※2024年4月~受験される方で、生成AIの出題対策をしていない方は下記のYouTube動画をチェックしないと20点損します!
「ITパスポート試験に過去問がまったく出ない、って本当だろうか?」
「過去問が出ない、って難しそう。本当に合格できるだろうか?」
初心者や未経験の方で、そんな疑問や悩み、不安を抱えている方はいませんか?
この記事では、そんな悩みや疑問にしっかりと回答します。
気になる方、ぜひチェックしてくださいね。
※ITパスポート試験の内容について詳細は、下記の記事をご覧ください。
第1回ITパスポート試験1,000点満点合格(受験者39,131人中2名のみ)。
「改訂6版 ITパスポート最速合格術」著者。
iパスの他、中小企業診断士/宅建士/2級FPなど数多くの資格試験に合格した経験を元に、暗記に頼らない超効率的な勉強方法を発信中。実際に24時間程度でiパスに合格する人が続出。
twitterでも「読むだけで得点アップできる【iパス頻出ポイント】」を毎日配信中!
↓twitterの投稿サンプル➀最新の出題傾向を細かく解説しています。
【Q】もし、iパス試験開始5分前に直前チェックするとしたら、どの分野が良いか?
【A】ずばり、「サービスマネジメント」と「システム監査」がオススメです。
どちらもコンパクトな内容なのに、毎回合わせて10問程度出題されます。
頻出用語だらけですよ。 pic.twitter.com/cfmvvVVLZk
— トシゾー@iパス (@toshizo2023ip) March 7, 2023
↓twitterの投稿サンプル②エピソード記憶で楽しく、ラクして、スッキリ理解できます(※画像は弊著「改訂6版ITパスポート最速合格術」より引用)
【iパス頻出ポイント】
一般には馴染みの薄い『管理図』も、たこ焼き屋チェーンの経営ストーリーで読めば、スッキリ理解!
物語=事例だから、わずか2分で読めば、管理図の使い方の勘所までイッキに分かります。
無理な暗記ではないので、試験が終わっても忘れませんよ#ITパスポート#iパス pic.twitter.com/lqljfzJw3o
— トシゾー@iパス (@toshizo2023ip) February 23, 2023
目次
ITパスポート試験には過去問は出ない、ってホント?
ITパスポート試験(iパス)では、過去問とまったく同じ問題はほとんど出ないのは事実です。
一方、ITパスポート試験以外の情報処理技術者試験では、過去問と同じ問題が数多く出ます。
何故、このような違いがあるのでしょうか?
筆者の推測ですが、以下のような理由が考えられます。
- 他の試験(基本情報技術者試験、応用情報技術者試験)にくらべ、ITパスポート試験は歴史が浅い
- すべて選択式(択一式)試験のため、過去問とまったく同じ問題を出すと、難易度が下がりすぎる
上記の基本情報や応用情報の午前試験(択一式)では、問題文がまったく一緒なのはもちろん、選択肢の並び順まで同一、といった出題も珍しくありません。
ただし、基本情報や応用情報では、午後試験で応用問題が出題されるため、基礎的能力をチェックする午前試験では、「過去問の焼き直しでも問題無いだろう」と考えているのかも知れません。
いずれにしても、ITパスポート試験では、過去問の解答の丸暗記には意味がないことは明らかです。
CBT形式になったため、大量に問題を作成している?
また、現在のITパスポートの本番の試験はCBT形式になったことも影響しているかも知れません。
※ITパスポートに遅れて、基本情報技術者試験や情報セキュリティマネジメント試験もCBT形式になりました。
CBTとはコンピュータ・ベースド・テスティングの略で、従来のように半年に一度の試験実施ではなく、全国多数の会場で恒常的にパソコンを使った方式の試験が実施されているものです。
問題は毎回ランダムに出題されるため、相当数の類似問題を作成しているものと思われます。これも、まったく同一の問題がでない(極めて出にくい)理由ではないでしょうか。
ITパスポート試験で過去問を勉強するのは無駄?
それでは、ITパスポート試験で過去問を勉強するのは意味がないのでしょうか?
