【令和5年度】ITパスポート問36~問40  マネジメント系/過去問(公開問題)の解答解説

【令和5年度】ITパスポート問36~問40  マネジメント系/過去問(公開問題)の解答解説

ITパスポート試験の令和5年公開問題より、問36~問40(マネジメント系)の解答解説を掲載します。

テキストではなく、動画解説を希望される方は下記YouTubeをご覧ください。

 

目次

【問36】サービスデスクの業務改善 -サービスマネジメント

問題

サービスデスクの業務改善に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア サービスデスクが受け付けた問合せの内容や回答、費やした時間などを記録して分析を行う
イ 障害の問合せに対して一時的な回避策は提示せず、根本原因及び解決策の検討に注力する体制を組む
ウ 利用者が問合せを速やかに実施できるように、問合せ窓口は問合せの種別ごとにできるだけ細かく分ける
エ 利用者に対して公平性を保つように、問合せ内容の重要度にかかわらず受付順に回答を実施するように徹底する

▶ 解答・解説を見る

正解:ア

解説

サービスデスクの業務改善では、受け付けた問合せの内容や回答、費やした時間などを記録して分析を行うことが重要です。記録・分析によって問合せの傾向を把握し、改善につなげられます。したがって、正解は「ア」です。

他の選択肢

イ 一時的な回避策は提示せず根本原因の検討に注力する … 障害発生時は、まず一時的な回避策でもよいのでサービス再開を目指すべき
ウ 問合せ窓口を種別ごとにできるだけ細かく分ける … すべての問合せを1つの窓口でワンストップで受けるようにすべき
エ 重要度にかかわらず受付順に回答を徹底する … 重要度・緊急度などにより優先順位をつけて対応すべき

【問37】システム監査人の独立性 -システム監査

問題

システム監査人の行動規範に関して、次の記述中のa、bに入れる字句の適切な組合せはどれか。
システム監査人は、監査対象となる組織と同一の指揮命令系統に属していないなど、〔 a 〕上の独立性が確保されている必要がある。また、システム監査人は〔 b 〕立場で公正な判断を行うという精神的な態度が求められる。

a b
外観 客観的な
経営 被監査側の
契約 経営者側の
取引 良心的な
▶ 解答・解説を見る

正解:ア

解説

システム監査人には、監査対象となる組織と指揮命令系統が異なるなどの「外観(a)」上の独立性(外観上の独立性)と、「客観的(b)」な立場で公正な判断を行うという精神的な態度(精神上の独立性)の双方が求められます。したがって、a=外観、b=客観的な、の組合せである「ア」が正解です。

【問38】ステップ数と不良件数の関係(散布図) -プロジェクトマネジメント

問題

システム開発プロジェクトの品質目標を検討するために、複数の類似プロジェクトのプログラムステップ数と不良件数の関係性を示す図として、適切なものはどれか。
ア 管理図
イ 散布図
ウ 特性要因図
エ パレート図

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正解:イ

解説

2種類のデータ(プログラムステップ数と不良件数)の関係性・相関を把握するには、横軸と縦軸にそれぞれの値をとって点を打つ散布図が適しています。したがって、正解は「イ」です。

他の選択肢

ア 管理図 … 工程が安定した状態にあるかどうかを時系列で管理するための図
ウ 特性要因図 … 結果(特性)とその原因(要因)の関係を魚の骨のような形で整理する図
エ パレート図 … 項目を件数の多い順に棒グラフで並べ、累積比率を折れ線で示す図

【問39】ソースコードから仕様書(リバースエンジニアリング) -開発技術

問題

運用中のソフトウェアの仕様書がないので、ソースコードを解析してプログラムの仕様書を作成した。この手法を何というか。
ア コードレビュー
イ デザインレビュー
ウ リバースエンジニアリング
エ リファクタリング

▶ 解答・解説を見る

正解:ウ

解説

既存のソフトウェアのソースコードを解析して、仕様書や設計情報を作成(復元)する手法をリバースエンジニアリングといいます。したがって、正解は「ウ」です。

他の選択肢

ア コードレビュー … プログラムのソースコードをチェックすること
イ デザインレビュー … システムの設計仕様書などの内容を確認し、設計上の不具合や改善点を洗い出すこと
エ リファクタリング … 外部から見たインタフェースや動作を変えずに、システムの内部構造に手を入れて改善すること

【問40】DevOps -開発技術

問題

ソフトウェア開発におけるDevOpsに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 運用側で利用する画面のイメージを明確にするために、開発側が要件定義段階でプロトタイプを作成する
イ 開発側が、設計・開発・テストの工程を順に実施して、システムに必要な全ての機能及び品質を揃えてから運用側に引き渡す
ウ 開発側と運用側が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する
エ 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発することによって、生産性と信頼性を向上させる

▶ 解答・解説を見る

正解:ウ

解説

DevOpsは、開発側(Development)と運用側(Operations)が密接に連携し、自動化ツールなどを取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応する考え方・手法です。したがって、正解は「ウ」です。

他の選択肢

ア 要件定義段階でプロトタイプを作成する … プロトタイピングモデルの説明
イ 設計・開発・テストの工程を順に実施して引き渡す … ウォーターフォールモデルの説明
エ 一つのプログラムを2人の開発者が共同で開発する … ペアプログラミングの説明

 

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