FPに限らず、試験本番が近づくと、ちょっと気持ちが引き締まりますよね。
ほとんどの方が学科と実技、両方を受検されると思いますが、その場合、午前・午後と試験が続くことになります。
試験を受けるだけで体力を使いそうですが、これまでの成否が、この1日で決定してしまうのです。
ぜひ、準備万全で当日を迎え、実力を出し切って欲しい、と考えています。
そこで、この記事では、
- FP試験日 当日の持ち物
- 試験当日のスケジュール
などを、分かりやすくまとめました。
ここに書いてあることに沿って前日までに準備して頂ければ、当日、試験に集中できるはずです。
FP2級/3級試験を受検される方、ぜひチェックしてみてください。
目次
FP試験 当日必要な持ち物リスト
必須の持ち物
必須の持ち物は、以下5点になります。
前日夜までに必ず用意・確認したうえで、当日の朝にも見直す余裕が欲しいですね。
受検票
FP協会で受検の場合、本人確認書類に写真が貼付されていない場合には、証明写真を貼付する必要があります。
きんざいの場合は、本人確認書類の種類にかかわらず、写真貼付が必要です。
本人確認書類(原則として写真貼付のもの)
下記の1~10に定める自己を証明する写真貼付の本人確認書類(氏名・生年月日が確認できるものに限る)のいずれかを提示してください。
- 運転免許証
- パスポート
- 個人番号カード
- 学生証(写真貼付)
- 在留カード・特別永住者証明書(写真貼付)
- 次に定める写真貼付の資格証明書類
・弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、宅地建物取引士、行政書士 - 住民基本台帳カード(写真貼付)
- 健康保険被保険者証(写真貼付されていない場合、受検票へ写真貼付)
- 障害者手帳(写真貼付されていない場合、受検票へ写真貼付)
- 小型船舶操縦免許証(写真貼付)
上記以外の本人確認書類は認められません。
※いずれの証明書類も、試験当日において有効であることが必要です。
※受検票の氏名が本人確認書類と一致しない場合、受検不可(ご結婚等により改姓された方及び外国籍の方は、ご注意ください)。
筆記用具
黒鉛筆またはシャープペンシル(HB)を複数本数持参しましょう。
シャープペンシルの場合は替え芯も忘れずに。
あとは消しゴム。こちらも2つ持っていけば、万が一、机から落とした場合でも焦らなくて済むでしょう。
計算機(電卓)
計算機(電卓)は、次の各条件に該当するものだけが使用できます。
- 電源内蔵のもの(そろばん不可)
- 演算機能のみを有するもの。
- 数値を表示する部分がおおむね水平で、文字表示領域が1行であるもの。
- 外形寸法がおおむね26㎝×18㎝の大きさを超えないもの。
<使用可>
√・%・定数計算、消費税に係る税込・税抜、売上に係る原価(MD)・売上・売価(MU)・利益率、日数・時間計算、マルチ換算についてのキー、メモリー(M)機能(計算結果を1つだけ記録できるものに限る)、GTキー。
<使用不可>
関数機能〔Σ(シグマ)・log 等〕・ローン計算・複利計算・紙に記録する機能、音〔タッチ音・音階・音声等〕を発する機能、プログラム(計算式)の入力(登録)機能、計算過程をさかのぼって確認できる機能等を有するもの。
電卓が使用禁止のものに該当する場合、電卓をしまっていただくなど試験監督者が使用不可の措置をとることがあります。ケースによっては受検が無効とされる場合もありますので、持参する電卓については、十分にご注意ください。
また、電卓は故障に備えて複数台、持参できますが、一度に使用が可能な台数は1台限りです。
使用する電卓以外は、カバン等へしまってください。
※ 試験中の計算機の交換につきましては、試験監督者の許可が必要となります。
試験会場での電卓の貸出しは一切行われません。
腕時計
腕時計についても、私は万が一を考え、2本持参しました。
※ちなみに、時計機能だけのもの、音を発しないもの(アラーム機能等がついていないもの)に限定されています。
※通信機能を有する機器(スマートフォン、スマートウォッチ 等)を時計として使用することはできません。
<参考>
必須ではないが持参を推奨するもの
お弁当/飲料
学科と実技を両方受検される方は、12時から13時30分まで休憩となりますから、昼食を取る必要があります。
お弁当や飲料は、昼休みに会場の近くで買おうとしても、適切なお店が見つからなかったり、売り切れていたりする可能性があります。
そのため、自宅から持参するか、購入する場合でも、自宅近くで購入して行くことをおすすめします。
テキスト/ノート等
普段使っているテキストやノート類は、必要最低限がおすすめ。
FP試験の出題範囲は広いですから、直前までテキストやノートを見ていても、あまり得点アップに繋がらない可能性が高いです。
とはいえ、休憩時間を無駄に使うよりは、テキストやノートを見直していた方が、平常心を保ちやすいでしょう。
上着
試験会場は、場所によっては、空調(冷暖房)が効きすぎている場合があります。
そんな場合に自分で温度調節ができるよう、カーディガンのようなものを、ぜひ持参しましょう。
ハンカチ/ティッシュ
試験中、、汗をかいたり、鼻水が出てきたリすることがあるので、こちらも必須です。
目薬
大学構内など、結構乾燥している会場は多いので、あった方がよいでしょう。
メガネ拭き(メガネを使用される方)
メガネを使用する方は「メガネ拭き」も必須ですね。
マスク
これは必要な方だけですが、試験時間中、マスクの着用は認められています。
なお、本人確認のために、試験監督者が指示した場合は、一時的にマスクを外すことが必要です。
FP2級/3級試験 当日のスケジュール
試験の実施スケジュールは、きんざい/日本FP協会とも同じです。
試験時間
3級 | 2級 | |
学科 | 10:00~12:00(120分) | 10:00~12:00(120分) |
実技 | 13:30~14:30(60分) | 13:30~15:00(90分) |
集合時間
試験開始前に試験についての注意事項説明があります。受検する各試験の試験開始時刻20分前までに必ずご着席ください。
遅刻
遅刻者の入室は、試験開始後30分までは認められますが、試験終了時間の延長はありません。
※遅刻と判断する基準は受検する教室への入室時間です。
※交通機関の遅延が生じた場合は、「遅延証明」を取得のうえ、可能な手段で試験会場に向かってください。
ただし、交通機関の遅延等が生じた場合、各試験会場において、試験開始時刻の繰り下げ等の対応をとることがあります。その際は、協会ホームページにてお知らせされます。
途中退出
途中退室は、試験開始の60分後から試験終了の10分前までの時間は認められます。
※ただし、3級実技試験は、試験時間が60分のため途中退室は一切できません。
試験時間中のトイレ
原則禁止です。ただし、やむを得ない場合には手を挙げて試験監督者の指示に従ってください。
まとめ
ここまで
- FP2級/3級試験当日の持ち物
- 試験当日のスケジュール
について記載しました。
繰り返しになりますが、あなたの努力の成果が実を結ぶかどうかは、この1日にかかっています。
当日は受検だけに専念できるよう、今回の記事を参考にして、ぜひ必要な準備を早めに完了させてくださいね。