ITパスポート

ITパスポートの勉強時間は最短でどのくらい?勉強方法や取得のメリットについても解説!

ITパスポートの勉強時間

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初心者を24時間でITパスポート合格レベルへ導きます。当ブログ管理人が執筆しました。

 

様々な業務に役立つ資格の取得を目指したい方に人気なのがITパスポート試験。

ITの内容を理解し、知識・スキルを有することを証明する資格です。

「ITパスポートを目指すのに、どれぐらいの勉強時間がかかるのだろう」
「ITパスポートを取るための最短の勉強時間は?」

この記事では、そうした疑問に答えていくので、ぜひ確認なさってください。

ITパスポートの勉強時間の目安は100時間

一般的には、まったくの初心者がITパスポート試験に合格するまでの時間は100時間が目安と言われています。

特別な勉強法をしない限り、初心者が100時間かかるというのは妥当なところだと思います。

1日1時間なら3ヶ月と少し。1日2時間なら2ヶ月弱の計算ですね。

ただし、ITパスポート試験の受験生のなかで、まったくの初心者の方というのは、実は少数派です。

と言うのも、以下に当てはまる方は、まったくの初心者とはいえません。なぜなら、予備知識を持っていることになるからです。

  • ITの知識を持つエンジニアやIT業界で働く方
  • 情報(IT)関係を専攻する学生
  • 企業や官公署などの組織で働く社会人
  • その他、事前にIT知識を持っている方

上記のなかで、3番目の「企業や官公署などの組織で働く社会人」について、「なんでITパスポートの予備知識を持っているのだろう?」と思われるかも知れません。

ITパスポート試験は、そもそも「ITを利活用するすべての方に必要な基礎知識」があるかどうか、を測る試験です。

ITを利活用する重要な目的の1つにビジネスがあります。そして、ITパスポート試験は「ビジネスを目的としたIT利活用の基礎知識」に特化している、と言えるぐらいビジネスに関する出題が多いのです。

その証拠に、ITパスポート試験の出題3分野のカリキュラムを見てみましょう。

  • ストラテジ分野:企業経営、経営戦略、マーケティング、法務、財務、など35問程度
  • マネジメント分野:システム開発の管理技術、運用サポート、システム監査など20問程度
  • テクノロジ分野:純粋なITやコンピュータの知識(システム構成、ネットワーク、セキュリティ、データベース等)45問程度

上記のように、純粋なIT分野以外(ストラテジ+マネジメント)で55問程度と、半分以上の出題を占めています。

特にストラテジ分野は、IT関係なく実際のビジネスの現場で活用する知識ばかりが対象。

そのため、社会人の経験があれば、ITパスポートに関する一定の基礎知識を保有していることになるのです。

ITパスポートは取っても無駄?

「ITパスポートを取っても無駄」「ITパスポートは役に立たない」などと言われるケースもあります。

しかし、この言葉だけを簡単に信じないでください。

というのも、「ITパスポートは取っても無駄」と言っているのは、IT系のエンジニア業界の方に多いのです。

確かに、本格的なIT系エンジニアを目指すのならば、ITパスポートより上位の基本情報技術者試験から始めたほうがよい、という意見は十分に説得力があります。

ITパスポート試験はIT系の試験でありながら、むしろ非IT系の会社で仕事をする方向けの資格なのです。

特に、仕事を始めたばかりの若手の方、そして、初めて就職をする学生の方などのキャリアのデザインを考える上で、必ず効果のある資格なので、ぜひ習得してほしいと思います。

※「ITパスポートは取っても無駄?」という疑問については、以下の記事に詳細に掲載してあります。よろしければご参考ください。

ITパスポートは取っても無駄な資格ってホント?
ITパスポートは意味ない?取っても無駄・役に立たないという噂を徹底検証!「ITパスポートは取っても無駄」 「ITパスポートは役に立たない」「意味ない」 ITパスポート試験の事を知って、実際にネット...

