診断士コラム

中小企業診断士の養成課程がある大学院に通ってMBAとのダブルライセンスを取得する方法!

中小企業診断士とMBA

この記事では、1つの大学院で中小企業診断士とMBAのダブルライセンスを取得する方法を説明します。

大学院の中には、養成課程の修了で中小企業診断士を取得しながらMBAの学位も与えられるコースを用意しているところがあり、別々に取得するよりも遥かに簡単に取得できますよ。

注意事項は以下2点。

  • 大学院に通うには数百万円以上の費用と2年間ほどの期間がかかる
  • 事前に中小企業診断士1次試験に合格しておくことが必要(大学院の養成課程に入る要件)

以上の条件が許す方は、ぜひ希少価値の高いダブルライセンスを目指してみてください!

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中小企業診断士とは?

中小企業診断士とは中小企業の経営課題に対応するための診断や助言を行う専門家で、経済産業大臣に登録された者を指します。

ビジネスパーソンから人気の国家資格で、それは企業の経営に関わる知識を横断的に習得できるからです。

中小企業診断士の取得により、今の仕事に活かせるだけではありません。

キャリアアップや転職を検討している方にとって、中小企業診断士の資格は非常に大きな強みになりますよ。

MBAとは?

MBAとは、「Master of Business Administration」を略したもので、日本語に訳すと「経営学修士」となります。

大学院において経営学の修士過程を修めることで、MBAの称号が与えられます。

大手企業CEOの約40%がMBAの取得者で、ビジネスエリートの登竜門とも言える資格ですね。

MBAコースの目的は企業経営の実務家の育成!

多くの学校では純粋な経済学的研究ではなく、ビジネスの現場で活かせる学びの提供に重きが置かれています。

以下では、MBAを取得するに当たって一体どんなメリットがあるのかいくつか挙げてみました。

  • 「事業戦略」「マネジメント」「マーケティング」など実務において応用できるスキルを習得できる
  • 転職や昇進に有利な材料で、ワンランク上のキャリアパスを手に入れることができる
  • 年収のアップはもちろんのこと、企業経営の重要なポストで活躍できる機会が得られる
  • ビジネススクール内において、幅広く人脈を構築できる
  • 海外のビジネススクールで取得した場合はハイレベルな英語力を身につけられる

 

グローバル化が求められている日本企業でも、MBAの取得者は歓迎される存在になっています。

 

国内MBAが取得できる代表的な大学院

MBAと聞き、「海外のビジネススクールで取得するのでは?」とイメージしている方はいませんか?

しかし、日本国内でも大学院でMBAを取得することができますよ。

前述のとおりMBAとは「経営学の修士(大学院卒)という意味ですから、どこの国、あるいはどこの大学院でMBAを取得しようが、学位そのものに質的な違いはありません。

つまり、「海外MBAの方が国内MBAより優秀」「国内MBAは役に立たない」という情報は誤りです。

MBAを取った場所ではなく、実践で活かせる人材であるかの方が重要視されます。

以下では、国内MBAが取得できる代表的な大学院をまとめてみました。

大学院名 分類 研究科名・専攻名
一橋大学大学院 国公立 経営管理研究科
東京工業大学大学院 国公立 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程(MOT)
神戸大学大学院 国公立 経営学研究科 現代経営学専攻
京都大学大学院 国公立 経営管理教育部 経営管理専攻
九州大学大学院 国公立 経済学府 産業マネジメント専攻
慶應義塾大学大学院 私立 経営管理研究科
早稲田大学大学院 私立 経営管理研究科
東京理科大学大学院 私立 経営学研究科 技術経営専攻(MOT)
立教大学大学院 私立 ビジネスデザイン研究科 ビジネスデザイン専攻
法政大学大学院 私立 経営学研究科 経営学専攻
関西学院大学大学院 私立 経営戦略研究科 経営戦略専攻

経営学全般を学ぶゼネラリスト型MBAは慶應義塾大学や早稲田大学、一つの領域にフォーカスしたアカデミック型MBAなら一橋大学や横浜国立大学などおすすめの大学院が違います。

自分が将来どのビジネスパーソンを目指すのか考えて、国内MBAを取れる大学院を選択しましょう。

中小企業診断士とMBAを比較

体系的に経営学を学ぼうと考えた際、中小企業診断士とMBAを選択肢に挙げる方は多いと思います。

そこで、このページでは中小企業診断士とMBAの何が違うのか比較してみました。

似ているポイント

まず最初に、中小企業診断士とMBAの似ているポイントを挙げていきます。

  • 幅広い経営学に関して全般的な知識を学べる
  • 修了後(取得後)のキャリアで独立開業できる

経営学と一口に言っても、「経営戦略」「マーケティング」「アカウンティング」「ファイナンス」「運営管理」「生産管理」「情報マネジメント」「統計学」など幅広い分野を学ぶ必要あり!

