<すぐにおすすめ通信講座の公式ページを見たい方はこちら>
=>おすすめ第1位「フォーサイト行政書士講座」公式ページはこちら
=>おすすめ第2位「スタディング行政書士講座」公式ページはこちら
<おすすめ通信講座の比較・ランキングはこちら>
行政書士試験を受験する際、独学で勉強すれば、コスパは一番良いでしょう。
しかし、忙しい社会人や主婦の方、学校の授業もある学生の方などは、テキストをしっかり読んで行政書士の勉強する時間が慢性的に不足しがちです。
そこで、独学ではなく、別の方法を採用してみてはいかがでしょうか。おすすめは
スマートフォン動画対応のオンライン通信講座(Web通信講座)を購入し、スキマ時間を活用しながら、行政書士試験の合格を目指す!
になります。
私も実際にスマホ動画対応のオンライン通信講座(Web通信講座)を試してみましたが、実感したのは、
お金も時間もないビジネスマンにとっては、スマホ動画対応通信講座以外の選択肢はない!
ということです。具体的には、
- スマホ1つで、時間も場所も選ばずに、分かりやすい動画講義で学習できる
- テレビの情報番組を見ている感覚で、リラックスしながら知識を吸収できる
- 高額な大手資格学校の講師のレベルと変わらない、質の高い専門講師の講義を受講できる
- 価格もこなれてきて、行政書士の講座で4万円代の金額で目指せるものもある
など、現在のスマホ動画対応通信講座は自由に時間の取れない受験生に合った、進化した学習環境となっています。
このサイトでは、おすすめの通信講座や勉強法について、わかりやすくお伝えします。
ぜひ一度ご確認頂き、あなたに合ったベストな通信講座を見つけてほしいと思います。
=>おすすめ第1位「フォーサイト 行政書士講座」の公式ページはこちら
.
目次
- 1 行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 【厳選21社】おすすめランキング
- 1.1 行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第1位 フォーサイト 行政書士 通信講座
- 1.2 行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第2位 スタディング(旧 通勤講座)行政書士 通信講座
- 1.3 行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第3位 アガルート 行政書士 通信講座
- 1.4 行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第4位 クレアール 行政書士 通信講座
- 1.5 行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第5位 伊藤塾
- 1.6 行政書士通信講座おすすめ第6位 TAC
- 1.7 行政書士通信講座おすすめ第7位 LEC
- 1.8 行政書士通信講座おすすめ第8位 資格の大原
- 1.9 行政書士通信講座おすすめ第9位 オンスク
- 1.10 行政書士通信講座おすすめ第10位 ヒューマンアカデミー(たのまな)
- 1.11 行政書士通信講座おすすめ第11位 東京法経学院
- 1.12 行政書士通信講座おすすめ第12位 ユーキャン
- 1.13 行政書士通信講座おすすめ第13位 キャリカレ
- 1.14 行政書士通信講座おすすめ第14位 藤井行政書士予備校
- 1.15 行政書士通信講座おすすめ第15位 ネバギバ(資格スクール 大栄)
- 1.16 日本マンパワー
- 1.17 【現在休止中】四谷学院
- 1.18 【販売停止中】資格スクエア 行政書士
- 1.19 【販売停止中】エル・エー
- 1.20 【販売停止中】産業能率大学プロカレッジ
- 2 行政書士の通信講座 価格の安い順ランキング
- 3 行政書士の通信講座の選び方
- 4 行政書士試験は独学で合格できるのか?徹底検証!
- 5 行政書士 独学の落とし穴
- 6 行政書士の試験勉強、費用を抑えて講師の講義が聴ける講座がベスト
- 7 よくある質問
- 8 行政書士の通信講座 おすすめはコレだ! 2023年最新版 比較・ランキング <まとめ>
- 9 【補足】行政書士試験の概要・試験制度について
行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 【厳選21社】おすすめランキング
それでは、スマホ動画対応のオンライン通信講座(通信教育)を徹底比較した、おすすめランキングの一覧【21選】です。
行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第1位 フォーサイト 行政書士 通信講座
おすすめ第1位の通信講座は フォーサイト(foresight)の「 行政書士 通信講座」です。
フォーサイト(foresight)は30年近くの歴史を持つ、通信教育専門としては老舗の資格学校です。これまで累計36万人もの受講生を育ててきた、この分野ではNo.1と言える信頼性の高い企業です。
フォーサイトの行政書士講座の主な特長を挙げると、
- 2022年のフォーサイト合格率54.1%であり、フォーサイトは全国平均の4.46倍(全国平均は12.13%)
- Web(パソコン)でもスマホでも閲覧可能、通信講座専用のスタジオで収録されたなハイビジョン動画講義(※収録時間は71時間とコンパクトに始められる)
- Vtuber(バーチャルYouTuber)のようなバーチャル講師の講義も選べる
- 直観的でわかりやすいフルカラーテキスト
- 講師や他の受講生の存在を感じながらライブ配信の授業を受けることができる「eライブスタディ」
- 講義、テキスト、確認テスト、単語カードや学習プラン作成まで、フォーサイトが特許取得しているオリジナルのeラーニングシステム「ManaBun(マナブン、旧 道場破り)」を利用可能
となります。
なかでも注目なのは、eラーニングシステム「ManaBun(マナブン)」。講義の受講からテキスト閲覧、ゲーム感覚で簡単に進めることができる確認テスト、一問一答式の単語カードなど、
これさえあれば、スマホだけで充分勉強が完結します。
価格は、基本講座と過去問講座がつくバリューセット1が54,800円と、相場よりやや安い値段設定となっています。
さらに上位のバリューセット3は、不合格なら受講料すべての返金を保証する「全額返金保証制度」に対応しています。
価格だけみると、おすすめ第2位のスタディングより少しだけ割高(約4,000円)ですが、その分、冊子版フルカラーテキストが付属したり(スタディングは冊子版テキストはオプション)、不合格時の全額返金保証制度(バリューセット3のみ)があったり、「どうしても次の行政書士試験で合格したい!」という気持ちが強い方にはおすすめです。
フォーサイトが気になる方は、ぜひ公式ページで動画やテキストサンプルを試してみてください。
なお、フォーサイトに資料請求(無料)を行うと、行政書士の短期合格のための学習ノウハウを満載した勉強法の書籍がもらえます。
まずは無料の資料請求だけでも行ってみてはいかがでしょうか。
=>おすすめ第1位「フォーサイト 行政書士 通信講座」の公式ページはこちら.
