社労士と司法書士は、両方とも国家試験の合格者に与えられる資格です。
両資格とも著名かつビジネスマンに人気。
どちらも難易度の高い資格ですので、両方の資格に興味のある方は、以下のような疑問をお持ちではないでしょうか。
- 社労士と司法書士、どちらの難易度が高いの?
- ダブルライセンスにメリットはある?
- どっちが稼げる?
- どちらのほうが、需要や将来性がある?
この記事を読めば、上記のような疑問がスッキリ解消されますので、気になる方は是非チェックしてくださいね。
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目次
社労士と司法書士の仕事内容の違い!
社労士と司法書士は、ビジネスマンから人気の国家資格です。
まず最初に、社労士と司法書士の仕事内容がどのように違うのか見ていきましょう。
- 社労士は労働関係の法律を領分とする国家資格で、労働社会保険に関する書類や帳簿書類の作成を行う仕事
- 司法書士が取り扱う業務は、登記または供託に関する手続きの代理や簡易裁判所での代理人業務など
簡単に言えば、社労士は人事・総務の専門家であるのに対し、司法書士は不動産登記・商業登記の専門家です。
社労士と司法書士の難易度は?
社労士と司法書士の合格までに必要な勉強時間は次のとおり
- 社労士試験に合格するまでの勉強時間は、1,000時間が目安
- 司法書士試験に合格するまでの勉強時間は、2,000時間~3,000時間が目安
司法書士は士業の中でもトップクラスで難易度が高いだけあり、とてつもなく長い勉強時間が必要だとわかります。
1日に3時間のペースで毎日勉強したとしても、合格までに2年~3年はかかる計算ですね。
もちろん社労士も難易度が高いですが、働きながら1年で合格することも不可能ではありません。
しかし、司法書士は中小企業診断士よりも難易度が明らかに上ですので、数倍以上の勉強時間が必要だと覚悟しておくべきです。
社労士と司法書士のダブルライセンスはおすすめ?
社労士として抱えている顧客に不動産や建築関連の企業が多い場合、司法書士とのダブルライセンスのおすすめ度が高くなります。
司法書士は不動産登記を独占業務として行えるため、不動産・建築関連企業からすれば、常にお世話になる専門家だからです。
もちろん、社労士も人事・労務に関する専門家であり、企業にとっては欠かせない役割をもちますから、この2つの独占業務を兼ね備えた専門家がいれば、不動産・建築関連の企業も多様なことをワンストップでお願いできるため、非常に有難く感じるはずです。
何故ならば、建設業では建設トラブルがつき物で、かつ土地・建築物の所有権の移動や登記等の業務を日常的に行わなければならないので、必ず司法書士もしくは弁護士と契約を行い、事前にトラブルに備えているからです。
他にも、「これから創業する企業」の商業登記(会社設立登記)の代行をしつつ、労働保険や社会保険の手続きをサポートするなど、様々な関わりが考えられます。
社労士と司法書士は、どっちが稼げる?
社労士に勤務社労士と開業社労士がいるように、司法書士にも勤務司法書士と開業司法書士がいます。
いずれも開業すれば報酬に上限はありません。多くの資格者を雇いながら、3,000万円以上の報酬を手にするヤリ手の先生もいます。
しかし、そんな稼いでいる一部の人を見ても仕方がありません。これは、ざっくりとした数字になりますが、司法書士全体の平均年収は500~600万円と言われています。そして、社労士も同程度と言われています。
となると、「社労士と司法書士はおなじぐらい稼げるの?」と言いたくなりますが、そんなに単純なものではありません。
そもそも、社労士と司法書士の稼ぎ方の構造が違いすぎます。社労士は顧問先から定期的な収入が見込めるものの、1件1件は比較的低額です。
一方、司法書士は社労士ほど定期的な業務は多くないものの、1案件あたりの金額は社労士より高くなる傾向にあります。
つまり、ツボにはまれば司法書士の方が稼ぎやすい、と言えるかも知れません。
コスパがよいのはどっち?
とはいえ、司法書士の方が稼ぎやすいとしても、コスパの良いのは司法書士となる訳ではありません。
難易度の項で見た通り、司法書士の方が合格まで数倍の時間を要します。
つまり、その分社労士以上に稼げるか、というと疑問が残ります。
いずれにしても、仕事として「自分に合った方」「自分が好きな方」が稼ぎやすく、コスパもよいといえるのではないでしょうか?
社労士と司法書士、需要や将来性が高いのはどっち?
どちらも需要はなくならないが、供給側の競争が激しい
社労士の給与計算や社会保険手続き、司法書士の不動産登記・商業登記などの需要は決してなくなることはありません。
しかし、サービスを供給する資格者が多くいますから、競争はますます激しくなるでしょう。
きちんと業務ができることは当然として、営業力・マーケティング能力やコミュニケーションなど人間力を備えないと、なかなか選ばれる専門家にはなりずらいです。
将来、AIに置き換えられる話は半分ホント、コンサルティング力の強化が必須
将来、士業の定型業務がAIに置き換えられる・・・という話が、まことしなやかに流されています。
これに関しては、半分本当で半分嘘ぐらいに思っておくのがちょうど良いです。
そもそも、士業が置き換えられる前に、一般の事務職やレジ打ちなどの方が先に無くなる筈です。
もちろん、社労士の給与計算・社会保険手続き、司法書士の登記なども、クライアント側でオンラインで簡単にできるようになるでしょう。そうすれば、一定の仕事は減るのは間違いありません。
ただし、社労士や司法書士の本来の価値は、事務処理ではないはずです。
「顧客の悩みを聞き、解決策を考えたり、一緒に解決する頼れる専門家」
それこそが、社労士や司法書士の本当の価値であるはずです。
つまり、将来性においても、コミュニケーションなど人間力を備える必要があるということです。
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