そんなことはありません。多くの試験と同じように、ITパスポートでも過去問の学習は非常に重要です。
確かに、過去問とまったく同一の問題はほとんど出ないのですが、過去問を焼き直した問題、類似問題などが数多く出ます。そのような焼き直し問題・類似問題は過去問を学習することで、十分対策できます。
以下、類似問題の例を見てみましょう。
【平成27年春期 問13】
SFAの目的に関する記述として,適切なものはどれか。→(正解)ウ:蓄積された知識やノウハウを組織全体で共有し,営業活動の効率と管理水準の向上を図る。
【平成30年秋期 問34】
営業部門の組織力強化や営業活動の効率化を実現するために導入する情報システムとして,適切なものはどれか。→(正解)エ:SFA
いかがでしょうか。上記2つの過去問はまったく同一ではないものの、問題と解答を入れ替えているだけのように見えますね。
片方の過去問を学習していれば、もう片方の問題が本試験で出題された場合、じゅうぶん正解できるでしょう。
このように、ITパスポート試験でも過去問の学習が重要なのがよくお分かりかと思います。
ある程度基礎ができている方であれば、過去問だけの学習でもITパスポート試験に合格することは可能です。
※SFAについて詳しくは、下記動画でもご説明していますので、よろしければチェックしてみてください。
ITパスポートの過去問を入手する方法
ITパスポートの過去問を入手する方法として、IPA(情報処理推進機構)が運営する公式サイトから過去問題をダウンロードする方法が第一に挙げられます。
ただし、公式サイトの過去問では答えしか掲載されておらず、解説が一切掲載されていないので、受験の学習用には少し不向きですよね。
以上のようなことから、受験者が過去問および解説を入手する現実的な方法は、次の3つとなります。
- ITパスポートの受験対策サイトを活用する
- ITパスポートの過去問アプリを使用する
- 市販のテキスト(参考書、教科書)や問題集を解く
それぞれ見ていきましょう。
ITパスポートの受験対策サイトを利用する
対策サイトとして著名なのは「ITパスポート試験ドットコム」で、そのなかの「過去問道場」では、過去すべての公開問題と解説を確認できます。
※過去問道場についての概要は、下記記事も参考にしてください。
ITパスポートの過去問アプリを使用する
iPhone/Androidとも、無料で使えるITパスポートの過去問アプリが複数あります。
無料でも、もちろん解説付き。スマホアプリであれば、机に向かわなくても、いつでもどこでもスマホを使って好きな時間に繰り返し過去問に取り組めるメリットがあるので、便利ですよね。
学生はもちろん、多忙な社会人にも利便性が高いと感じます。
市販の参考書(テキスト、教科書)や問題集を解く
市販の過去問題集はもちろん、参考書(テキスト、教科書)にも過去問が掲載されているものも多いです。
当然有料ですが、その分、最新の情報なども掲載されているので、お金を払うだけの価値は高いでしょう。
また、後述するように、ITパスポート試験の出題は変化しています。60%の合格点を取るのが目的であれば無料の過去問だけの学習でOKですが、高得点を狙う方は最新テキストや問題集などの利用してインプットの質も向上させ、出題傾向の分析などが必須でしょう。
※ITパスポートの参考書の選び方については、下記の記事を参考にしてください。
ITパスポート試験100問中8問は採点されない問題
ITパスポート試験は全100問出題されますが、そのうち8問は採点されません。
出題分野別に見ると、以下のようになります。
分野 | 出題数 | 評価数(採点対象) |
ストラテジ系 | 約35問 | 32問 |
マネジメント系 | 約20問 | 18問 |
テクノロジ系 | 約45問 | 42問 |
評価されない8問は、今後のITパスポート試験で出題する問題の分析用に使われます。実際、どの問題が評価されない問題なのか、私たちからは判断ができません。
もしかしたら、「こんな問題、見たことない」と感じる問題が、採点されない問題かも知れませんね。
ITパスポートの試験範囲は、どんどん変化している
ITパスポートのシラバス(カンタンに言えば、試験の出題範囲)は、他の情報技術者試験と比較すると、変化が速いです。下記のとおり、メジャーなバージョンアップだけに限っても、1~2年に一度は行われています。以下、一覧にしてみました。
- シラバス4.0 2019年4月以降適用
- シラバス5.0 2021年4月以降適用
- シラバス6.0 2022年4月以降適用
- シラバス6.2 2024年4月以降適用
- シラバス6.3 2024年10月以降適用
上記のうち、シラバス4.0からは、「AI、IoT、ビッグデータ」などの新しい技術が含まれるようになりました。
※以下の記事は中小企業診断士試験の受験生向けの記事ですが、ITパスポートのシラバス4.0について詳しく説明していますので、気になる方は参考にしてください。
シラバス5.0からは「データサイエンス、DX」などが、シラバス6.0からは「新たな学習指導要領に合わせたプログラミング問題(小・中・高等学校の「情報」科目への対応)」などが追加されています。
※以下の記事は、中小企業診断士試験を受験される方への記事ですが、ITパスポートのシラバス6.0/5.0について詳しく説明していますので、気になる方は参考にしてください。
一方、新たな知識・技術が追加されるということは、これまで出題されていた問題のうち、出題頻度が減るものもあるはずです。
たとえば、「SaaS、SWOT」などの用語は以前は頻出でしたが、令和になってからの出題はかなり減っています。
また、以前は毎回のように出題されていた「表計算」も、プログラミング的思考力が問われる問題の増加に合わせ、出題頻度がグンと下がっています。
ITパスポート試験で高得点を狙うのなら、過去問だけでなく最新のテキストでも学習しよう!