フォーサイト行政書士通信講座の評価や評判・口コミについては、下記記事を参考にしてください。
行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第2位 スタディング(旧 通勤講座)行政書士 通信講座
おすすめスマホ動画通信講座・第2位は、KIYOラーニング株式会社の提供する「スタディング(旧 通勤講座)行政書士 通信講座」です。
KIYOラーニングは、オンライン通信講座で急速に拡大しており、東証マザーズに上場を果たした、現在もっとも勢いのある通信教育専門会社です。
「スタディング」の最大の特長は、スマホやタブレットを活用し、隙間時間を徹底的に利用することで、どんどん学習が進むことです。
スタンディングには、様々な特長がありますが、最大の特長を3つ挙げるとすれば
- テレビやYouTubeの番組を見るようなイメージでインプット学習できるスマホ対応動画講義
- 学習計画から過去問演習まで、すべてスマートフォンで利用できる最新の学習システム
- 高品質なのに業界で最も安い価格、コスパが非常に高い(税込44,000円)
となるでしょうか。
今どき、動画講義をスマートフォンで視聴できるのは珍しくないかも知れません。
しかし、スタディングの場合は、フルカラーテキスト、基礎問題集(スマート問題集)、過去問、要点まとめシートなど、すべてがスマートフォンで活用できるように作られています。
以下、スタディング行政書士講座の「合格コース(スタンダード)」の概要を見てみましょう。
講座名 | 合格コース スタンダード(基本+過去問+記述式セット) |
ビデオ講座の内容 | 基本講座:計111回 合計約34時間 過去問解法講座:計50回 合計約22時間 記述式解法講座:計39回 合計約14時間 |
その他コースに含まれるもの | 短期合格セミナー:1回 WEBテキスト:基本講座各回に付属 スマート問題集:計111回 セレクト過去問集:計26回 13年分テーマ別過去問集 記述式対策問題集:計14回 |
担当講師 | 竹原健 |
販売価格 | 44,000円(業界最安値) |
スタディングには更に安い「合格コース(ミニマム):34,980円」がありますが、こちらは問題集が全て省かれているため、対象外としました。
また上位の「合格コース(コンプリート)」では、スタンダードの内容に加え、模擬試験や合格答練などが使用できます。
内容的に充実しているのが分かるかと思いますが、それに加え、それぞれの機能の使いやすさも工夫されています。
たとえば、個人的に重宝したのは、基礎問題集と過去問の復習機能です。
一般的に、過去問を何度も繰り返し解く際に、2回目以降は間違えた問題や自信のない問題だけを集中して解くことが、短期合格へのカギになります。
この復習機能では、「不正解等の問題のみを表示して再度チャレンジする」という機能が使えます。
さらに、すべての科目別の過去問や基礎問題集を横断して、間違えた問題や自信のない問題に一度に取り組むことも可能です。
このような機能は、まさにスタディングの最新学習システムならではのもの、と言えるでしょう。
その他にも、最短時間で合格できることを目的に、以下のような特徴があります。
- 頻出論点を中心に繰り返し勉強できる
- 知識を整理・体系化し、重要なポイント関連づけながら効率的に理解する
- 学習フロー機能を使って、最適な学習順で効率よく勉強できる
- 学習レポート機能により、学習時間と進捗状況を可視化できる
- 1人で孤独になりがちな通信講座において、受験生同士の存在をつないでやる気を引き出す勉強仲間機能(受験生限定のSNS)
このように高いレベルで完成された講座が、業界で最も安い44,000円から受講できるのです。
冊子版テキストがオプションなどデジタル面以外が多少弱いという点さえ気にならなければ、「スタディング(旧 通勤講座)行政書士 通信講座」を選んで後悔することはないでしょう。
「スタディング」で無料登録するだけで、実際の初回(第1回目)の講座を試したり、オリジナルの勉強法小冊子(PDF)を入手することが可能です。
すべて無料なので、ぜひ一度、チェックしてみてください。
=>「スタディング(旧 通勤講座)行政書士 通信講座」の無料お試しはこちら.
スタディング行政書士講座のレビューや評価の詳細については、以下を参考にしてみてください。
行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第3位 アガルート 行政書士 通信講座
おすすめ第3位の通信講座は アガルートアカデミーの「行政書士 通信講座」です。
アガルートアカデミーを運営する株式会社アガルートは、2013年設立の比較的新しい会社。元々は司法試験(予備試験)や行政書士試験。宅建士など難関法律系資格試験の講座中心でしたが、今ではビジネス系資格全般を手掛けるまでになっています。
後発の講座ではあるものの、その分、他社の講座を研究しており、スキのない内容になっている印象です。
アガルートの行政書士通信講座の主な特長は以下のとおりです。
- 令和4年(2022年)度のアガルート受講生の合格率は、56.17%、受験経験者全国区平均の4.63倍(業界最高の合格率)と非常に高い数字
- 長年大手資格試験予備校で看板講師として活躍してきた,行政書士試験受験界では知らない人がいないほどのカリスマ&ベテラン豊村講師が講義を担当。
- 出題カバー率97.8%、出題論点を的確にカバー&わかりやすさ抜群のオリジナルテキスト
- 講師が開催するゼミにリアルまたはオンラインで参加可能(オプション)
- スマホ動画対応、フルカラーテキスト付きの充実した講座内容
- 合格すると、全額返金or祝い金が5万円など、半端ないキャッシュバックサービス
以上の特長のなかで、もっとも目を引くのは「全額返金制度」でしょう。
もちろん、何の条件もなく全額返金されるわけではありません。
行政書士試験に合格して、「合格者インタビュー出演」という、アガルート側から見ればプロモーション活動に協力された方だけが受け取ることができる特権となります。
とは言え、「顔出しでインタビューに出てもいいよ!」という方にとっては、大変魅力のある特典なのは間違いありません。
気になる価格ですが、アガルートの行政書士通信講座には何種類かコースがあります。
そのうち、主力コース「入門総合ライトカリキュラム」は、160,160円~となっています。
その他の講座も10万円を超えのものが多く、正直なところ内容が高品質でも、かなり割高な価格です。しかし、
何としても合格したい!