その知識全般を身につけられるところは、中小企業診断士とMBAの共通点ですね。

また、経営のプロである証の中小企業診断士やMBAを取得し、独立を検討する方は少なくありません。

どちらのカリキュラムも起業をするための画期的なアイデアを模索するものではありませんが、経営戦略やマーケティング理論は起業後のノウハウとして役立ちます。

異なるポイント

中小企業診断士とMBAの学習範囲は似ていますが、次の点で異なります。

  • 中小企業診断士は国家試験なのに対して、MBAは経営学を修めた人に与えられる学位
  • 中小企業診断士は第1次試験と第2次試験に合格する必要があるのに対して、MBAはビジネススクールとも言われる大学院の入学試験を突破して合格するのが取得条件
  • 中小企業診断士はテキストや過去問など一人で勉強するのに対して、MBAはグループディスカッションで同じクラスの生徒と一緒に学ぶ
  • 中小企業診断士の試験内容は中小企業の経営診断や助言がメインなのに対して、MBAは比較的大企業を対象とした内容になっている
  • 中小企業診断士を取得する費用は大手予備校でも数十万円程度なのに対して、海外MBAは授業料だけで700万円~2,000万円程度かかる
  • 中小企業診断士は同期との繋がりがそれほどできないのに対して、MBAは大学院生活の2年間で人脈が形成される

 

「資格の種類」「取得条件」「勉強方法」「試験内容」「かかる費用」「人脈形成のチャンス」など、中小企業診断士とMBAは様々な点で違いがあるとおわかり頂けるのではないでしょうか。

中小企業の経営コンサルティングに軸足を置きたいなら中小企業診断士、大企業を中心に高度なビジネス環境で活躍したりキャリアアップしたりを望むならMBAがおすすめです。

中小企業診断士の養成課程とは?

原則、中小企業診断士となるためには、第1次試験と第2次試験の両方に合格することが必要です。

しかし、第1次試験に合格した後、中小企業診断士の養成課程を経て登録する選択もあります。

近年では2次試験は受けず、養成課程経由で中小企業診断士の登録資格を獲得する方が増えました。

中小企業診断士の養成課程は次の2種類があります。

中小企業診断士の養成課程
養成課程 中小企業大学校において実施されるもの
登録養成課程 それ以外の民間研修機関において実施されるもの

どちらも中小企業診断士として登録が認められている点では一緒です。

養成課程について詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

中小企業診断士の養成課程
中小企業診断士の養成課程一覧|働きながら取れる?費用は?など徹底調査! こんにちは、トシゾーです。 中小企業診断士の養成課程については、名前を聞いたことがあっても、詳しくは知らない方が多...

 

養成課程を開設している機関一覧

中小企業診断士の養成課程を開設している機関一覧は下記の通りです。

登録養成機関 電話番号
独立行政法人中小企業基盤整備機構中小企業大学校東京校 042-565-1270
法政大学大学院 03-3264-4341
中京大学大学院 052-835-7991
公益財団法人日本生産性本部 03-3409-1129
株式会社日本マンパワー 03-5294-5040
名古屋商科大学大学院 052-203-8111
社団法人中部産業連盟 052-931-5123
東海学園大学大学院 0561-36-5555
東洋大学大学院 03-3945-7250
千葉商科大学大学院 047-372-4111
兵庫県立大学大学院 078-794-6179
城西大学 03-6238-1050
一般社団法人福岡県中小企業診断士協会 092-710-7790
札幌商工会議所 011-261-6515
日本工業大学 03-3511-7591

経済産業大臣に登録されたこれらの養成機関は、規則第35条第1項の規定で定められています。

参考:養成課程・登録養成課程実施機関一覧

養成課程がある大学院に通って、MBAとのダブルライセンスを取得する方法!

中小企業診断士とMBAは似ている点がありますが、異なる点も多いと上記では解説しました。

そこで、2つのメリットを活かすために、中小企業診断士とMBAのダブルライセンスを目指すのは効果的です。

それぞれの良い部分を取り入れて、経営学のスペシャリストになることができますよ。

「中小企業診断士とMBAの両方を取得するのは大変そう…」とイメージしている方は多いものの、次の方法ならそこまで難しくありません。

  1. まずは中小企業診断士の第1次試験を受けて合格する
  2. 第2次試験が免除される養成課程がある大学院に通う
  3. 座学と実習を学んで中小企業診断士とMBAを取得する

 

大学院の中には、養成課程の修了で中小企業診断士を取得しながらMBAの学位も与えられるコースを用意しているところがあります。

別々に取得するよりも遥かに簡単ですので、養成課程のある大学院に通って中小企業診断士とMBAのダブルライセンスになるのは一石二鳥です。

ただし、大学院に通うには数百万円以上の費用と2年間ほどの期間がかかりますので、本当に今の自分に必要なのか考えてから行動に移しましょう。

まとめ

以上のように、中小企業診断士もMBAも経営全般の知識を習得できる点で共通しています。

しかし、取得の目的や勉強内容、かかる費用や人脈形成のチャンスには大きな違いあり!

中小企業診断士の養成課程がある大学院に通えばMBAとのダブルライセンスも目指せますので、将来を見据えて検討してみてください。