【画像出典:SARAスクールJAPAN公式】
今回は、SARAスクールJAPANの通信講座について、お伝えします。
SARAスクールJAPANは、「輝きたい女性を応援する」というコンセプトの元、140以上の通信講座を展開しています。
このサイトを訪問される方は、中小企業診断士を目指している方がほとんどです。
元々、中小企業診断士業界は男性社会でしたが、近年、中小企業診断士を目指す女性の方も増えています。
このことは大変歓迎すべきことです。
なぜなら、多様性が求められる現代社会において、女性の特性を活かした経営コンサルティング等は間違いなく歓迎されるからです。
そんな女性の中小企業診断士(および受験生)にとって、役に立つような講座がSARAスクールJAPANにあるのでしょうか?
ご一緒に見ていきましょう。
目次
SARAスクールJAPANの運営会社について
SARAスクールJAPANの講座をチェックする前に、まずは運営会社について確認してみましょう。
何故なら、
「どんなに講座が良さそうでも、信頼できない運営会社だった場合、後悔することになるケースが多い」
からです。
運営会社は「株式会社新生技術開発研究所」
SARAスクールJAPANの運営会社は、株式会社新生技術開発研究所。
1997年に設立された、運営歴が25年もある企業です。
同社のホームページによると、同社の理念は以下のとおり
新生技術開発研究所は、常に新しく変わり続ける社会の中で常に活躍出来る技術を育てることで「人の未来」に貢献します。
「開発」「教育」「支援」の3つをテーマとし、通信教育講座の開発、通信教育スクールの運営、また、人の活動支援を目的としたメディア事業の展開をそれぞれ行っています。
事業内容
「SARAスクールジャパン」の他に「諒設計アーキテクトラーニングスクール」ブランドの通信教育事業も行っています。
「諒設計アーキテクトラーニングスクール」は1985年開校と、株式会社新生技術開発研究所の設立以前から運営されており、運営歴は何と35年以上。
また、『今頑張っている女性』への応援をコンセプトとしたWEB上のメディアとして、「NOWSARA」を企画~更新も行っています。
長期間に渡り、多彩な事業を継続しているということで、一定の信頼性があるかと思います。
社会的な取り組み
また、本社が福岡市にあるご縁からだと思いますが、株式会社新生技術開発研究所は、福岡ソフトバンクホークス株式会社の「オフィシャルスポンサー」をしています。
また、「中小企業からニッポンを元気にプロジェクト」などの社会的に意義のあるプロジェクトにも参加しています。
以上より、地域や社会に対する意識の高い企業といえるでしょう。
SARAスクールJAPANの通信講座のメリットとデメリット
続いて、SARAスクールJAPANの通信講座の内容を見ていきます。同講座のメリットとデメリットは以下のとおり。
SARAスクールJAPANのメリット
まずメリットですが、以下の3つがあります。
- 試験免除コースあり
- 1つの講座で2つの資格
- 140以上の資格講座から選べる
このなかで、もっともインパクトが大きいのは「試験免除コース」でしょう。受講費用が高めになってしまいますが、「プラチナコース」を選ぶと2つの資格が試験免除で100%取得できます(※ただし、卒業課題の提出が必要です)。
試験免除だからと言って講座内容にぬかりはありません。質問は完全無料で何度でもメールで可能。
「資格は欲しいけど、忙しくて・・・・」という方を中心に、プラチナコースは累計20,000人以上の方による資格取得の実績があります。
また、プラチナコースでは関連する2つの資格を同時に取得できるのもメリット。
140以上ある豊富な講座から選べるのも大きな魅力ですね。
SARAスクールJAPANのデメリット
デメリットは以下2つ。
- DVD・動画・オンラインがない
- 講座によっては他社より値段が高めな場合がある
Yahoo!知恵袋などで口コミ・評判をチェックしてみたのですが、SARAスクールJAPANのデメリットに関するものは上記のとおりでした。
確かに、今どきの通信講座なので動画講義は欲しい気もします。一方で、SARAのテキストは完全オリジナルで分かりやすさにこだわったもの。
「どうしても動画講義が良い!」という方はSARAは合わないかも知れませんが、「分かりやすいテキストでしっかり勉強したい」という方は、一度SARAのホームページから資料請求して、テキストの内容をチェックされることをおすすめします。
中小企業診断士を目指す女性におすすめの講座
それでは、おすすめの資格をご紹介します。
ビジネスマネジメント講座
本講座のプラチナコースでは、以下2つの資格を取得できます。
- 日本メディカル心理セラピー協会「ストレスカウンセラー資格」
- 日本生活環境支援協会「ビジネスマネージメント資格」
中小企業診断士は、民間の経営コンサルタント国家資格ですから、経営戦略や経営指導に関わる知識は豊富です。
しかし、実際に顧問先で経営者や社員の方と対峙した際、そのような経営知識だけでなく、ヒューマンスキルが重要です。
ビジネスマネジメント講座を受講すれば、ビジネスの場における心理トレーニング方法、さらには「ストレスに如何に対応するか」や「人間同士の関係性を良い方向に導く手法」などを学べるため、経営コンサルティングも円滑に行いやすいのです。
実は、中小企業診断士の旧制度では「助言理論」という科目があったのですが、現在ではなくなっています。
診断士試験で必要な経営スキルに加え、本講座のようなヒューマンスキルを磨くことで、クライアントに真に頼られるコンサルタントとなれると考えています。
ロジカルシンキング講座
本講座のプラチナコースでは、以下2つの資格を取得できます。
- 日本生活環境支援協会「ロジカルシンキングマスター資格」
- 日本インストラクター技術協会「論理的思考士資格」
当然ですが、経営コンサルタントにロジカルシンキングの能力は不可欠です。
しかし、こちらも中小企業診断士の試験では問われません。「思考力を問う」という意味では、二次試験が該当するのかも知れませんが、ロジカルシンキングの手法そのものを学ぶことはありません。
当講座では、物事の論理的に考える方法、問題解決のために必須な多角的な視点、ビジネスの各シーンにおける思考構築の手段等、ロジカルシンキングの本質を身に付けることができます。
まとめ
ここまで、女性を応援する「SARAスクールJAPANの通信講座」について見て来ました。
現在は「男性だから」とか「女性だから」という時代ではありませんが、一方で、まだまだ中小企業診断士業界は男性社会なのも事実。
そんな男性社会のなかで、女性の特性を活かして
「しなやかで、柔軟な経営コンサルティング」
を実践すれば、女性診断士の方は大きく成功に近づくのではないでしょうか。
特に今回ご紹介した
- マネジメント
- ロジカルシンキング
を、これまで体系的に勉強されていない方は、上記講座をチェックしてみては如何でしょうか。