というモチベーションの高い方は、「全額返金制度」や「合格時の祝い金5万円」を目標に、業界最高の合格率を誇るアガルートで行政書士試験にチャレンジしてもよいかも知れません。
なお、アガルートに無料資料請求すると、行政書士の民法総則部分の動画講義(14時間分)を無料受講できます。
また、冊子版テキストも送付されて体験できますので、ぜひチェックしてみてください。
=>「アガルート 行政書士 通信講座」の公式ページから資料請求をする
アガルート行政書士通信講座の評価や評判・口コミについては、下記記事をクリックして参考にしてみてください。
行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第4位 クレアール 行政書士 通信講座
おすすめ第4位の通信講座は クレアールの「行政書士 通信講座」です。
クレアールは、資格受験指導歴は54年もある、長い受験指導の実績を持っている資格予備校です。
クレアール行政書士講座の一番のポイントは、「非常識合格法」と呼ばれる学習カリキュラムです。
「非常識合格法」では、過去問分析から抽出した「合格必要得点範囲」を徹底習得することを目的としています。
この「合格必要得点範囲」を「選択と集中」することにより、効率よい学びで合格を目指せるわけです。
クレアールは、スマホやタブレットで学習できる動画講義以外にも、テキスト等の冊子類が送られて来ますが、そちらも豪華です。
たとえば、クレアールで標準的な「カレッジコース」において送付されてくる教材は以下のとおり。
・マルチパステキスト(7冊)
・論点別過去問題集(3冊)
・民法特訓講義テキスト
・行政法特訓講義テキスト
・基本確認択一式模試 問題・解説
・解法マスター講義テキスト
・記述マスターテキスト(1冊)
・科目別パーフェクト答練 問題・解説(10回分)
・解きまくり総合答練 問題・解説(2回分)
・総まとめコンプリーションテキスト(1冊分)
・公開模試 問題・解説(1回分)
このように、短期合格を目指すのに適した、かなり至れり尽くせりな内容となっています。
他にも、短期での合格を目指すスピードマスターコース、最初の1年で万が一不合格でも2年目も費用ゼロで受講できるセーフティコースなど、多彩なコースが揃っています。
一方、スマートフォンで学習するための eラーニング環境は、スタディングやフォーサイトと比べ、あまり充実していません。
クレアールの場合、スマートフォンでできることは、動画講義の視聴と、テキストPDFの閲覧程度です。
そのため、机に向かって行う学習がメインである、と考えたほうがよいでしょう。
また、クレアールの場合、価格も若干高めです。
初学者向けの合格コースは、Web通信(定価)が200,000円~となります。
20万円~超えとなるとすぐには手を出せない印象です。ただし、キャンペーン実施時には大きく割引されることがありますので、クレアールを検討される方は、キャンペーン時を狙って購入してください。
<キャンペーン価格の例>
・上記合格コース=>50,500円など
以上より、クレアールの通信講座をおすすめしたい方は、「値段が高くても、実績のある学校で、かつ、テキスト類が充実している方がよい」という方になります。
なお、現在、クレアールに資料請求すれば、受験ノウハウ満載の書籍「行政書士試験非常識合格法」が先着100名様まで無料プレゼントされます。
一番効率的な行政書士試験の合格法(勉強のコツ)が満載の市販のノウハウ本がもらえるので、ぜひ無料でゲットしてみてください。
=>クレアール 行政書士試験攻略本(市販のノウハウ書籍)プレゼント付き資料請求はこちら
.
なお、クレアール行政書士通信講座の評価や評判などについては、以下のURLをクリックして確認してみてください。
行政書士 スマホ動画対応通信講座の徹底比較 おすすめ第5位 伊藤塾
おすすめ第5位の通信講座は 伊藤塾の「行政書士講座」です。
伊藤塾は、法律系資格では抜群の知名度を持つ資格予備校であり、業界では知らない人はいないほどの存在を誇っています。
「伊藤塾のブランドや独自のカリキュラムに魅力がある」「実際のスクールに通学して勉強したい」「業界トップの講師陣から教えてもらいたい」と考えている方には、伊藤塾がおすすめです。
単にトップクラスの講師が居るだけではなく、マンツーマン指導も行っている点も高く評価されています。
ただし、伊藤塾の唯一の注意点(欠点)とも言えるのが「価格の高さ」です。
正直なところ、伊藤塾は時間とお金に余裕のある方向けで、気軽に合格を目指せるスクールとは言い難く、費用の安さを重視している方にはおすすめできません。
たとえば、2023年度合格目標 行政書士合格講座 本科生は25万円程度の費用がかかります。10万円未満でも合格を目指せる講座も多い中、この価格の高さがネックと言えるでしょう。
とは言え、伊藤塾は「資格試験の合格だけでなく、真の法律家を育成する」という理念を持ち、それが講義やカリキュラムにも反映されている稀有なスクールであることは間違いありません。
条文や判例などの具体例をじっくり学んで、難解な記述式問題でも心配なく解ける実力を養成するには役立つ講座です。
合格後に向けて、独立や開業に向けた実務を学べる講座が充実しているのも特徴。
もしあなたが、法律家として万全のキャリアをスタートさせることを見据えているなら、これほど最適な講座はありません。
試験の解答を作成するためだけの授業ではなく、「いかに行政書士の仕事が大切であるか」など、丁寧に教えてくれるため、高いモチベーションを持って学習を続けることもできるでしょう。
つまり、「講座の価格が高くても、今後の真の法律家を目指して徹底的に取り組みたい!」という方には、おすすめの講座といえるでしょう。
※なお、伊藤塾では定期的に2万円OFFなどのキャンペーンを実施していますので、伊藤塾を目指す方は、キャンペーン期間を狙って少しでも費用を抑えて頂きたい、と思います。
=>「伊藤塾 行政書士講座」の公式ページはこちら
伊藤塾の行政書士通信講座の評価や評判、口コミなどについては、次の記事を確認してみてください。
行政書士通信講座おすすめ第6位 TAC
言わずと知れた最大手のTAC。行政書士講座は1987年開講で、30年以上も運営が続いています。
2012年~2018年行政書士試験 TACの合格者は1,234名もいるとのこと。実績は十分ですが、全国に展開する大手スクールのため受講料も高いです。
たとえば、スタンダードな「ベーシック本科生」で、教室講座/Web通信講座とも182,000円(入会金10,000円)となっています。
通学講座も同価格帯であり、通学講座であれば「講師に直接、質問できる」「自習室などの環境が整っている」などのメリットもありますが、通信講座ではそれも限定的です。
伊藤塾ほどではありませんが、やはり価格を見て迷ったり諦めたりする方も多いのではないでしょうか。
TAC行政書士講座の評判や口コミについては、次の記事を確認してみてください。
行政書士通信講座おすすめ第7位 LEC
知名度の高い大手資格予備校LEC(東京リーガルマインド)の行政書士講座は、試験対策をしていく上で欠かせない学習サポートが充実しています。
大手予備校のため、法改正や白書の攻略の講座も充実していますし、専任の優秀な講師陣もLECの差別化の一つです。
正確にはコースにより異なりますが、パーフェクトコースSPが235,000円など、原則として20万円以上の受講料になります。
そのため、LECの行政書士講座は、TACと同様に「スクールに通う時間がある」「お金にも余裕がある」「費用にはこだわらずに高品質な講座で合格を狙う」という人に向いています。
「お金と時間に余裕がないけど、行政書士の合格を目指したい」という方は、LECではなく低価格のスマホ動画対応の通信講座を選ぶべきでしょう。
LECの行政書士通信講座の評判や口コミ、詳細については、下記記事を参考にしてください。
行政書士通信講座おすすめ第8位 資格の大原
