こんにちは、トシゾーです。
スタディング(旧 通勤講座)の中小企業診断士講座が、2019年度版より、教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象となりました。
2020年度版でも、対象商品が販売されています。
もともとコストパフォーマンスの高いスタディングの講座ですが、今回の対応により、一定の条件を満たした方は、支払った費用の20%が返ってくることになります。
合格お祝い金と合わせると、約2万円もキャッシュバックがあることになり、非常にオトクですよね。
そこで、今回の記事では
- 教育訓練給付制度の概要
- 対象のコース
- 教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象となる方
- 教育訓練給付を受けるための手続き
以上について、分かりやすく説明をしたいと思います。
Contents
そもそも、教育訓練給付制度とは?
教育訓練給付制度の概要と目的
教育訓練給付制度は、雇用保険法における失業等給付のひとつです。
雇用保険というと、失業保険(失業手当)を受けるための保険と考えている方も多いのではないでしょうか。
実は、雇用保険は失業手当のためだけに使われているわけではありません。失業を防いだり、雇用を安定化させるための様々な給付にも使われています。
教育訓練給付制度はそのうちの一つということです。
教育訓練給付制度は、一定の条件を満たした方が、厚生労働大臣の指定する講座を受講し修了した際に、教育訓練機関に支払った経費の一部を支給する制度です。
教育訓練給付制度は、働く人の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的としています。
教育訓練給付制度は、一般教育訓練給付金と専門実践教育訓練給付金の2種類
教育訓練給付制度は大きく2種類に分かれます。一般教育訓練給付金と専門実践教育訓練給付金です。
一般教育訓練給付金は働きながら学習できるような、どちらと言えば、相対的に手軽なコースが対象となっています。たとえば、英会話や通信教育が該当します。
もう一方の専門実践教育訓練給付金は、対象になるコースが専門性が高く長期間にわたるものになります。
たとえば、大学院講座や調理師などの専門学校などが挙げられます。
スタディングは、一部の商品が一般教育訓練給付金の対象となります。
スタディング 中小企業診断士講座のうち、教育訓練給付(一般教育訓練)の対象となるコースは?
2020年度版 対象となるコースは、次のコースのみ
以下のコースが対象となります。
- 【教育訓練給付制度(一般)対象講座】 中小企業診断士 1次2次合格コース スタンダードコース[2020年度試験対応] 税別57,900円
コース選択に関する注意事項
購入画面では、対象コースを選択する
【教育訓練給付制度(一般)ご利用希望の方はこちらから】と書かれたコースを選んでください。

.
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象となる方
教育訓練給付金の支給対象者(受給資格者)は、以下のいずれかに該当する方であって、厚生労働大臣が指定する教育訓練(スタディングの対象講座)を修了した方です。
ただし、以下はいずれも原則ですので、ご自身が対象者に該当するかどうか不明の場合は、後述する方法で、ハローワークにて受給資格の有無を照会してください。
在職中の方 雇用保険の一般被保険者
受講開始日において、雇用保険の一般被保険者である方のうち、雇用保険の一般被保険者期間が3年以上ある方が対象です。
ただし、本制度を初めて利用する方は、雇用保険の一般被保険者期間が通算1年以上で対象者となります。
退職してから1年以内の方(一般被保険者であった方)
受講開始日において、一般被保険者でない方のうち、一般被保険者資格を喪失した日(離職日の翌日)以降、受講開始日までが1年以内であり、かつ雇用保険の一般被保険者期間が3年以上ある方が対象となります。
ただし、退職した方においても、本制度を初めて利用する方は、雇用保険の一般被保険者期間が通算1年以上で対象者となります。
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の受給資格が、自分にあるかどうか確認する方法
受給資格があるかどうかが不明な場合には、ハローワークで受給資格の有無を照会することができます。
ハローワークに備え付けの教育訓練給付金支給要件照会票に必要事項を記入し、本人確認、及び、本人の住居所の確認できる書類(運転免許証、国民健康保険被保険者証、のコピー等)を添付して、 受講予定者本人が、本人の住居所を管轄するハローワークに提出してください。
スタディングでは支給要件を満たしているかを判断することはできないので、ご注意ください。
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の受講:修了要件について
受講:修了要件
【中小企業診断士 1次2次合格コース スタンダードコース】の修了要件:
下記全ての講座、問題の受講率が60%以上となります。
- 1次基礎講座
- 実戦フォローアップ講座
- スマート問題集
- 過去問セレクト講座
受講修了:受講修了後の流れについて
受講修了:受講修了後の流れ
修了要件を満たしたことを確認次第、KIYOラーニングから関係書類を発送されてきます。
ただし、修了日よりも前に修了要件を満たした場合でも、修了証明書などの書類の発送は修了日以降になります。
※教育訓練給付制度(一般教育訓練)の利用申請をされていない場合は、修了証明書などの書類は発送されませんのでご注意ください。
スタディングから送付されてくる書類
- 教育訓練給付金支給申請書
- 教育訓練修了証明書
- 領収書または、クレジット契約証明書
自分で用意する必要がある書類
- 本人、住所、個人番号確認書類
- 雇用保険被保険者証または雇用保険受給資格者証(いずれもコピー可)
- 払渡希望金融機関の通帳またはキャッシュカード(ご本人名義のもの)
支給申請について
本人の住所を管轄するハローワークへ修了日の翌日から起算して一か月以内に、自分自身で申請をしてください。
給付金受給について
支給申請手続きの際に届け出をした金融機関の口座に、ハローワークから給付金が振り込まれます。
スタディング(旧 通勤講座)の中小企業診断士講座が、教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象となりました <まとめ>
以上、ここまで、以下4点を説明してきました。
- 教育訓練給付制度の概要
- 対象のコース
- 教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象となる方
- 教育訓練給付を受けるための手続き
繰り返しになりますが、もともとコストパフォーマンスの高いスタディングの講座が、今回の対応により、支払費用の20%が返ってくることになります。
もちろん、一定の条件を満たす必要はありますが、合格お祝い金と合わせると、約2万円もキャッシュバックがあることになり、非常にオトクですよね。
ぜひ、教育訓練給付制度を活用できる方は、チェックしてみてくださいね。
=>「スタディング(STUDYing、旧 通勤講座)中小企業診断士講座」の公式サイトはこちら
また、スタディング(STUDYing、旧 通勤講座)の口コミや評判をチェックしたい方は、下記記事をどうぞ

<スタディング(旧 通勤講座) 関連記事>