 

ITパスポートの勉強時間の最短は20時間程度

前述のとおり、ITパスポート試験について予備知識を持つ方は多くいます。

もちろん、予備知識の有無によって勉強時間は大きく変わります。

予備知識の有無の観点から、ITパスポート受験生は以下のように3つのタイプに分類できるでしょう。

  • まったく予備知識が無い方
  • 事前にITの知識がある方(IT系のエンジニア、情報系学生など)
  • 事前にビジネスの知識がある方(主に文系の社会人の方)

このうち、まったく予備知識の無い方の勉強時間は、先に触れたとおり、100時間が目安です。

一方、事前にITの知識があったり、ビジネスの知識があったりすれば、かなり有利で、30~50時間程度で合格を狙えるでしょう。

ある程度ビジネス知識も持つエンジニアの方などは、最短20時間の学習でも合格できる可能性があります。

以上のように、人により勉強時間が大きく変わるのが事実です。

そのため、あなた自身がITパスポート受験のスケジュールを作成する場合は、まず「自分の予備知識がどの程度なのか?」を考える必要があります。

ITパスポート試験の難易度は?

そもそも、ITパスポートの難易度はどれぐらいなのでしょうか?

ITパスポート試験は、経済産業省系の独立行政法人・情報処理推進機構(略称:IPA)が主催する情報処理技術者試験(国家試験)です。

ITパスポートの前身は「初級システムアドミニストレータ試験」で、また、ITパスポートは情報処理技術者試験の試験区分のレなかで「レベル1」という一番低いポジションに位置付けられています。

そのため、試験の難易度は低く設定されている、といえるでしょう。

ITパスポート試験を舐めてかかると失敗する

ITパスポート試験の難易度は低く設定されているとはいえ、真面目に取り組まないと合格することはできません。

その理由として、第一に「出題範囲がITからビジネスまで広範である」ことが挙げられます。

また、ITの試験ということで、日々ITが進化するように、ITパスポートの出題範囲は定期的に増えています。

当然、出題傾向も変わるので、短期に合格するためには、出題範囲や出題傾向をきちんと抑えなければならない、といった難しさがあります。

ITパスポート試験の難易度についてくわしくは、下記記事をご参考ください。

ITパスポート試験は難しい?
ITパスポート試験は難しい?令和4年や令和5年の難易度は?1,000点満点合格者が解説! ITパスポート試験の概要 ITパスポート試験(通称:iパス)は、経済産業省配下のIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催する...

 

ITパスポートの勉強法

ITパスポートの勉強法としては、以下のステップで学習するのがおすすめです。

  1. インプット学習
  2. アウトプット学習
  3. 直前学習(時間を測ってアウトプット)

それぞれ説明します。

1.インプット学習

テキスト等を使って、知識をインプットしていきます。

ただ、最初から用語1つひとつを完全に覚えようとしないほうがよいです。

先に触れたとおり、ITパスポートの出題範囲はとても広いので、まずは細かい点を気にせず、一冊読み切ることを優先してください。

ざっと一冊読み終えれば、なんとなくITパスポートの全体像が見えてくるはずです。

あなたに合ったテキストを選ぶ

ITパスポート試験のテキストや参考書は、書店に行くと様々な種類のものが売られています。

「イラストや図解の多いもの」「文章でしっかり解説したもの」など、それぞれの特徴がありますので、書店でよくチェックして、あなたに合ったものを購入しましょう。

ITパスポートの参考書の選び方について詳しくは、下記をご一読ください。

ITパスポートの参考書
ITパスポートの参考書・テキストの選び方のポイント!おすすめは?【2023最新】「ITパスポートを受験するにあたり、どんな参考書を選ぶのがよいのだろうか?」 「いろいろな参考書が売られているけれど、どれが自分に...

 

2.アウトプット学習

テキスト2周目からは、並行してアウトプット学習も必要です。アウトプット学習とは過去問演習のこと。

「過去問は本番直前に実力を知るために解くものでは?」などと考えている人もいるかも知れません。

しかし、それは間違いです。いつまでも、ただテキストを漫然と読み続けても、効率よく記憶できません。

2周目からは、テキストを1単元読むたびに、その部分に該当する過去問を解きましょう。テキストによっては章末問題などが付いている場合もあるので、それを解くのでもOK。

早い段階から過去問演習をすることで、頻出な論点や重要な箇所をイメージできるようになりますし、試験独特の表現(少し小難しい文章)に慣れることもできます。

繰り返し過去問を解きながら、覚えていなかった箇所・間違えた箇所は解説やテキストをしっかり読み、知識を補充していきましょう。

また、章末問題がない場合は、市販の問題集(過去問題集)を購入するか、無料の学習サイト「ITパスポートドットコム」のなかにある過去問道場にトライするのがおすすめです。

ITパスポートの過去問道場についてくわしくは、下記記事をチェックしてください。

ITパスポートの過去問
ITパスポートに過去問道場だけで合格できる人とは?おすすめの勉強法も解説! ITパスポートについて ITパスポート試験とは?【概要】 まず、ITパスポート試験の概要から説明しましょう。 ITパスポー...

