ITパスポート試験の令和8年度公開問題より、問46〜問50(マネジメント系)の解答解説を掲載します。テキストではなく、動画解説を希望される方は下記の動画をご覧ください。
出典:IPA「令和8年度 ITパスポート試験 公開問題」(問題文・選択肢・正解はIPA公表のもの。解説・分類は当サイト独自)
公式資料でも確認できます:問題冊子(PDF)/解答例(PDF)/IPA 過去問題一覧
この回(問46〜問50)の解説動画です。各問の「▶ この問題を動画で見る」から、その問の解説位置へジャンプできます。
問46 問題管理
ITサービスマネジメントのプロセスである問題管理の説明として、適切なものはどれか。
- ア ITサービスを提供するハードウェア・ソフトウェア・ドキュメントなどの構成情報を維持管理する。
- イ 計画外のITサービスの中断に対して、迅速にサービスを復旧する。
- ウ 障害の根本原因を調査し、問題の解決策を提示する。
- エ プログラム修正のための計画を立て、確実に修正されるように管理する。
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正解:ウ
解説
- ア × 構成管理の説明
- イ × インシデント管理(迅速な復旧)の説明
- ウ 〇 問題管理=障害の根本原因を調査し、恒久的な解決策を提示する
- エ × 変更管理・リリース管理の説明
問47 システム監査
監査を会計監査・業務監査・情報セキュリティ監査・システム監査に分けたとき、 システム監査に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア 業務で使用している情報の漏えいに関するリスクマネジメントが効果的に実施されていることの検証
- イ 財務諸表の作成に至る業務全般に関して、不正や誤りがなく処理されていることの検証
- ウ 情報システムに係るリスクに対して、組織において適切に対応していることの検証
- エ 情報システムの利用を含めた諸業務が組織の方針に従い、合理的かつ効率的に運用されていることの検証
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正解:ウ
解説
- ア × 情報セキュリティ監査の説明
- イ × 会計監査の説明
- ウ 〇 システム監査=情報システムに係るリスクへ適切に対応していることの検証
- エ × 業務監査の説明
問48 SMSの改善(管理プロセスの切り分け)
共有ディスクの使用量が上限に達し業務に支障が出た。この事象への対応を、インシデント管理・ 問題管理・サービスマネジメントシステム(SMS)の改善に分けて考えるとき、SMSの改善として 適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
- a 使用量が大きいファイルを調べ、当面使用しないものを一時的に別ストレージへ移動する。
- b 上限に達した原因を特定し、再発防止策を検討する。
- c 使用量をタイムリーに把握し、容量不足の兆候を早期に検知できるようにする。
- d すぐに共有ディスクの増設の手続を進める。
- ア a, d
- イ b, d
- ウ c
- エ c, d
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正解:ウ
解説
- a × 当面の復旧=インシデント管理
- b × 根本原因の特定・再発防止=問題管理
- c 〇 兆候を早期検知できる仕組みづくり=SMSの改善
- d × 共有ディスクの増設=当該事象への具体的な対応策であり、SMS自体の改善ではない。
問49 プロジェクト会議
システム開発プロジェクトで開催するプロジェクト会議に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア 会議で決まった内容を周知徹底するために、議事録を作成して必要な関係者と共有する。
- イ 議論が中途半端にならないように、会議の終了時刻は決めずに実施する。
- ウ 効率よく遂行するために、全ての会議にステークホルダ全員が常に参加する。
- エ 様々な内容を議論できるように、会議の開始直後に議題を参加メンバーから募って確定する。
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正解:ア
解説
- ア 〇 議事録を作成し関係者と共有=決定事項の周知に有効で適切
- イ × 終了時刻は決めるべき(タイムボックス)
- ウ × 全会議に全員常時参加は非効率
- エ × 議題は事前に準備しておくべき
問50 最短日数(要員制約と作業順序)
次の表の作業を3名で実施するとき、全作業を終えるのに必要な最短日数は何日か。 (複数要員の作業は全員そろわないと着手不可。指定以上でも短縮不可、中断不可)
| 作業名 | 前提作業 | 要員数 | 所要日数 |
|---|---|---|---|
| A | — | 1名 | 3日 |
| B | A | 2名 | 3日 |
| C | A | 2名 | 3日 |
| D | B | 1名 | 3日 |
| E | C | 2名 | 3日 |
| F | D・E | 1名 | 3日 |
- ア 9日
- イ 12日
- ウ 15日
- エ 18日
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正解:ウ
解説
- B・Cは各2名→3名では同時着手できず順番に実施
- A(1〜3)→B(4〜6)→C(7〜9)。Dは1名なのでCと並行(7〜9)
- E(10〜12,Cの後)→F(13〜15,D・Eの後)
