<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。

中小企業診断士試験

2年計画で中小企業診断士の合格を目指す!具体的な勉強の戦略・スケジュールを教えます!【2023年向け最新版】

2年計画で中小企業診断士の合格を目指す

こんにちは、トシゾーです。

中小企業診断士は難易度の高い試験です。

資格予備校などはよく「1年でストレート合格」などのキャッチコピーを使っていますが、実際、働きながら受験される方が多く、そうした場合は、複数年度に渡って計画的に受験したほうがよい場合もあります。

そこで、この記事では「2年計画を成功させるための戦略と実践法」について説明します。

適切な戦略なく複数年かけて受験しようとしても、なんとなくダラけてしまっては、とても成功には及びません。

ぜひ、この記事を読んで2年計画を戦略的に進め、合格を確実なものにして欲しいと思います。

現在、難関資格予備校のクレアールが、中小企業診断士受験生のための市販のノウハウ書籍を無料でプレゼントしています。

無料【0円】なので、中小企業診断士の資格に関心のある方は要チェックですよ。

<クレアールに資料請求で、市販の書籍「中小企業診断士・非常識合格法」が貰える!【無料】

現在、クレアールの中小企業診断士講座へ資料を請求するだけで、受験ノウハウ本(市販品)が無料で進呈されます。

試験に関する最新情報を始め、難関資格である診断士試験を攻略するための「最速合格」ノウハウが詰まっています。

無料【0円】なので、ぜひ応募してみてください。

=>クレアール 診断士試験攻略本(市販の書籍)プレゼント付き資料請求はこちら

中小企業診断士に合格する勉強時間の目安はどのくらい?

まず、中小企業診断士試験の合格まで、どのくらいの勉強時間が必要なのかを把握しておきましょう。

独学なのかスクールに通学するのかで変わりますが、ここでは中小企業診断士の勉強時間の目安を1次試験の試験科目別でまとめてみました。

  • 経済学・経済政策:150時間
  • 財務・会計:200時間
  • 企業経営理論:150時間
  • 運営管理:150時間
  • 経営法務:100時間
  • 経営情報システム:100時間
  • 中小企業経営・政策:100時間

中小企業診断士の第1次試験は800~1,000時間、第2次試験は200時間とトータルで1,000~1,200時間が目安です。

財務・会計は難易度の高い科目ですので、それだけ学習時間も長くなりますね。

中小企業診断士の試験勉強は長期戦ですので、毎日学習を継続するのが合格の第一歩です。

「自分はまとまった時間を確保できないから勉強できない」という思い込みを捨てて、スキマ時間を有効活用して中小企業診断士の資格取得を目指しましょう。

中小企業診断士試験の勉強時間については、以下の記事も参考にしてください。

中小企業診断士の合格に必要な勉強時間
中小企業診断士の合格に必要な勉強時間!一次試験・二次試験・科目別も紹介!こんにちは、トシゾーです。 中小企業診断士試験は科目数も多く、難易度は高い、と言われています。 そのため、初学者の方は ...

 

2年計画が中小企業診断士の受験に向いている理由

大前提として、1年でストレート合格できれば、それに越したことはありません。

予備校の戦略もあって、「中小企業診断士に1年でストレート合格」という言葉が巷では溢れています。

しかし業務の都合などで、物理的に時間が取れない人は多くいます。

そのような場合、まったく焦る必要はなありません。

無理なく計画的な勉強スケジュールで中小企業診断士の合格を目指すために、2年計画で取り組む方法がおすすめです。

1年間では難しくても、2年計画にすればゆとりをもって中小企業診断士の試験対策ができます。

以下では、2年計画が中小企業診断士の受験に向いている理由をいくつか挙げてみました。

  • 1年間でストレートで中小企業診断士に合格できるのは僅か3~4%で、多くの受験生は2回以上の試験を受けている
  • 1年間(約50週)で合格を狙うとなると、1週間で20時間以上の勉強時間を確保しないといけない
  • ゆとりをもって学習計画を立てられる(1年ではカリキュラム通りに勉強が進まないこともある)

中小企業診断士の合格までに必要な勉強時間を1,000時間と仮定すると、1週間で20時間の学習を習慣化しないといけません。

「平日に2時間、週末に5時間」「週末も含んで毎日3時間」と人によって最適なペースは異なりますが、仕事をしながら試験合格を目指す場合はかなりハードですよ。

最初から張り切りすぎて飛ばすと途中で息切れしてモチベーションが低下する恐れがありますので、そのような意味からも2年計画の勉強法はおすすめです。

また、ほとんどの受験生が2年以上かかって中小企業診断士に合格しているという実態もあります。

受験生のほとんどが仕事をお持ちですので、時間的に余裕がない場合は、無理せず2年計画でゆとりをもって、試験勉強と業務を両立させてみてください。

2年計画で中小企業診断士の合格を目指す具体的な戦略はこれだ!

