【令和5年度】ITパスポート問61~問65  テクノロジ系/過去問(公開問題)の解答解説

【令和5年度】ITパスポート問61~問65  テクノロジ系/過去問(公開問題)の解答解説

ITパスポート試験の令和5年公開問題より、問61~問65(テクノロジ系)の解答解説を掲載します。

テキストではなく、動画解説を希望される方は下記YouTubeをご覧ください。

 

目次

【問61】セキュリティバイデザイン -情報セキュリティ

問題

IoTシステムなどの設計、構築及び運用に際しての基本原則とされ、システムの企画、設計段階から情報セキュリティを確保するための方策を何と呼ぶか。
ア セキュアブート
イ セキュリティバイデザイン
ウ ユニバーサルデザイン
エ リブート

▶ 解答・解説を見る

正解:イ

解説

システムの企画・設計段階から情報セキュリティを確保する方策・考え方をセキュリティバイデザインといいます。したがって、正解は「イ」です。

他の選択肢

ア セキュアブート … デジタル証明書の技術を使って、PC起動時に各ソフトウェアが信頼できるものかどうかをチェックする技術
ウ ユニバーサルデザイン … 年齢・性別・文化・国籍・能力の違いや障がいの有無に関わらず、誰もが利用できるデザイン(設計)
エ リブート … 再起動のこと

【問62】認証要素の3種類 -情報セキュリティ

問題

情報セキュリティにおける認証要素は3種類に分類できる。認証要素の3種類として、適切なものはどれか。
ア 個人情報、所持情報、生体情報
イ 個人情報、所持情報、知識情報
ウ 個人情報、生体情報、知識情報
エ 所持情報、生体情報、知識情報

▶ 解答・解説を見る

正解:エ

解説

情報セキュリティにおける認証要素の3種類は次のとおりです。
知識情報 … パスワードのように、本人だけが知っている知識を利用する要素
所持情報 … ICカードのように、本人が所有しているモノで判断する要素
生体情報 … 指紋や静脈パターンなど、本人の身体的特徴を利用する要素
したがって、所持情報・生体情報・知識情報の組合せである「エ」が正解です。

【問63】RAIDの利用可能容量 -システム構成要素

問題

容量が500GバイトのHDDを2台使用して、RAID0、RAID1を構成したとき、実際に利用可能な記憶容量の組合せとして、適切なものはどれか。

RAID0 RAID1
1Tバイト 1Tバイト
1Tバイト 500Gバイト
500Gバイト 1Tバイト
500Gバイト 500Gバイト
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正解:イ

解説

RAID0(ストライピング)は、複数のHDDにデータを分割して書き込む方式で、HDD2台分の容量を利用できます。500Gバイト×2台=1Tバイトです。
RAID1(ミラーリング)は、2台のHDDに同じ内容を書き込む方式で、HDD1台分の容量しか利用できません。500Gバイトです。
したがって、RAID0=1Tバイト、RAID1=500Gバイトの組合せである「イ」が正解です。

【問64】関数とプログラム(総和の計算) -アルゴリズムとプログラミング

問題

関数 sigma は、正の整数を引数 max で受け取り、1から max までの整数の総和を戻り値とする。プログラム中のaに入れる字句として、適切なものはどれか。

〔プログラム〕
○整数型: sigma(整数型: max)
 整数型: calcX ← 0
 整数型: n
 for (n を 1 から max まで 1 ずつ増やす)
  ( a )
 endfor
 return calcX

ア calcX ← calcX × n
イ calcX ← calcX + 1
ウ calcX ← calcX + n
エ calcX ← n

▶ 解答・解説を見る

正解:ウ

解説

関数sigmaは1からmaxまでの整数の総和を求めます。変数calcXに、ループのたびにそのときのnの値を加算していけば総和が求められるので、空欄aには「calcX ← calcX + n」が入ります。したがって、正解は「ウ」です。

他の選択肢

ア calcX ← calcX × n … 総和ではなく積の計算になる
イ calcX ← calcX + 1 … ループ回数(max)が加算されるだけで、総和にならない
エ calcX ← n … 最後のnの値だけが残り、総和にならない

【問65】WPA2のPSK -情報セキュリティ

問題

Wi-Fiのセキュリティ規格であるWPA2を用いて、PCを無線LANルータと接続するときに設定するPSKの説明として、適切なものはどれか。
ア アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)であり、この符号に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成される
イ アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)であり、この符号に基づいて、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てられる
ウ 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前であり、この名前に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成される
エ 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前であり、この名前に基づいて、接続するPCごとにプライベートIPアドレスが割り当てられる

▶ 解答・解説を見る

正解:ア

解説

WPA2におけるPSK(Pre-Shared Key、事前共有鍵)は、アクセスポイントへの接続を認証するときに用いる符号(パスフレーズ)であり、この符号に基づいて、接続するPCごとに通信の暗号化に用いる鍵が生成されます。したがって、正解は「ア」です。

他の選択肢

イ プライベートIPアドレスが割り当てられる … PSKはIPアドレスの割当てとは関係ない
ウ 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前 … それはESSID(SSID)のこと
エ 接続するアクセスポイントを識別するために用いる名前 … それはESSID(SSID)のこと

 

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