前項のとおり、ITパスポート試験の出題分野は絶えず変化しています。
そのような状況に対応し、効率的に合格点を狙うのであれば、過去問だけでなく、最新シラバスに対応した参考書・テキストを使うのがベターです。
以前、頻出だった過去問ばかり学習しても、類似問題すら出ない可能性はあります。
事前に予備知識のある方が、「合格点ギリギリでもよいから短時間で合格したい」と考えている場合は過去問だけでも可能ですので、あなたの方針に従って使う教材を決めましょう。
※ITパスポートの参考書(テキスト)の選び方について詳しくは、以下をどうぞ!
また、具体的な独学勉強方法については、下記記事をチェックしてみてください。
今回の記事は以上です。ITパスポートはエンジニア向けではなく、仕事でITを利活用するすべての社会人向け試験ですから、多くの方が挑戦されます。
いまやPCを使わない仕事はわずかといっても過言ではありません。ぜひ、非IT系のキャリアを目指す方もITパスポートに申し込みをしてみてください。
現在、DX人材の育成が急務の多くの企業【特に非IT系企業にて非IT系の職種の場合)では、ITパスポートの取得を社内で必須(或いは評価の基準)としているところも多く、転職などでも大きく評価されるようになっています。
過去問そのものがズバリ出題されることはありませんが、この記事を参考に勉強していただけたら幸いです。
【ITパスポートで最速合格するための参考書!】
2013年の発売以来10年間で6回もの改訂を行ったロングセラー。ITや情報システムについて「たこ焼き屋チェーンを運営する企業が売上アップやDX対応に奮闘する」という経営ストーリーをベースに解説するので、暗記に頼らず楽しみながら知識を定着させることがができます。
その他、必要最低限の暗記を効率的に行う記憶術、毎回10問程度出題される計算問題の頻出パターン集中講義など、
この1冊だけで初心者を24時間でITパスポート合格レベルへ導きます。1,000点満点合格者の当ブログ管理人が執筆しました。
●上記の参考書を利用して合格された方の声
ITパスポートを合格したときにお世話になった参考書です。
分かりやすくて要点がしぼられていて良かったです。ありがとうございます。ITパスポート最速合格術 ~1000点満点を獲得した勉強法の秘密 pic.twitter.com/RThOJ0D7qh
— ニッシー@基本情報の勉強中 (@red24flower) May 17, 2023
@toshizo2023ip
tweetにいいね頂戴しありがとうございます、先生の本を勉強に使用しておりました。初心者にも分かりやすく非常に助かりました。ありがとうございました。 pic.twitter.com/lwxmhUueR3— ゆーじ (@Uz_vb) May 17, 2023
※↑こちらは1つ前の版(改訂5版)をご利用の方
お久しぶりです🙇♀️
昨日受験した ITパスポート合格だと思う🙆♀️
やっと….ゆっくり寝れました😂w対策は以下です。
📝西さんの参考書3周+付録の用語集
📝過去問道場6年分+オリジナル予想2回
📝みみスタさんのyoutube聞き流しIT化が急速に進んでいく中で
大まかに学ぶことができたのでよかったです☺️— りつこ@コーダー (@GIFQnTeuqrat8zp) April 22, 2023
ITパスポート試験のテキストは数多く出ていますが、個人的には24時間で合格できる「最速合格術」がオススメです!詳しくはリンクをご参照ください。
(受験当時私が行った書店には在庫がなく、他の本を買って遠回りしました😢)https://t.co/OBzyRWhbA8
— もとい🍦 (@motoy_soft) May 16, 2023