こちらも大手で知名度が高い大原。
実績ですが、2012年~2021年までの、行政書士講座受講生の合格実績累計数を発表しています。
その数、なんと1,289名。平均すると、例年、130名程度の合格者を輩出している計算です。
このあたりは、さすが大手資格スクール、といったところでしょう。
長い運営実績・高い合格率など魅力も多いですが、こちらも伊藤塾やTAC、LECと同じく、受講料が高いのが惜しいところ。
基本的には、通学/通信とも10万円代後半から、となっています。
受講生の口コミには、「講師が講師は熱心で、講義は分かりやすい」「講師が常駐しており、いつでもアドバイスを受けられる」といったものがある一方、「テキストがモノクロで残念」という、ちょっと気になるものもありました。
TACやLECと同じく、大原に向く人は「スクールに通う時間がある」「お金にも余裕がある」という方となります。
資格の大原の行政書士講座の評判・口コミなどについては、次の記事を確認してみてください。
行政書士通信講座おすすめ第9位 オンスク
オンスクは、TACの子会社が運営するオンライン学習サービスであり、「月額で講義を受け放題(サブスク)」の講座であることが最大の特徴です。
私も試しに入会し、行政書士講座を受講してみたのですが、5分から10分ほどの動画が222個登録されていました。
全部で約25.5時間の動画講義であり、高額な通学講座等に比べれば短時間ですが、フレッシュな藍澤摩智子講師による、物腰柔らかで分かりやすい講義のおかげもあり、高い評判を得ています。
付属する問題集も、初級編 276問 / 中級編 144問 / 上級編 146問となっており、必要なボリュームは充たしています。
このように、格安(サブスク)のオンライン学習サービスではありますが、一定のレベルは担保しています。
ただ、逆に言えば、昨今の通信講座は「フルハイビジョン動画」「フルカラーテキスト」など、どこも品質を競い合っていますが、オンスクは、そこまでの品質はない印象です。
あくまで、低廉な価格で資格講座が受講でき、過不足ない教材で合格を目指せるというイメージです。
また質問対応などのサポートもなく、分からない時は「みんなの学習相談」というHP上の掲示板的なエリアで、受講生同士が教え合う形となります。
お求めやすい価格であることは間違いありませんが、まだサブスクの資格スクールという形態そのものの歴史が浅いため、今後の当形態の伸びに期待したいところです。
※なお、一括のプランもありますが、一括払いですと、オンスクのメリットであるサブスクの良さは活かせないかと。
完全無料のお試し講座もありますので、気になった方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
=>【オンスク.JP】公式サイトはこちら
なお、オンスクの口コミや評判をチェックしたい方は、下記のURLの記事も参考にしてください。
https://gyousei-fight.com/gyousei-onsuku/
行政書士通信講座おすすめ第10位 ヒューマンアカデミー(たのまな)
ヒューマンアカデミー(たのまな)といえば、大手の通信教育会社であり、ビジネス分野に限らず、語学や趣味の分野までも含め、なんと250以上の講座ラインナップがあります。
そんなヒューマンアカデミー(たのまな)の行政書士講座ですが、実はクレアールと提携しており、クレアールのテキストや動画講義を利用しています。
「便利で使いやすい」と評価の高いクレアールの教材に、ヒューマンアカデミー(たのまな)独自の充実したサポート体制がつく、ということで、魅力的な部分もあるのですが、ネックとなるのが価格です。
ヒューマンアカデミー(たのまな)の行政書士通信講座は、20万円以上の価格となっています。
そのため、同社のサポートに大きな価値を感じる方以外は、本家クレアールの講座を検討すべきでしょう(クレアールの場合、定期的にキャンペーンを実施しており、時期によっては、低価格で同じ教材を利用することができます)。
ヒューマンアカデミー(たのまな)の評価や評判などについては、次のrulの記事も確認してみてください。
https://gyousei-fight.com/tanomana-kuchikomi/
行政書士通信講座おすすめ第11位 東京法経学院
東京 法経学院は、TACやLEC、大原ほどの知名度はありませんが、受験六法や法律雑誌を定期発行している資格学校であり、その点が同校の強みとなっています。
同社の通信教育である「行政書士 新・最短合格講座」は、オンラインで基礎力養成編を合格直結講座を受講し、行政書士の合格を目指すことができる合理的なカリキュラムとなっています。
価格は94,100円(WMV映像 ダウンロードタイプ)と決して安くない割には、他社のような先進のe-learningシステムはありません。基本的にテキストを片手に映像講義を見る学習となります。
ただし、「合格者全額返金お祝い金制度」があるため、全額返金を目指すことをモチベーションとすることができます。
その他、「法律系に特化した専門学校」という強みがありますので、興味のある方はサンプルテキストやサンプル映像講義をチェックしてみては如何でしょうか。
行政書士通信講座おすすめ第12位 ユーキャン
TVのCMでお馴染みのユーキャン。こんなバツグンの知名度を持つ教育会社ですから、一般の方からの信頼性は非常に高い通信教育会社です。
ユーキャンの行政書士通信講座は過去10年間で2,918名もの合格者を輩出しており、40名の講師陣で運営しているそうです。さすが知名度の高い大手資格スクールといったところでしょう。
以前は紙のテキスト/問題集と添削といった組み合わせでしたが、数年前にユーキャン宅建講座はリニューアルされ、合格デジタルサポートパックなどのITの仕組みを利用したサポートが充実してきました。
最近主流のオンライン講義動画にも、ユーキャンの合格デジタルサポートパックは対応するなど、従来の紙の教材とIT教材の両方を活用できるようになっています。
しかし、ユーキャンの講義動画は、重要論点だけを説明した動画であり、ユーキャンで学習する際は、テキストと添削を中心に使うことになります。
テキストは入門テキストから応用のテキストまで、進捗に応じ、とてもまとまっています。
マンガを用いて面白い内容になっており、飽きずに勉強できるのも嬉しいポイントです。
添削も内容は十分で提出の回数も7回と満足でき、自分のペースで進められるうえ、弱点を解消するには最適です。
以上のように紙の教材中心で机に向かって効率良く勉強するのには向いていますが、その一方で、スマホ動画対応通信教育としては、評価が低くなってしまうでしょう。
インプットを動画講義で行いたいと考えている場合は、他社の講座を選ぶべきでしょう。
行政書士通信講座おすすめ第13位 キャリカレ
キャリカレは、150種類以上の講座を擁する大手通信講座専門スクールです。
大手だけあって様々なサポートメニューが揃っており、不合格者に対する全額返金制度などもあります(ただし、返金の条件が厳しいとの口コミもあり)。
行政書士講座の受講料は39,600円と低価格(※ネット申し込みの場合)
ただし、スマホ対応動画講義の講義時間の合計が20時間程度と、とにかく少ない点が気になります。また、ネット上の口コミでは「法改正の情報が本試験までに届かなかった」などの気になるものもありました。
「スキマ時間に時短学習」を売りにしているスタディングでも70時間の講義動画が付属していますので、20時間というのは少し不安ですよね。
以上より、学習のメインは、2色刷りのテキストと添削ということになりますので、「昔ながらの(テキストベースの)通信講座」に近いといえるでしょう。
サポート体制は充実しているものの、上記のとおり、テキスト中心の通信講座なので、スマホ講義対応通信講座としては、評価は低くなるでしょう。
行政書士通信講座おすすめ第14位 藤井行政書士予備校