この項では2年計画で中小企業診断士の合格を目指すに当たり、どのような戦略で勉強すれば良いのか説明していきます。

中小企業診断士は覚える知識が広範ですので、計画的に勉強を進めていかないといけません。

「スケジュールの立て方がわからない」という方は、以下の2年計画のプランを参考にしてみましょう。

中小企業診断士の試験勉強のやり方を決める

2年計画の具体的な戦略の前に、まずは中小企業診断士の試験勉強のやり方を決める必要があります。

中小企業診断士の勉強方法は大きくわけると次の3種類で、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

<予備校>

  • メリット:「複数の中小企業診断士向けのコースから選べる」「専門の講師から直接授業を受けられる」「予備校の自習室を使って学習できる」「その場で質問してわからない部分を確認できる」
  • デメリット:「受講料が20万円以上と高く、簡単に出せる金額ではない」「仕事で忙しい人は定期的に通い続けるのが難しい」「人気講師の教室は席が不足していて入れないこともある」

 

<独学>

  • メリット:「テキストや参考書を購入するだけで良いので費用が安い」「自分のライフスタイルに合うペースで学習できる」「無理してスクールに通わなくても良い」
  • デメリット:「テキストを読むだけでは理解できない箇所が出てくる」「苦手科目が出てくると勉強が嫌になって挫折しやすい」「専門の講師にわからない部分を質問できない」

 

<通信講座>

  • メリット:「予備校の講座よりも安い費用で受講できる」「スマホやDVDを使って講師の解説を聞くことができる」「自分で参考書や問題集を選ぶ手間が省ける」「受講生へのフォローやサポートが手厚い」
  • デメリット:「動画がダウンロード形式の場合は通信容量がかかる」「独学と比較してみると高額な費用がかかる」「解説で理解できなかった時にすぐに質問できない(タイムラグがある)」

中小企業診断士の試験勉強は長期戦ですので、自分に合うスタイルを選ぶべきですね。

費用の安さや学習効果の高さで比べると、中小企業診断士の通信講座と独学を組み合わせる方法をおすすめします。

1年目の試験で4科目を狙う

中小企業診断士への合格を目指す2年計画は、次の2つが主なポイントです。

  • 最初の1年目に第2次試験と関係の薄い暗記科目に合格する
  • 次の2年目に残りの第1次試験と第2次試験に合格する

中小企業診断士の試験では、科目合格制度が採用されています。

第1次試験の合格基準は、「総点数の6割以上」「1科目でも満点の4割未満がない」「試験委員会により相当と認められた得点比率」の3つです。

ただし、この条件を満たせずに不合格になっても、「満点の6割を基準として試験委員会により相当と認められた得点比率」という科目合格基準を満たした科目は、科目合格と認められます。

以上を前提として、中小企業診断士の2年計画の勉強法は、2年間で7科目の合格を目指すことになります。

具体的には、最初の1年間で、2次試験と関連が薄く、かつ暗記が必要な次の4科目の合格を狙いましょう。

  • 経済学・経済政策
  • 経営情報システム
  • 経営法務
  • 中小企業政策・経営

他の3科目は無視する形になりますので、「本当に大丈夫なの?」と不安に思う方は少なくありません。

1年目に時間が十分あるのであれば、7科目すべてを勉強してストレート合格を目指すほうがよいでしょう。

しかし、時間が限られている場合、がむしゃらに中小企業診断士の7科目全ての合格を目指すよりも、4科目をターゲットにして徹底的に学習する方が理に適っています。

2年計画では4~500時間をかけて1年目に4つの科目に合格するのが目標ですので、ゆとりをもって中小企業診断士の試験対策ができることが分かるのではないでしょうか。

なお、1年間に渡って集中的に勉強するのは「経済学・経済政策」「経営情報システム」「経営法務」「中小企業政策・経営」の4つですが、8月の第1次試験では全科目を受験します。

