ITパスポートの合格証書と合格証明書の違いは?入手方法もあわせて解説!

ITパスポートの合格証書と合格証明書の違いは?

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「ITパスポートの合格を証明する書類を出すよう言われたけど、何を出せばいいの?」

「合格証書と合格証明書、2つあるみたいだけど何が違うの?」

合格したあとに、こんな疑問にぶつかる方は多いです。

実は、この2つは「優劣」ではなく「役割が違うだけ」と分かれば、迷いはほとんど消えます。証書は合格した自分への記念、証明書は合格を外に示すための道具。そう整理すると、どちらをいつ使うかが自然に見えてきます。

合格はゴールではなく、次の一歩(就職・転職・実務でのIT活用)への通過点です。その一歩でつまずかないために、書類の扱いも先に押さえておきましょう。

先に結論からお伝えします。

  • 合格証書=合格すると自動で届く賞状のような書類。申請は不要だが再交付できないので保管用。
  • 合格証明書=必要なときに自分で申請して取り寄せる書類。何度でも発行できる。
  • 会社や学校に「合格を証明する書類」を求められたら、原則は「合格証明書」を提出すればOK。

この記事では、ITパスポートの合格証書と合格証明書について、

  • 2つの違い(発行する人・再交付の可否・使いどころ)
  • 合格証書はいつ届くのか
  • 届かない・なくしたときの対処
  • 合格証明書の申請方法・手数料・期間
  • 履歴書での書き方と提出のしかた

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目次

ITパスポートの合格証書と合格証明書の違い【一覧表で比較】

まず、合格証書と合格証明書の違いを表で整理します。スマホでも見やすいよう、ポイントだけにしぼりました。

項目 合格証書 合格証明書
受け取り方 合格すると自動で届く(申請不要) 必要なときに自分で申請する
発行する人 経済産業大臣 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
再発行 できない(保管用) 何度でも申請できる
手数料 無料 かかる(後述)
主な使いどころ 記念・保管 会社・学校への提出

合格証書=合格すると自動で届く「賞状」(再発行できない)

合格証書は、ITパスポート試験に合格すると申請しなくても自動で届く書類です。正式名称は「情報処理技術者試験 合格証書」。

賞状のような体裁で、合格者番号・氏名・生年月日・合格を認定する文章・主催団体名などが記載されています。発行するのは経済産業大臣で、有効期限はありません。ITパスポートの資格は一生有効だからです。

ただし、合格証書は再発行できません。手元の1枚がすべてなので、大切に保管してください。

合格証明書=必要なときに申請して取り寄せる書類(何度でも可)

合格証明書は、あなたが申請したときだけ発行される書類です。発行するのはIPA(独立行政法人情報処理推進機構)で、「この人はたしかにITパスポート試験に合格しています」と証明してくれます。

申請できるのは合格した本人だけですが、必要に応じて何度でも申請できます。和文・英文のどちらも選べます。

提出を求められたら「合格証明書」が原則

就職・転職・社内手続き・学校への提出などで「合格を証明する書類を出してください」と言われたら、用意するのは原則「合格証明書」です。

理由はシンプルで、合格証書は再発行できない1枚きりだからです。原本を提出して返ってこなくなると困ります。必要な部数だけ合格証明書を申請するほうが安全です。

 

ITパスポートの合格証書はいつ届く?合格発表からのスケジュール

「試験には受かったのに、合格証書がなかなか届かない」と不安になる方は多いです。先に流れを押さえておきましょう。

  1. 試験当日:CBT方式なので、試験終了直後に得点(スコアレポート)で合否の目安が分かる
  2. 試験の翌月中旬ごろ:正式な合格発表(公式サイトで合格者番号が公表)
  3. 合格発表の約1ヶ月後:合格証書が簡易書留で発送される

つまり、合格証書が手元に届くのは、受験した月の翌々月の中旬以降が目安です。たとえば4月に受験した場合、5月中旬ごろに合格発表があり、6月中旬以降に証書が届くイメージです。試験直後に「合格」が分かってから少し時間がかかるので、覚えておきましょう。