「藤井行政書士予備校」を運営する株式会社E-prostは、現在41の資格講座の動画配信をしています。
そんな藤井行政書士予備校の最大の特長が、
「月額3,480円で全ての講座(208時間分)を見放題」
というもの。
主任講師である藤井先生の評価も高く、楽しくわかりやすい講義に加え、効果的な過去問の反復の仕方、六法や判例の使い方なども詳しく教えてくれる、などの口コミも見られました。
月額制で基本講座・答練・直前講座などを見放題なので、かなりお得に感じますよね。
しかし実際は「原則として、10ヶ月以上の月額サービス継続」が求められており、講座も月ごとに少しずつ公開する形式なので、「1ヶ月だけ集中して効率良く勉強する」という使い方は難しいです。
なお、10ヶ月経過前の受講解約は可能ですが、その場合、「割引対象外での購入扱い」として返金計算を行うとのこと。
また、藤井行政書士予備校では紙ベースのテキストはオプションになるので、その辺りの事情を考慮したうえ、受講を検討するのが良いでしょう。
行政書士通信講座おすすめ第15位 ネバギバ(資格スクール 大栄)
「ネバギバ」は、(株)リンクアカデミー社の運営する通信講座のブランド名です。
ビジネス系・IT系を中心に12の講座を展開しているネバギバの最大の特長は「サポート体制」の徹底した追求。
学習サポートや進捗管理、質問対応などを専任制体制とした、高品質なプロフェッショナル・サポート体制が構築されています。
専任制の体制なので、事前に受講生からヒアリングし、それぞれの希望に沿った、一人ひとり個別に異なるカリキュラムで運営します。
サポートはメールに加え、電話やリモート型の対面(オンライン)にも対応。
このように、かなり豪華なサポート体制でカリキュラムを続けていける分、ネバギバの行政書士講座の費用は高額(262,240円)です。
価格はトップクラスに高いですが、それでも手厚いサポートやフォローを期待したい人は、ネバギバも選択肢の1つとなるでしょう。
日本マンパワー
日本マンパワーは社歴50年以上の老舗の人材育成企業です。
日本マンパワーの行政書士講座の特徴としては、「資格の大原」と提携した教材である点が挙げられます。
価格、内容とも大原の取扱品と同じであり、日本マンパワーから購入する必要性は低いと思われます。
【現在休止中】四谷学院
※四谷学院の「行政書士講座」は、現在販売休止中です。
塾や予備校で有名な四谷学院ですが、予備校などと同じく、「55段階学習システム」を痛通信講座でも採用しています。
行政書士講座は、55段階の講座で1日40分~、合格に必要なのエッセンスを凝縮している6ヶ月のカリキュラムを合格を目指していましたが、残念ながら現在は販売休止となっています。
過去販売していた、四谷学院の評価や評判などについては、次の記事を確認してみてください。
https://gyousei-fight.com/yotsuya-gakuin-kuchikomi/
【販売停止中】資格スクエア 行政書士
※資格スクエアの「行政書士 通信講座」は、現在販売停止中です。
資格スクエアの行政書士講座は、新たな勉強法を提唱し、また、講座内容も充実しています。
元伊藤塾の森先生(森T)が主任を務める人気講座です。
フルカラーテキストのほか、動画講義で表示されるレジュメと問題集もつくなど、教材は充実しています。
twitterで受講生に対してアンケートを実施し、その内容を受けて新しいパターンの過去問題集の開発を実現するなど、ユーザーの要望にたくさん応えたり、支援する仕組みが整っています。
一方で、質問機能が省略されており、それなりの価格がする割には、サポートが不足している感が否めません。
スタディングやフォーサイトなど、他のオンライン動画対応の通信講座に比べると、割高と言えるでしょう。
資格スクエア行政書士通信講座の評価や評判などについては、次の記事を確認してみてください。
https://gyousei-fight.com/gyousei-shikaku-sukuea-kuchikomi/
【販売停止中】エル・エー
※エル・エーの「行政書士講座」は、現在販売停止中です。
エル・エーの主な特長としては、受講生の満足度の高さや最大で50%のキャッシュバックの合格祝賀返金制度が挙げられます。
シンプルな市販の教材を使う点が賛否ありますが、ほかにも追加のレジュメなどオリジナルな教材が用意されています。
わからない点を納得行くまで確認できる質問制度も特徴のひとつです。
こうした特典が好評でしたが、残念ながら、エル・エーの行政書士講座は現在販売中止中です。
販売当時のエル・エーの評価や評判などについては、次の記事を確認してみてください。
https://gyousei-fight.com/gyousei-la-kuchikomi/
【販売停止中】産業能率大学プロカレッジ
※産業能率大学プロカレッジの「行政書士講座」は、現在販売停止中です。
産業能率大学が提供している通信講座のプロカレッジは、1年間で25万人の方が利用しています。
豊富な通信講座や質の高いカリキュラムで、産業能率大学プロカレッジは資格取得を徹底サポート。
TACの教材を使っていますが、産業能率大学プロカレッジの行政書士通信講座はインプットした知識の理解を確実なものにするアウトプットトレーニングを強化した構成なのが特徴です。
豊富な問題を解いて実践力を養うアウトプット学習を念頭に置いていますので、より行政書士試験の合格に必要な知識が記憶に定着します。
さらに、産業能率大学プロカレッジの行政書士通信講座は独学とは違い、5回の添削指導がついているのが魅力です。
担当の講師による添削指導で行政書士試験の得点力を強化するのはもちろんのこと、励ましのコメントでモチベーションのアップにも繋がります。
以上のような講座が受講料も5万円台と決して高くないのですが、ただ1点、残念なのは
「スマホ動画講義に対応していない」
ということ。
そのため、「机に向かって冊子版テキストで勉強したい」という方向けの講座といえるでしょう。
行政書士の通信講座 価格の安い順ランキング
ここでは、純粋に「価格(料金・費用)が安い(どの程度費用がかかるか)」順のランキングをチェックしたいと思います。
スクール(企業) | 講座/コース | 受講料 |
スタディング | 合格コース(スタンダード) | 44,000円 |
フォーサイト | バリューセット1 | 54,800円 |
クレアール | カレッジスタンダードコース | 125,000円(キャンペーン中は51,250円) |
ユーキャン | 行政書士講座 | 63,000円 |
アガルート | 入門総合ライトカリキュラム | 160,160円 |
TAC | プレミアム本科生 | 189,000円 |
伊藤塾 | 合格コース本科生 | 228,000円 |
上記のように、価格の安い順で見た場合、スタディングとフォーサイトが2強という形になります。この2強に、割引価格を適用した場合のクレアールが割って入るイメージです。
ただ、いずれも価格差はわずかですので、価格を重視する場合でも、この3社の講座内容をしっかり把握頂き、あなたに最適な講座を選んで欲しいと思います。
行政書士の通信講座の選び方
ここまで、販売停止中も含めて21社の行政書士通信講座を見て来ました。
今回のランキングは、以下のような面を考慮して作成してあります。あなたが講座を選ぶ際にも、参考にしてください。
- 運営会社の信頼度
- テキストの完成度およびコンセプト
- フォローおよびサポート体制
- 合格実績
- 実質価格(コストパフォーマンス)
- 動画ダウンロード、音声、添削
以下、それぞれ詳しくご紹介します。
選び方のポイント① 運営会社の信頼度
- 「信頼度の高い運営会社が提供している講座なのか?」
ある意味、これは講座の中身以上に重要です。というのも、一見良さそうでも、信頼の低い会社の講座を選ぶと、あとで失敗したと感じることが極めて多くなるからです。
運営会社の信頼の高さについては、以下のような点をチェックしてください。
- 運営歴は長いか?