手を付けていない残りの3つの科目は不合格でも、中小企業診断士の試験の雰囲気を味わっておくのは大切ですよ。

2年目に残りの3科目と第2次試験に合格する

1年目の中小企業診断士の試験で見事4つの科目に合格できたら、下記のように2年目は残りの3科目と第2次試験の学習に注ぎましょう。

  • 第1次試験の残りは「企業経営理論」「財務会計」「運営管理」の3つ
  • 第2次試験は各設問15~200文字程度の記述式の筆記試験と、10分程度の面接の口述試験

中小企業診断士の第2次試験の対策では、「企業経営理論」「財務会計」「運営管理」の3つの科目が必須です。

つまり、これら3つの科目は1年目に合格してもまた勉強しないといけないため、2年計画で最初に「経済学・経済政策」「経営情報システム」「経営法務」「中小企業政策・経営」をクリアしておくのは効率の良い勉強法だと言えます。

※2次試験との関連でいうと、「経営情報システム」は少々特殊な立ち位置です。二次試験で情報システムの細かい論点を問われることはありません。ただし、二次試験のなかで「ITシステムをどう経営に活かすか」ということで、情報システム活用の考え方を問われます。

2年目に受験する中小企業診断士の試験は、原則として、前年度の不合格科目だけとします。

ただし、科目合格制度は少々複雑でして、単純に「前年度合格した科目をすべて免除すると、却って不利になる」ケースも存在します。

科目合格制度を徹底分析して検討した、「最強の科目合格戦略」の記事もありますので、ぜひそちらも参考にしてください。

中小企業診断士の科目合格狙い最強の戦略
中小企業診断士の科目合格狙い最強の戦略を教えます!【2023年向け最新版】こんにちは、トシゾーです。 平成18年(2006年)度より、中小企業診断士第一次試験において、科目合格制度が実施されるようになりま...

.

また、中小企業診断士の独学用テキストについては、下記の記事も参考にしてみてください。

中小企業診断士のテキスト
中小企業診断士のテキスト~独学向けテキストおすすめの30冊を教えます!【2024年向け最新版】こんにちは。トシゾーです。 私は、独学で中小企業診断士試験に合格しました(取得まで3年もかかりましたが・・・) そのせいか、...

 

2年計画は長丁場。モチベーションを高めるためにも、受験生仲間と切磋琢磨しよう!

ここまでテクニカルな面を中心に2年計画の戦略について説明してきました。

しかし、試験が長丁場になると、モチベーションを保ち続けるのも難しくなります。

そこで、おすすめなのが、他の受験生と交流し、お互いに刺激を受けながらモチベーションを上げ続けること。

近年、様々な中小企業診断士試験向けの勉強会が各地で開催されています。コロナ以前は集合型だったようですが、現在はZOOMなどを利用したリモート勉強会も開催されているようです。

さらに、なかなか決まった時間に参加できない方は、受験生や合格者が運営する受験生向けブログを読むだけでもモチベーションが上がります。

まずはブログを読み、興味を感じたら、SNSなどでブログ管理人と緩く繋がってもよいでしょう。

試験勉強においては、孤独な状態に耐えることも大切ですが、適切な頻度・タイミングで仲間と交流することで、さらに勉強も捗ることになります。

まずは、勉強会の概要や受験生向けブログなどをチェックしてみてください。

詳しくは下記の記事をどうぞ。

中小企業診断士の勉強会
中小企業診断士の勉強会に参加するメリットとデメリット!おすすめの勉強会はこれ!こんにちは、トシゾーです。 中小企業診断士の試験の合格を目指す方のために、全国の各地で勉強会が行われています。 中小企業診断...
中小企業診断士試験の受験生向け おすすめブログ
中小企業診断士試験の受験生向け おすすめブログ【2023年最新版】【随時更新中!】こんにちは、トシゾーです。 近年では、資格スクールに通学するより、独学や通信講座で中小企業診断士の試験勉強をされている方が増えてい...

 

まとめ

中小企業診断士の合格に必要な勉強時間の目安や、2年計画の学習法についておわかり頂けましたか?

1年目と2年目に勉強する科目をわける2年計画は、ゆとりをもって中小企業診断士に合格する効果的な手段です。

中小企業診断士は半年や1年間で合格するのがとても難しい資格試験ですので、欲を出さずに少しずつステップアップを目指していきましょう。

著者情報
氏名 西俊明
保有資格 中小企業診断士
所属 合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション