【令和4年度】ITパスポート問66~問70 テクノロジ系/過去問(公開問題)の解答解説

【令和4年度】ITパスポート問66~問70  テクノロジ系/過去問(公開問題)の解答解説

ITパスポート試験の令和4年度公開問題より、問66~問70(テクノロジ系)の解答解説を掲載します。

テキストではなく、動画解説を希望される方は下記YouTubeをご覧ください。

 

目次

【問66】バッテリ容量“100mAh”の意味(電流と時間) -ハードウェア

問題

IoT機器やスマートフォンなどに内蔵されているバッテリの容量の表記において、“100mAh”の意味として、適切なものはどれか。
ア 100mAの電流を1時間放電できる。
イ 100分間の充電で、電流を1時間放電できる。
ウ 1Aの電流を100分間放電できる。
エ 1時間の充電で、電流を100分間放電できる。

▶ 解答・解説を見る

正解:ア

解説

mAh(ミリアンペアアワー)は、電流(mA)と時間(h:時間)を掛け合わせたバッテリ容量の単位です。「100mAh」は、100mAの電流を1時間(h)流し続けられる容量を表します。正解は「ア」です。

【問67】ディープラーニングの記述(ニューラルネットワーク) -基礎理論

問題

ディープラーニングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア インターネット上に提示された教材を使って、距離や時間の制約を受けることなく、習熟度に応じて学習をする方法である。
イ コンピュータが大量のデータを分析し、ニューラルネットワークを用いて自ら規則性を見つけ出し、推論や判断を行う。
ウ 体系的に分類された特定分野の専門的な知識から、適切な回答を提供する。
エ 一人一人の習熟度、理解に応じて、問題の難易度や必要とする知識、スキルを推定する。

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正解:イ

解説

ディープラーニング(深層学習)は、人間の脳の仕組みをまねたニューラルネットワークを用いて、コンピュータが大量のデータから自ら規則性(特徴)を見つけ出し、推論や判断を行う技術です。正解は「イ」です。

他の選択肢

ア … e-ラーニングの説明
ウ … エキスパートシステムの説明
エ … アダプティブラーニングの説明

【問68】ゲストSSIDで実現できること(来訪者用ネットワーク) -ネットワーク

問題

無線LANルータにおいて、外部から持ち込まれた端末用に設けられた、“ゲストポート”や“ゲストSSID”などと呼ばれる機能によって実現できることの説明として、適切なものはどれか。
ア 端末から内部ネットワークには接続をさせず、インターネットにだけ接続する。
イ 端末がマルウェアに感染していないかどうかを検査し、安全が確認された端末だけを接続する。
ウ 端末と無線LANルータのボタン操作だけで、端末から無線LANルータへの接続設定ができる。
エ 端末のSSIDの設定欄を空欄にしておけば、SSIDが分からなくても無線LANルータに接続できる。

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正解:ア

解説

ゲストSSID(ゲストポート)は、来訪者などが持ち込んだ端末を、社内の内部ネットワークには接続させず、インターネットへの接続だけを許可する機能です。内部ネットワークを外部の端末から分離し、安全性を高めます。正解は「ア」です。

他の選択肢

イ … 検疫ネットワークの説明
ウ … WPS(Wi-Fi Protected Setup)の説明
エ … ANY接続の説明

【問69】サイバーキルチェーンの説明(攻撃段階のモデル化) -情報セキュリティ

問題

サイバーキルチェーンの説明として、適切なものはどれか。
ア 情報システムへの攻撃段階を、偵察、攻撃、目的の実行などの複数のフェーズに分けてモデル化したもの
イ ハブやスイッチなどの複数のネットワーク機器を数珠つなぎに接続していく接続方式
ウ ブロックと呼ばれる幾つかの取引記録をまとめた単位を、一つ前のブロックの内容を示すハッシュ値を設定して、鎖のようにつなぐ分散管理台帳技術
エ 本文中に他者への転送を促す文言が記述された迷惑な電子メールが、不特定多数を対象に、ネットワーク上で次々と転送されること

▶ 解答・解説を見る

正解:ア

解説

サイバーキルチェーンは、攻撃者による情報システムへの攻撃の流れを、偵察→武器化→配送→攻撃→インストール→遠隔制御→目的の実行といった複数のフェーズに分けてモデル化したものです。正解は「ア」です。

他の選択肢

イ … デイジーチェーンの説明
ウ … ブロックチェーンの説明
エ … チェーンメールの説明

【問70】デジタル署名で得られる効果(完全性の向上) -情報セキュリティ対策

問題

電子メールにデジタル署名を付与することによって得られる効果だけを全て挙げたものはどれか。
a 可用性が向上する。
b 完全性が向上する。
c 機密性が向上する。
ア a、b
イ a、c
ウ b
エ b、c

▶ 解答・解説を見る

正解:ウ

解説

デジタル署名は、「なりすまし(真正性)」と「改ざん(完全性)」を検知できるようにする仕組みです。a~cを確認します。
a 可用性 → 使いたいときに使える性質のことで、デジタル署名とは無関係(非該当)
b 完全性 → 改ざんされていないことを保証でき、向上する(該当)
c 機密性 → 許可された人だけが内容を見られる性質で、暗号化などが担うもの。デジタル署名では向上しない(非該当)
向上するのは完全性(b)だけなので、正解は「ウ」です。

 

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