- 上場しているか?
- 合格率などを公表している場合、その根拠は明らかか?
- 価格が安価な場合、その根拠は明らかか?(通信専門校のため、無駄なスタッフ等を抱えずコストを省いている等)
各社、ホームページなどで「自社の製品が、いかに魅力的であるか」をアピールしています。
それが本当がどうかを評価するためにも、各社の信頼度を踏まえ、細かくチェックして判断することが重要です。
選び方のポイント② テキストの完成度およびコンセプト
最近の通信講座では、初学の方向けに、イラストや図、表が多いフルカラーテキストを採用するスタイルの会社が増えています。
確かに、初めて学ぶ方にとって、文字ばかりのテキストよりフルカラーテキストの方が、知識を効率的に身に付けられるメリットがあります。。
その一方で、図表やイラストを多く採用している場合、その分、文字量が減るため、学習経験者および知識を網羅的に学習したい方にとっては物足りない可能性があります。
そのような時は、内容の充実度を優先し、モノクロで文字量の多いテキストを選んだほうが効果が高い場合も少なくありません。
一般に、各テキストの目的は以下のように異なりますので、どちらが優れている等はありません。あなたの目的に合わせて選んでください。
- 図表の多いフルカラーテキスト:合格点を少し超える点数を確保して、最短合格を目指す
- 文字量の多いモノクロ(2色)テキスト:知識を網羅的に学習して上位合格を目指す
選び方のポイント③ フォローおよびサポート体制
フォローやサポート体制には、以下のように様々です。
- eラーニングシステムの完成度は(スマホでの対応は十分か?)
- 疑問に答える質問対応をしているか、質問対応の回数に制限はあるか?無制限か?
- 2年目以降の再受講の場合に割引が出来るか?
- 教育訓練給付金・合格お祝い金などの特典は用意されているか?
- 受講生のモチベーションを維持する仕組みがあるか?
すべてが完璧に整っている通信講座は有り得ませんので、「あなたにとって必要なフォローやサポートは何か?」、必要なものに絞って、優先順位を検討したうえで選びましょう。
質問対応については「質問回数の制限があり/なし」など、各社対応が分かれています。
ただ、「質問対応の制限がなし」のほうが必ずしも良い、という事ではありません。
そもそも、高品質な講座であれば、多数の受講者の質問回数は、講座全期間を通じて10回以下もあれば十分なケースが多いです。
また、通信教育の特徴として、「一人で学習するため、モチベーションが維持できず、途中で挫折する」ということが見受けられます。
受講生のモチベーションを維持する仕組みとして、以下のようなサポート(機能)を持つ通信講座もあります。
- 対面でのカウンセリングや相談の窓口を用意
- 受講生が講師とコミュニケーションを取りながら授業を受けられる「ライブ配信講義(※zoomまたはYoutube liveなどを使用)」
- 受講生同士が交流できる勉強SNS
- 通信講座生でも通学講座に参加できる(スクーリングが可能)※大手予備校のみ
モチベーションの維持を課題と考えている方は、上記のようなサポート(機能)がある講座を検討してはいかがでしょうか。
選び方のポイント④ 合格実績
本来、通信講座の選択にあたり「合格実績(合格率や合格者数)」は、もっとも重視されるデータであるべきです。
しかし、実際問題として通信講座の受講生の合否を正確に調査することは難しいため、合格率を非公表の会社がほとんどです。
唯一、合格率を公表しているのが次の2社です(いずれも2021年)。
- アガルート:初受験者37.9%、受験経験者46.15%(業界最高の合格率)
- フォーサイト:38.0%
一般合格率が10%前後の行政書士試験において、両社とも圧倒的に高い合格率となっています。
もちろん、合格率非公表の他社が必ずしも「合格率が低い」という訳ではありません。
他社においては、公式ページ記載の「合格者の声」や「合格体験記(体験談)」の質・量で判断して欲しいと思います。
選び方のポイント⑤ 実質価格(コストパフォーマンス)
スマホ動画対応の行政書士通信講座で標準価格が最安なのはスタディングの49,500円です。
しかし、実際には各種の値引き要素を反映した実質価格を検討する必要があります。
具体的な値引き要素としては
- 「教育訓練給付制度」
- 「合格者お祝い金」
- 「不合格時全額返金保証制度」
- 値引きキャンペーンの実施やクーポン配布
- その他の各種プロモーション
などがあります。
実は、以上を加減した実質的な価格で比べても、一番安いのはスタディングとなります。
選び方のポイント⑥ 動画ダウンロード、音声、添削
選び方の最後に、細かい点ですが3点。
まず、動画講義はストリーミング再生に加え、ダウンロードできるものがおすすめ。
ストリーミングは無線LAN(Wi-Fi)が利用できるエリアでしたら手軽ですが、外出時や移動時などは、スマートフォンの通信容量(ギガ)を消費します。
なお、以前主流だったDVD媒体を利用した動画講義の配信は、時代の流れとともに採用するスクールが減少傾向にあります。
いずれの場合も、5分や10分、長くても30分程度でチャプターが終了するものが、スキマ時間の利用にはおすすめです。
2点目は音声講義について。働きながら、または家事や育児などをしながら等、いわゆる「ながら学習」には、講義動画よりも音声のほうが役立ちます。
動画と音声、状況や場所に応じ、使い分けるのがベストです。
3点目ですが、行政書士には記述式問題がありますので、どうしても記述式が苦手な方は、添削付きの講座を選ぶのもアリでしょう。
ただし、以下の理由により、添削付き講座を選ぶことを、おすすめするとまでは言えません。
あくまで選択肢の一つと考えて頂ければ幸いです。
- 行政書士の記述式は40文字と短く、添削が必須とまで言えない
- スマホ動画対応で添削ありの講座はユーキャンなど一部に限られる
行政書士試験は独学で合格できるのか?徹底検証!
