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SSDとは?パソコンのHDD(ハードディスク)との違いは?【徹底解説】

SSDとは?

SSDとは?

SSDとは、「Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)」を略したもので、HDD(ハードディスク)と同じように、パソコンなどの補助記憶装置として使われています。

ハードディスクについては、ご存じの方がほとんどでしょう。長い間、

  • パソコンの補助記憶装置と言えば「ハードディスク」

というぐらい、よく使われて来ました。しかし現在、補助記憶装置としてはSSDのほうが優秀なため、ハードディスクからSSDへと代替が進んでいます。

この記事では、

  • SSDの詳細
  • SSDとハードディスクを比較した際の、それぞれのメリット・デメリット

などを説明しますので、読み終わる頃には

「なぜ、パソコンの補助記憶装置は、ハードディスクからSSDへ代替が進んでいるのか」

も理解できていることでしょう。

SSDは補助記憶装置の一種

前項では、何の説明も加えずに「パソコンの補助記憶装置」という用語を使いましたが、みなさん、ご存じでしょうか?

パソコンの記憶装置には、以下2種類があります。

  • 主記憶装置(メインメモリ)
  • 補助記憶装置

このうち、パソコンの頭脳であるCPUと直接データをやりとりするのは、主記憶(メインメモリ)のほうです。

その理由は、「データの読み書き速度が、補助記憶装置より主記憶装置のほうが速いから」ということです。

高速で計算処理を行うCPUにとって、補助記憶装置はアクセス速度が遅すぎて、処理全体の速度低下を招くわけですね。

主記憶装置(メインメモリ)は何から出来ている?

主記憶装置は、半導体のICチップ(メモリ)から構成されています。RAM(Random Access Memory)と呼ばれる半導体メモリのうち、DRAMという種類のものが良く使われます。

補助記憶装置は何から出来ている?

補助記憶装置を構成する部材(素材)は様々です。現在は大きく3種類に分けられます。

まず、ハードディスクですが「磁気ディスク」が使われています。磁気ディスクとは、磁気を帯びた金属製の円盤を回転させ、磁気ヘッドで読み書きするものです。

・・・・と書いても、何を言ってるのかサッパリ分かりませんね(笑)。カンタンにいえば、

「磁気を帯びているディスクの細かいエリアごとに、電圧や電流の変化を作ることで、0と1のデジタルデータとして判別できる」

という仕組みになっているのです。

つづいて、ハードディスク以外のディスクとして、CDやDVD,ブルーレイなどもあります。
こちらは光の屈折を利用して0と1のデータを判別できるようになっており、「光ディスク」と言われるカテゴリになります。

最後、3番目がSSDに使われている「半導体メモリ」。なんと、SSDは主記憶装置(メインメモリ)と同じく、半導体のICチップから作られている訳です。

先に紹介した「磁気ディスク」「光ディスク」と比べて、半導体メモリの最大の違いは

「モーターを回転させるような、物理的な可動部分がないこと」

です。電気的に処理を行うCPUと比べると、物理的な可動部分があるだけで、話にならないぐらい、速度が遅くなってしまいます。

その点、SSDは「電気的に読み書きを行う半導体メモリ」から作られているため、補助記憶装置のなかでは、圧倒的に速度が速いわけです。

揮発性と不揮発性

前項までで、主記憶装置(メインメモリ)とSSDは両方とも半導体メモリから作られていることが分かりました。

それでは、主記憶装置(メインメモリ)とSSDとの違いはなんでしょうか?

主記憶装置は「RAM(Random Access Memory)」と呼ばれる半導体メモリから作られていることは説明しましたが、一方のSSDは「ROM(Read Only Memory)」と呼ばれる半導体メモリから作られている点が両者の違いになります。

そして、RAMとROMの具体的な違いは以下のとおり。

  • 「RAM(Random Access Memory)」:揮発性の半導体メモリ
  • 「ROM(Read Only Memory)」:不揮発性の半導体メモリ

揮発性とは、「電源を落とすと記憶内容が失われてしまうこと」、不揮発性とは「電源を落としても記憶内容が失われないこと」。

SSDは不揮発性ですから、電源を落としても記憶内容が失われません。これは、ハードディスクの代替となるためには、必須の機能といってよいでしょう。

SSDはフラッシュメモリの一種

さて、前項で、SSDは半導体メモリのROMという部材から作られていることを学びました。

半導体メモリのROMには多くの種類があります。以下に代表的なものを一覧します。

  • マスクROM:製造時にデータを書き込むことができ、以降は一切内容の書き換えができないメモリ
  • EPROM:紫外線を使ってデータを消去し、内容を書き換えることができる
  • EEPROM:電気的にデータの書き換えができる。フラッシュメモリはEEPROMの一種

SSDは、EEPROMの一種であるフラッシュメモリから構成されています。現在、フラッシュメモリは非常に普及しており、USBメモリやSDカードなど、様々な物に使われています。

HDD(ハードディスク)とは?

さて、ここからは、SSDと比較したい場合の、ハードディスクのメリットとデメリットを確認しましょう。

ハードディスクのメリット

  • SSDと比較して、最大容量が大きい
  • 容量あたりの価格がSSDより安い

ハードディスクのデメリット

  • 物理的に動作しているため、衝撃による故障を起こすリスクが大きい
  • データの読み書きが居い
  • 動作音が大きく、振動も発生する

SSDのメリットとデメリット

つづいて、ハードディスクと比較した場合のSSDのメリットとデメリットです。

SSDのメリット

  • 何と言っても、読み書き速度が段違いに速い
  • 物理的な可動部分がないため、音が静か
  • 物理的な可動部分がないため、衝撃などで故障しにくい
  • サイズを小さく、軽くできる

SSDのデメリット

  • ハードディスクに比べると容量当たりの単価が高い
  • 最大容量がハードディスクに劣る

まとめ

以上、パソコンの補助記憶装置としてハードディスクから置き換わりつつあるSSDについて説明しました。

ハードディスクと比較したSSDのデメリットは「容量」と「価格」だけ。一方のメリットは非常に大きいため、今後、技術が進展するにつれ、容量と価格の問題は解消されていきますから、ますますSSDは普及することでしょう。

ただ、ハードディスクが完全になくなる訳ではありません。10年以上という長期保存の場面においては、ハードディスクにアドバンテージがあり、そうしたニッチな市場で生きつづけていくのではないでしょうか。