得点はすぐ分かるが、合格証書は別物

ITパスポート試験は、コンピュータを使うCBT方式(通年・随時受験)です。そのため得点は試験のあとすぐ確認できますが、試験直後のスコアレポートと合格証書は別物です。

なお合格には、総合評価点600点以上に加えて、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各分野でそれぞれ300点以上が必要です。総合点が600点を超えていても、分野の基準を満たさないと合格にはなりません。

正式な合格発表と、賞状である合格証書の到着までには時間差があります。「点数は分かったのに証書が来ない」のは正常なので、あわてなくて大丈夫です。

合格発表は官報にも載る(国家試験のため)

ITパスポート試験は、国家試験(情報処理技術者試験の一区分)です。そのため、合格者の番号は官報にも掲載されます。

正式な合格発表を見逃しても、過去の合格者番号は公式サイトで照会できます(リンクは記事末にまとめました)。

 

ITパスポートの合格証書が届かない・なくした・受け取れなかったときは?

ここは不安になりやすいポイントなので、ケース別に整理します。

なくした・破損した→「合格証明書」を申請する

くり返しになりますが、合格証書は再発行できません。なくしたり破れたりしても、同じ証書を出し直してもらうことはできません。

その場合は、あわてず「合格証明書」を申請してください。合格証明書は何度でも申請できるので、合格の証明はこれで代用できます。

受け取れなかった・届かない→郵便局とIPAに早めに確認

合格証書は簡易書留で届きます。不在で受け取れないと、郵便局でいったん保管されます。

ここで再配達の依頼を忘れると、IPAへ返送されてしまう点に注意してください。返送されたものは再送を申請できますが、保管期間が過ぎると廃棄され、その後は再送できません

「届かないな」と思ったら、まずは郵便局、つぎにIPAの公式窓口へ早めに確認しましょう。知恵袋などの体験談より、公式の案内を優先するのが確実です。

氏名・住所は受験時の情報がもとになる

合格証書に記載される氏名・生年月日や、証書の郵送先の住所は、受験したときの登録情報(利用者情報)にもとづきます。受験後に引っ越したり氏名が変わったりしても、証書側はあとから変更できません。

引っ越し予定がある方は、登録住所や郵便の転送設定を確認しておくと安心です。

 

ITパスポートの合格証明書の申請方法・手数料・届くまでの期間

ここからは、提出用に使う合格証明書の申請方法です。現在はオンラインでの受付のみで、郵送での申請は受け付けていません。

申請の流れ(3ステップ)

  1. 申請:受験者専用のマイページから、交付に必要な情報を入力して申請する
  2. 発行可否の確認:IPA側で発行できるか調査される(目安1週間程度)。承認されると「合格証明書申込承認のお知らせ」がメールで届く
  3. 交付申し込み:承認メールを受け取ったら14日以内に、和文/英文・部数・宛先などを入力し、交付手数料を払い込む

入金が確認されると、おおよそ1週間で指定した宛先に合格証明書が郵送されます。

交付手数料と支払い方法

交付手数料は1通あたり700円です(最新の金額はIPA公式で確認してください。改定されることがあります)。

支払いはクレジットカードまたはコンビニ(Pay-easy)から選べます。和文・英文の指定や、必要な部数もこの段階で決めます。

申請できる人・タイミング

申請できるのは合格した本人に限ります。また、合格発表からしばらく経ってからの受付になります。提出期限が決まっている方は、余裕をもって早めに申請しておくと安心です。

 

ITパスポートの合格証書・合格証明書を履歴書でどう書く?提出する?