行政書士は 難易度が高い
行政書士の試験は難易度が高い、とよく言われます。
以下に、近年の行政書士試験の受験者数や合格率のデータをまとめてみました。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
平成22年度 | 70,586名 | 4,662名 | 6.60% |
平成23年度 | 66,297名 | 5,337名 | 8.05% |
平成24年度 | 59,948名 | 5,508名 | 9.19% |
平成25年度 | 55,436名 | 5,597名 | 10.10% |
平成26年度 | 48,869名 | 4,043名 | 8.27% |
平成27年度 | 44,366名 | 5,820名 | 13.1% |
平成28年度 | 41,053名 | 4,084名 | 9.95% |
平成29年度 | 40,449名 | 6,360名 | 15.7% |
平成30年度 | 39,105名 | 4,968名 | 12.7% |
令和元年度(2019年度) | 39,821名 | 4,571名 | 11.5% |
令和2年度(2020年度) | 41,681名 | 4,470名 | 10.7% |
令和3年度(2021年度) | 47,870名 | 5,353名 | 11.1% |
合格率が10%を切っている年も珍しくありません。
まさに、ごく一部の人しか受からない難関試験、と言えるでしょう。
なお、行政書士試験の難易度の詳細については、下記記事にまとめてありますので、よかったら参考にしてください。
https://gyousei-fight.com/gyousei-syoshi-nannido/
行政書士の試験範囲は広い
行政書士の試験科目は次のとおりです。
- 政治・経済・社会
- 情報通信・個人情報保護
- 文章理解
以上のように法令科目から一般知識まで、非常に試験範囲が広いのが、行政書士試験の特徴です。
理想的な勉強は「実際の講義を受けること」なのは確かですが・・・
行政書士試験は試験範囲が広く、難易度も高いため、本来であれば、実績豊富な資格受験校の講師の講義を受講したほうが間違いありません。
通学コースに申し込むことで、大学のゼミのようにクラス(グループ)の仲間と一緒に切磋琢磨できますし、休み時間や終業後など好きなタイミングで講師の先生を独占して質問などもできてしまいます。
授業に関すること以外にも、就職や転職のカウンセリングサービスなどが充実している学校がほとんどです。
しかし、通学コースを選べない事情がある方もいるでしょう。
- 仕事が多忙すぎて、受験予備校に通えない
- 通学講座の受講料が高すぎて支払いが難しい
- 自宅や勤務地の近くに、行政書士講座を開講している受験校がない
など・・・
私も同じでした。
だからこそ、独学で受験することを決意し、実行したのです。
行政書士 独学の落とし穴
独学で行政書士試験を目指すことに決めた私ですが、実際に独学を経験してみて、3つのデメリットがあることに気が付きました。
- テキストを読むだけでは、理解するのが大変
- 頻出ポイントが分からない
- スキマ時間が活用できない
という3点です。
以下、一つずつ見ていきましょう。
テキストを使う独学では、理解するまでが大変!
独学でテキストを使うと、「理解するまでが大変」というデメリットがあります。
と言うのも、現在販売されている行政書士の受験用テキストは、フルカラーだったりイラストを入れたり、読みやすくする工夫が色々とされています。
しかし、そもそも行政書士のテキストにもなると、内容は高度です。多少イラストが描かれていたところで、正直、読んでもなかなか頭に入りません。
独学では、読んだテキストを理解するだけでも、ひと苦労です。
専門講師による講義では、同じようなテキストを使っていても、講師の先生が、分かりやすい話し言葉で、かみ砕いて説明してくれます。
講義を聴くことにより、「テキストの内容を理解する」というポイントは、苦労することなく乗り越えることができます。
この点が、独学の劣るところだと言えるでしょう。
行政書士 独学では、頻出ポイントが分からない
さらに独学だと、
出題されやすい箇所、ほとんど出題されない箇所の見極めが出来ない
という問題が発生します。
恥ずかしいことに、独学で学習していた頃、私はこのことを、あまり真剣に考えていませんでした。
とりあえず、テキストを最初から最後まで読めばいいや・・・そんな意識だったと思います。
我ながら恥ずかしいです。行政書士というビジネス系のプロフェッショナルな資格を目指しているのに、戦略的視点が完全に欠けていました ><
私は過去問に取り組んだあとになって、初めて
- 何回も繰り返し出題される箇所
- その年限りで、他の年では一切出題されない箇所
が予想以上に多いことに気が付きました。
そのようなポイントは、受験講師は当然教えてくれます。
当たり前ですが、「よく出題されるところは必ず理解」し、「あまり出題されない部分は後回し」にした方が効率的です。
もちろん、私が使っていたテキストにも「頻出マーク」などがありましたが、独学時には、そのような情報はあまり重要視していませんでした。
実際に、講師の方が
「この箇所は出題されないから、忘れても大丈夫!」
とハッキリ仰ってくださると、安心して捨てることができますよね。
独学で、眉間に皺を寄せながら、まるまる一冊テキストを読み続けるのは、本当に効率悪いですよね。
今思えば、かなり自己流で残念な勉強法だったなぁ・・・と反省しきりです。
行政書士 独学だとスキマ時間が活用できない!
独学だと、テキストさえ読めれば、いつでも勉強できそうな気がします。
しかし、実際は、そうでもありません。
たとえば、私がもっとも時間を有効活用したかったのは、通勤時間でした。
ですが、私の住む首都圏は、通勤電車は非常に混雑しています。残念ながら、テキストを開いて読むことはできませんでした。
一方、スマホを眺めるぐらいのことは、混雑した通勤電車の中でも可能です。
最近は分冊のテキストも多いですが、まだまだ、分厚いものが多いのが行政書士の資格テキストです。
もう少し、隙間時間を有効活用したい、と思いながら独学をしていたのです。
行政書士の試験勉強、費用を抑えて講師の講義が聴ける講座がベスト
ここまで見てきたとおり、私は行政書士を独学で取得しようと頑張って取り組んでいましたが、それはお世辞にも
「効率がよい」
と言えるものではありませんでした。
そして、
「このままでは試験に間に合わない!」
と確信した私は、テキストを中心とした独学での学習を止めることを決意したのです。
私が考えたベストな勉強、それは
できるだけ費用を抑えながら、講師の講義を聴ける方法
です。
そして、私が選んだ勉強方法が、スマホ動画対応の通信講座を利用することです。
スマホ動画対応の通信講座を利用すれば、独学プラスアルファの費用で、かつ、独学よりも遥かに時間を有効活用できます。
詳細は、この後のランキングに書いていますが、「まずは、そのおすすめ勉強法=”進化した通信講座”を知りたい!」という方は、以下のページをご覧頂きたいと思います。
=>独学プラスアルファの費用で、かつ、独学よりも時間を有効活用できる「スタディング(旧 通勤講座)行政書士通信講座」の無料お試しはこちらよくある質問
Q1 初心者におすすめの通信講座はどれですか?
講座の品質や分かりやすさはランキング上位5つ迄の講座を選んでおけば間違いありません。
あとは、対象となる初心者の方が「何の項目を重視するか」によります。
- 安い価格+高い合格率+不合格時全額返金など、総合力を重視ならフォーサイト
- 安い受講料(料金)を最優先するならスタディング
- 業界最高の合格率に惹かれるならアガルート
以上が有力候補になるでしょう。ぜひ、あなたが重視する点を明確にして通信講座を探してください。
Q2 行政書士試験を受けなくとも行政書士になれますか?
行政書士試験に合格せずとも行政書士登録を行うことができる方は以下の通り。
- 弁護士や税理士などの資格を保有する者(有資格者)
- 公務員として一定の業務(行政事務の実務など)の経験が17年以上ある者
ただ、いずれの場合も短期間で行政書士登録できるような近道では無い点に注意する必要があります。
結果として、一般の方が行政書士登録を目指すなら、通常の行政書士試験を受験して合格する形式が、もっとも無理なく、もっともスピードを伴って進めることができるでしょう。
公務員から行政書士になる手続きについて詳しくは、下記の記事をご覧ください。
Q3 行政書士試験の受験資格について教えてください
行政書士試験の受験資格は特に設定されていません。
「年齢」「学歴」「性別」「国籍」に関係なく、誰でも受験できる国家資格です。
Q4 行政書士試験の勉強時間はどのくらい必要でしょうか?
