【令和4年度】ITパスポート問16~問20 ストラテジ系/過去問(公開問題)の解答解説

【令和4年度】ITパスポート問16~問20  ストラテジ系/過去問(公開問題)の解答解説

ITパスポート試験の令和4年度公開問題より、問16~問20(ストラテジ系)の解答解説を掲載します。

テキストではなく、動画解説を希望される方は下記YouTubeをご覧ください。

 

目次

【問16】マイナンバーの説明(個人番号制度) -セキュリティ関連法規

問題

マイナンバーに関する説明のうち、適切なものはどれか。
ア 海外居住者を含め、日本国籍を有する者だけに付与される。
イ 企業が従業員番号として利用しても構わない。
ウ 申請をすれば、希望するマイナンバーを取得できる。
エ 付与されたマイナンバーを、自由に変更することはできない。

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正解:エ

解説

マイナンバー(個人番号)は、いったん付与されると、原則として自由に変更することはできません(漏えいして不正利用のおそれがある場合など、限られた場合のみ変更可能)。正解は「エ」です。

他の選択肢

ア … 日本国籍に限らず、日本国内に住民票がある外国籍の人にも付与される
イ … マイナンバーの利用は社会保障・税・災害対策の分野に限られ、企業が従業員番号として使うことはできない
ウ … 番号は付与されるものであり、希望する番号を取得することはできない

【問17】私物端末を業務で使う形態(BYOD) -業務プロセス

問題

BYODの事例として、適切なものはどれか。
ア 会社から貸与されたスマートフォンを業務中に私的に使用する。
イ 会社から貸与されたスマートフォンを業務で使用する。
ウ 会社が利用を許可した私物のスマートフォンを業務で使用する。
エ 私物のスマートフォンを業務中に私的に使用する。

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正解:ウ

解説

BYOD(Bring Your Own Device)は、直訳すると「自分の機器を持ち込む」で、私物のPCやスマートフォンなどを業務で利用することを指します。会社が利用を許可した私物のスマートフォンを業務で使う、という事例が該当するため、正解は「ウ」です。会社貸与の端末を使う事例(イ)や、私的に使う事例(ア・エ)はBYODではありません。

【問18】インダストリー4.0の取組(第4次産業革命) -エンジニアリングシステム

問題

インダストリー4.0から顕著になった取組に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 顧客ごとに異なる個別仕様の製品の、多様なITによるコスト低減と短納期での提供
イ 蒸気機関という動力を獲得したことによる、軽工業における、手作業による製品の生産から、工場制機械工業による生産への移行
ウ 製造工程のコンピュータ制御に基づく自動化による、大量生産品の更なる低コストでの製造
エ 動力の電力や石油への移行とともに、統計的手法を使った科学的生産管理による、同一規格の製品のベルトコンベア方式での大量生産

▶ 解答・解説を見る

正解:ア

解説

インダストリー4.0は、AIやIoTを活用して工場をネットワーク化(スマートファクトリー)し、顧客ごとに異なる個別仕様の製品でも、低コストかつ短納期で提供する取組(マスカスタマイゼーション)を特徴とします。これは第4次産業革命とも呼ばれます。正解は「ア」です。

他の選択肢

イ … 蒸気機関による工場制機械工業への移行で、第1次産業革命の説明
ウ … コンピュータ制御による自動化で、第3次産業革命の説明
エ … 電力・石油と科学的生産管理によるベルトコンベア方式の大量生産で、第2次産業革命の説明

【問19】BSCの業務プロセスの視点(バランススコアカード) -ビジネス戦略と目標・評価

問題

製造販売業A社は、バランススコアカードの考え方を用いて戦略テーマを設定した。業務プロセス(内部ビジネスプロセス)の視点に基づく戦略テーマとして、最も適切なものはどれか。
ア 売上高の拡大
イ 顧客ロイヤルティの拡大
ウ 従業員の技術力強化
エ 部品の共有化比率の向上

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正解:エ

解説

バランススコアカード(BSC)は、「財務」「顧客」「業務プロセス(内部ビジネスプロセス)」「学習と成長」の4つの視点で戦略を整理する手法です。業務プロセスの視点は、社内の業務をいかに効率よく行うかに関するもので、「部品の共有化比率の向上」が該当します。正解は「エ」です。

他の選択肢

ア 売上高の拡大 … 財務の視点に基づく戦略テーマ
イ 顧客ロイヤルティの拡大 … 顧客の視点に基づく戦略テーマ
ウ 従業員の技術力強化 … 学習と成長の視点に基づく戦略テーマ

【問20】最大データ量が大きいコード(JANコードとQRコード) -標準化関連

問題

あるデータを表現するために、1個のJANコードか1個のQRコードのどちらかの利用を検討する。表現できる最大のデータ量の大きい方を採用する場合、検討結果として、適切なものはどれか。
ア JANコードを採用する。
イ QRコードを採用する。
ウ 表現する内容によって最大のデータ量は変化するので決められない。
エ 表現できる最大のデータ量は同じなので決められない。

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正解:イ

解説

JANコードは横方向だけに情報をもつ一次元コード(バーコード)で、表現できるのは十数桁程度の数字です。一方、QRコードは縦横の二方向に情報をもつ二次元コードで、数字・英字・漢字など数千文字規模の大きなデータを表現できます。最大データ量が大きいのはQRコードなので、正解は「イ」です。

 

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