円(税込)
- 通学:DVDフォロー付 285,000円(税込)
- 通信: Web 245,000円(税込)
- 通信:DVD 285,000円(税込)
2022年合格目標 スタートダッシュ+合格コース(全109回)
「しっかり基礎+合格コース(全97回)」からさらに、スタート時の学習を全範囲に広げたコースです。
- 通学: Webフォロー付 260,000円(税込)
- 通信: Web 260,000円(税込)
割引制度
LECの講座には、多くの割引制度があります。
たとえば、以下のような割引が利用できます。
- 再受講割引
- 社会保険労務士(社労士)試験再受験者割引
- LEC他資格受講生割引
- 他社のりかえ割引
- 講座説明会当日申込割引
LEC 講座の評判・口コミ
ここでは、LEC合格者・受講生の評判・口コミを紹介します(社労士講座以外の方の口コミを含みます)。
LECの良い評判・口コミ
・WEB動画やDVDなどの通信講座が充実していたので、LECを選びました。知識ゼロっでしたが、体系立てて勉強できてよかったです。
・LECの講座はテキストの品質や過去問の解説の詳しさが良いですね。
・大手スクールへ通学したかったので、LECにしました。確かに受講料は高かったですが、資格取得のフォロー体制も手厚いので、安心料だと思っています。
・LECは大手校だけあって、他資格の講座も充実しています。そのため、キャリアアップにも向いていると思いました。実際、ダブルライセンス取得もサポートも丁寧にして頂きました。
LECの悪い評判・口コミ
・一部のトップ講師は素晴らしいが、それ以外の先生との品質のギャップが大きいと感じる
管理人の評価(レビュー)
ここでは、LECの社会保険労務士(社労士)講座について、3つのポイントをチェックしながら、管理人の評価(レビュー)をお伝えします。
(1)社労士講座は、いずれも25万円以上の費用がかかる
LECは複数のコースがありますが、主要コースはいずれも25万円以上の費用がかかります。
様々な割引もありますが、それでも20万円程度の費用は見ておく必要があります。
「合格のためには、金額は惜しまない」という方以外は、大きな負担を覚悟しなければならなそうです。
価格が気になる方は、コストパフォーマンスの高いスマホ動画対応の通信講座である「スタディング」や「フォーサイト」なども検討してみてください。
(2)通学と通信の費用がほぼ同じ
高価格であっても、通学講座に欠かさず出席し、信頼できるベテラン講師などのライブ講義を受講できるのであれば、効果は高いと考えます。
一方、通信講座の場合は、通学講座のような良さはありません。あえてLECの通信講座を選ぶ理由は薄く、スタディングやフォーサイトなどのオンライン講座は、経済的な価格で質の高いサービスを提供しています。
(3)多忙で毎回決まった講義に出席できない人は通学はNG
仕事の都合等があり、毎回欠かさずに講義を受講できない方は、LEC通学講座のメリットを最大限享受することは難しいです。
まとめ
前述のとおり、費用と時間の条件を満たすのであれば、LECの社会保険労務士(社労士)通学講座を選ぶ手もあります。
一方で、費用や時間的に制約のある方には、低価格なオンライン講座も検討してみてはいかがでしょうか。
以下の社労士通信講座おすすめ一覧の記事などを参考にして、あなたに最適な講座をぜひ探してみてください。