個人の学習方法によって変わりますが、行政書士試験に合格するには500~800時間前後の勉強時間が必要です。
他の資格との比較は以下のとおり。
- 弁護士(予備試験):6,000時間
- 司法書士:3,000時間
- 税理士:2,500時間
- 中小企業診断士:1,000時間から1,200時間
- 社会保険労務士:1,000時間
- 行政書士:500時間から800時間
- 宅地建物取引主任者:400時間
同じ法律関係の司法書士や税理士と比べてみると、行政書士試験は短い期間で合格できます。
とはいえ、600時間と考えると、1日3時間勉強しても6~7ヶ月もかかる計算となり、決してラクな道ではありません。
行政書士試験の合格に必要な勉強時間について、下記に詳細をまとめてあります。よろしければ、そちらも参考にしてください。
https://gyousei-fight.com/benkyo-jikan/
Q5 教育訓練の給付金が貰える講座はありますか?
前述の上位5社のなかでは、フォーサイト・伊藤塾・クレアールの一部の講座が教育訓練給付制度に対応しています。
教育訓練給付制度とは、決められた条件に合致する方が対象となる教育や訓練の受講を修了した際に、支払った受講料の一部(20%)が、教育訓練給付金としてハローワークよりキャッシュバックされる制度のことです。
20%も費用の負担を押さえて受講できるので、該当するスクールを検討している方は、自分自身が条件に該当するかどうか(有無)をチェックしてみてください。
教育訓練給付制度について詳しくは、下記記事を参考にしてください。
https://gyousei-fight.com/gyousei-kunren-kyufu/
Q6 2ch(2ちゃん)は参考にしても大丈夫ですか?
2ch(現:5ch)に通信講座について口コミなどが書かれている場合がありますが、参考にしない方がよいでしょう。全く勉強せずに不合格になり、逆恨みのような気持ちで悪い口コミを書いてあるケースが多々あるからです。
ただ、管理人も2ch(2ちゃん)の書き込みをチェックしましたが、ランキング上位の講座ほど悪い書き込みが少ない印象です。やはり傾向として、評価の高い講座の受講生は合格率も高いですから、悪い口コミを書く人数も相対的に少ないのかも知れません。
なお、どうしても口コミや評判を参考にしたいなら、twitterやfacebookなどのsnsの方が本音で書かれているものが多く、参考になるかと思います。
行政書士の通信講座 おすすめはコレだ! 2023年最新版 比較・ランキング <まとめ>
ここまで、多くの通信講座をチェックして来ました。
管理人的に第1位の講座は「フォーサイト」ですが、
最終的には、それぞれの通信講座を適切に比較して、あなたにマッチするものを選んで欲しいと思っています。
これから数か月以上もお付き合いをする重要な教材ですから、後悔しないことが肝心。
あなた自身の目で確認して、オンライン通信講座の手軽さ・有用性を納得して購入し、学習を始めるのが良いでしょう。
それでも迷われる方は、客観的に見て、頭一つ抜け出しているフォーサイトを選んで頂ければ、間違いありません。
ぜひ、あなたに最適な講座を選択いただき、合格の栄冠を手にして欲しいと思います。応援しています!
=>おすすめ第1位「フォーサイト 行政書士講座」の公式ページはこちら.
【補足】行政書士試験の概要・試験制度について
ここでは、行政書士試験の概要や試験制度について掲載します。
行政書士試験の受験資格
行政書士試験は、「年齢」「学歴」「性別」「国籍」に関係なく、誰でも受験できる国家資格試験です。
行政書士試験の受験日や受験料
受験の日程や時間帯、試験科目、受験料は以下のように定められています。
試験日:毎年11月の第2日曜日(毎年1回)
時間帯:午後1時~午後4時まで
試験科目:基礎法学、憲法、行政法、民法、商法・会社法、一般知識
試験形式:5肢択一式、多肢選択式、記述式、
合格基準点:300点満点中 180点(原則として6割を取れることが条件だが、分野別足切り有り)
受験料:10,400円(地震や台風で試験を実施しなかった場合を除き返還しない)
令和4年度(2022年度)の場合
試験日:令和4年11月13日(日)午後1時~午後4時(試験時間:3時間)
合格発表日:令和5年1月25日(水)
※受験手数料については、令和3年度までは7,000円でしたが、令和4年度より10,400円に改定されました。
※今年(令和5年度)の試験日が確定次第、上記を更新いたします。
行政書士試験の科目、合格の基準
試験科目は、大きく以下2つに分かれます。
- 行政書士の業務に関し必要な法令等(出題数46題)
- 行政書士の業務に関連する一般知識等(出題数14題)
法令等は択一式及び記述式で配点は244点、一般知識等は択一式で配点は56点です。
出題形式のなかでも記述式は行政書士試験独特であり、配点も高いため、しっかりと回答の答案をまとめる演習を行う必要があります。
行政書士試験の合格基準は、「法令等科目の得点が満点の50%以上」「一般知識等科目の得点が満点の40%以上」「試験全体の得点が満点の60%以上」で、全てを満たした時に合格できます。
受験手続きの流れ、日程、スケジュール
受験手続きの流れや日程、スケジュールは以下のとおりです。
- 試験案内の掲載・配布(7月の2週辺りからホームページに記載)
- 受験申し込みの受付(申込の際に受験願書と顔写真画像を登録)
- 受験票の送付(毎年10月中旬~下旬辺り)
- 試験の実施(毎年11月の第2日曜日)
- 試験結果発表・合否通知書の送付(受験者全員に合否通知書を送付)
- 合格証の送付(毎年2月中旬~下旬辺り)
令和5年度の行政書士試験スケジュールは以下のとおりとなりました
- 試験日:令和5年(2023年)11月12日(日)13時より16時まで
- 願書・案内配布期間:令和5年7月24日(月)より令和5年8月25日(金)まで
- 申込期間:インターネット申し込み/7月24日(月)午前9時から8月22日(火)17時(午後5時)まで、郵送申し込み/7月24日(月)より8月25日(金)まで(当日の消印有効)
- 合格発表:令和6年(2024年)1月31日(水)
受験手続きはインターネットではなく郵送も受け付けています。郵送の申し込みの場合は、受験願書や試験の案内を請求(入手)する必要がありますが、インターネットによる申し込みの場合は必要ありません。
その他、詳しくは「行政書士試験研究センター」公式ページを確認してください。
参考:https://gyosei-shiken.or.jp/doc/abstract/flow.html
受験願書・試験案内の配布と請求方法
受験願書や試験案内の請求方法は、次の2つから選べます。
- 窓口で受け取る
- センターに郵便で請求して郵送してもらう
窓口での配布の場合、毎年、7月下旬~8月下旬に実施されます。