 

3.直前学習(時間を測ってアウトプット)

テキストを3周以上して、単元別の問題を複数回解いたら、いよいよ1回分(100問)の過去問に挑戦します。

ITパスポート試験は2009年に開始以来、初期は年2回(最近は年1回)ほど問題が公開されており、これまでに25回分の過去問が蓄積されています。

ITパスポート試験では、100問を120分で解く必要があります。一問あたり1分少しですから、どんどん解いていかなければなりません。

迷う問題にはマークを付け後で解くなど、自分に合った解答パターンを決めましょう。

勉強時の注意事項

ここでは、ITパスポート試験の勉強時における注意事項を説明します。

スケジュールを決めておく

先に触れたとおり、ITパスポート試験の勉強時間は最短20時間程度から目安の100時間程度まで、人によって大きく違います。

そのため、自分に必要な勉強時間を算出し、「1日●時間、▲週でトータル■時間」と勉強のスケジュールやペースを決定しましょう。

うまく行かなければ修正を加えても大丈夫です。まずは無理せず出来る範囲で計画を作り、それに合わせて進捗管理しましょう。

3分野をバランスよく学ぶ

先に触れたとおり、ITパスポートはストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野から構成されます。

総合的な合格の基準は、1,000点満点の中、600点を獲得すればよいのですが、実は、分野ごとに足切りがあります。

各分野とも、1,000点満点の中、300点を獲得しないと総合で600点を超えていても不合格になるのです。

各分野バランスよく学びましょう。

CBTの形式に慣れておく

ITパスポート試験を受ける場合、会場に行ってCBTの方式で試験が実施されます。CBTとはコンピュータ・ベースド・テストの略で、パソコンを利用して問題閲覧や解答の入力を進めるのです。

CBTのシュミレータは、ITパスポート試験実施元のIPA(独立行政法人情報処理推進機構)の公式で公開されていますから、事前にぜひCBTの環境に触れる機会を作っておきましょう。

※CBTはそんなに難易度の高いものではありませんが、触った実績がないと、本番で少し戸惑ってしまう可能性があります。

スキマ時間を活用する

初心者の方で100時間が目安!といっても、トータル100時間も机に向かう必要があるわけではありません。

テキストを使ったインプット学習なら、通勤や通学の電車内やカフェなどでも可能でしょう。

さらに、デジタルテキストやアプリにはスマホ(スマートフォン)で使えるものもあり、そうした場合は問題演習もスキマ時間に可能です。

その他、苦手な用語の単語帳を作るなどして、空き時間を徹底活用して効率的に勉強しましょう。

オンラインのスタイルの通信講座もある

最近では、パソコンやスマホ(スマートフォン)などの端末を選ばずに、オンラインで配信する動画講義で学習できる通信講座もたくさんあります。

現在、オンライン通信講座は市場競争が激しく、どこの運営会社も丁寧なサービスを展開しています。

比較的実績が高い運営会社もあるので、しっかり学びたい方は受講を検討する手もあります。

ITパスポートの資格を取得するメリット

ここまで、ITパスポートの勉強時間について見て来ました。

初心者の方で100時間が目安ですから、ITパスポートの資格を取得するのは、なかなか大変です。

しかし、ITパスポートの資格を取れば、次のようなメリットがあります。

  • ビジネスやITの広範な基礎知識が身につく
  • 学生の就職活動で評価される(社会人の転職活動では評価される場合もある)
  • 企業によっては、資格手当(または一時金)が出る

どれも社会人、そして社会人予備軍の学生にとって、嬉しいことばかり。

ITパスポート取得後の将来をイメージして、勉強のモチベーションを維持しましょう。

 

ITパスポートの試験内容について詳細は、下記を参考にしてください。

ITパスポートの内容は?
ITパスポートの内容は?iパスについて、わかりやすく、まるっと解説! ITパスポート試験とは? ITパスポートは、ITの基礎知識を保有していることを証明する国家試験 ITパスポート試験を一言で説明す...

 

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