合格後に多いのが「履歴書にどう書くの?」「会社に出すのはどっち?」という疑問です。実用面を整理します。

履歴書での書き方

履歴書の資格欄には、正式名称で記載するのが基本です。取得年月は合格発表月を基準に書くことが多いです。

(記載例)20XX年X月 ITパスポート試験 合格

書き方のさらに詳しい例は「ITパスポートの履歴書での書き方・正式名称」でくわしく解説しています。

提出先によってどちらを準備するか

求められる書類は提出先によって変わります。迷ったら、まず提出先に確認するのが確実です。

  • 求人応募・内定後の提出:合格を証明する書類として合格証明書を求められることが多い
  • 会社の資格手当・報奨金:合格を確認できる書類を求められる場合がある
  • 学校の単位認定:提出形式(原本・コピー・証明書)を学校の指示で確認する

原本提出を求められたときは、返却の有無を必ず確認しましょう。再発行できない合格証書の原本を出すのは避け、必要部数の合格証明書を申請して提出するのが無難です。

スコアレポートとの違い

試験直後に出るスコアレポートは、あくまで得点・合否の目安です。公式に合格を証明する場面では、合格証書や合格証明書を使います。混同しないようにしましょう。

 

ITパスポート 合格証書・合格証明書のよくある質問(FAQ)

Q. 合格証書はいつ来る?

合格発表の約1ヶ月後に、簡易書留で発送されます。受験した月の翌々月の中旬以降に届くのが目安です。

Q. 合格証書と合格証明書の違いは?

合格証書は合格すると自動で届く賞状(再発行できない)、合格証明書は申請して何度でも取り寄せられる書類です。提出を求められたら原則「合格証明書」を用意します。

Q. 合格証書を受け取れなかった・なくしたら?

合格証書は再発行できません。なくした場合は「合格証明書」を申請して合格を証明します。返送された証書は再送を申請できますが、保管期間が過ぎると廃棄され、その後は再送できません。

Q. 合格証書は誰が発行する?

合格証書は経済産業大臣、合格証明書はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発行します。

Q. 合格証書はPDFでダウンロードできる?

合格証書・合格証明書は郵送が基本で、その場でPDFをダウンロードできるものではありません。提出形式に指定がある場合は、提出先とIPA公式の最新案内を確認してください。

Q. 合格証書番号はどこで確認する?

合格証書番号を求められたら、手元の合格証書や合格証明書に記載された番号を確認します。書類をなくしている場合は、合格証明書を申請して用意しましょう。提出先によって扱いが違うので、求められた様式に合わせるのが確実です。

 

まとめ|ITパスポートの合格証書と合格証明書を正しく使い分けよう

最後に、要点を整理します。

  • 合格証書:合格すると自動で届く賞状。再発行できないので大切に保管する
  • 合格証明書:必要なときに申請して取り寄せる書類。何度でも申請できる
  • 会社や学校に提出を求められたら原則「合格証明書」

合格証書は受験月の翌々月中旬以降に届きます。なくしても証書は再発行できないので、提出が必要なときは合格証明書を申請しましょう。

そして、ここからが本番です。合格証書は「ITの基礎を一通り押さえた」という出発点。大事なのは、その知識を履歴書の一行で終わらせず、仕事の中で実際に使ってみることです。とくにこれからは、覚えた用語を「AIにどう指示すれば業務が楽になるか」という視点で活かせる人ほど強くなります。証書はその第一歩の証だと考えてみてください。

合格後の次の一歩として、関連記事もあわせてどうぞ。

【一次情報の確認について】本記事の合格証書・合格証明書に関する内容(発行主体・申請方法・手数料など)は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の公式情報をもとに作成しています。最新の手続き・金額・日程は、必ず公式でご確認ください(確認日:2026年6月30日)。 合格発表・合格証明書等|IPA独立行政法人情報処理推進機構

 

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この記事を書いた人

西俊明(トシゾー)のアバター 西俊明(トシゾー) 中小企業診断士/AI実践戦略士/IT講師・著者

中小企業診断士/AI実践戦略士(商標出願中)/IT講師・著者。富士通で17年間、IT製品の営業・マーケティングに従事した後、独立。ITパスポート、情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者試験など、情報処理技術者試験の学習法・過去問解説を中心に発信しています。著書に『改訂7版 ITパスポート最速合格術』など。

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