ファイナンシャルプランナーの資格を取得して、転職や求人につなげたい!
という方は多いと思います。
たしかに採用や求人の場において、FPの資格をうまくアピールできれば、就職・転職における強力な武器になるでしょう。
そこで、今回の記事では
- 資格を持つことで、転職・求人で有利になる業界
- 何級の資格を取ればよいのか?
- 資格を取れば、未経験の仕事でも大丈夫か?
など、転職・求人を考えている方が気になる情報について書いています。
ぜひ参考にしてくださいね!
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目次
FP・ファイナンシャルプランナーの資格が転職で有利になる理由
現在ではファイナンシャルプランナーの知名度が増し、20代~50代以上まで、年代を問わず幅広い世代の方々が、資格取得を目指して学習しています。
いつか訪れるであろう転職の機会のために、あらかじめ、FP資格を取っておこうと考える人も多くいます。
そもそも、なぜFP資格が就職や転職で有利なのでしょうか? その理由を考えてみましょう。
- FP技能士は国家資格のため、その能力やスキルを国から保証されている
- 宅地建物取引士や行政書士とは違い、資格の取得のチャンスが1年間に3回ある
- 資格取得者を優遇採用する求人が多く、企業や採用面接官にアピールできる
- FPの知識が役に立たない業種や職種が少ない
「転職が有利になる武器が何か欲しい!」と考えている方に、ファイナンシャルプランナーの資格はおすすめです。
FP・ファイナンシャルプランナーの資格が有利になる転職先や求人!どのような業種を目指せる?
キャリアアップや転職が目的で、資格の勉強をして取得を目指す方は少なくありません。
しかし、全ての資格が取得してすぐに転職先で役立つわけではなく、「今の資格を活かせる業界や業種」「今の資格が役に立たない業界や業種」がありますよ。
この点に関しては、ファイナンシャルプランナーも一緒です。
ファイナンシャルプランナーの資格を役立てたいのであれば、有利になる転職先や求人についてきちんと押さえておかないといけません。
そこで、FPの資格取得でどのような業種への転職を目指せるのかまとめてみました。
保険会社や証券会社の営業職:保険や証券の営業マンは商品の販売に加えて顧客の資産を総合的に加味して適切なプランを提案する必要があるため、FPの資格が大いに役立つ
賃貸不動産の営業職:FPの資格を持っていると地主や不動産物件のオーナーに対して、土地の有効活用法や相続対策、事業継承といった点に関するアドバイスができる
自動車販売会社:自動車の購入では損害保険や自動車ローンが欠かせないため、FPの資格があればローンの金額や組み方について総合的なアドバイスができる
住宅メーカー:人生で最も大きな買い物である住宅の購入で悩む人に対して、FPは資金計画やライフプランのアドバイスができる
一般企業の総務や経理:お金や資産に関する幅広い知識を活かして、上手な節約の仕方や投資をアドバイスする総務や経理の仕事で役立つ
ファイナンシャルプランナーとして働いている人の多くは、事務職などのデスクワークではなく営業職に転職しています。
保険会社・証券会社など金融業界を始め、活躍できる業種や業界は多いので、自分がどこを目指したいのか転職前に考えてみましょう。
また、FPと結びつくイメージがないかも知れませんが、不動産業界への転職は特におすすめです。
不動産業界というと、まず思い浮かぶのは「宅建(宅地建物取引士)」の資格でしょうが、実はFPとも非常に相性がよいのです。不動産業界では大金が動きますから、「お金や税に詳しいFP」はとても重宝されます。
もし余力があるのなら、「FPと宅建のダブルライセンスで不動産業界をめざすのが最強」です!
FP・ファイナンシャルプランナーの2級や3級は転職に役立つ?
ファイナンシャルプランナーの資格が転職で本当に役立つのか、不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
FPの国家資格(技能検定)であるFP技能士には、1~3級まで、3段階のレベルがあります。
業界や業種で違いがありますが、2級FP技能士の資格は転職の武器になります。
それは国から認められた国家資格で、自分の知識やスキルを企業や採用面接官にアピールできるからです。
ただし、下記に該当するケースでは、ファイナンシャルプランナーの資格が転職で役に立たないことがあります。
- 誰でも簡単に取得できる3級FP技能士の資格しか持っていない
- 30代40代~50代と年齢を重ねていて、FPの資格以外にアピールできるスキルがない
- 資格を取得してからのブランク期間で知識に陰りが見えている
また、2級FP技能士の資格だけで評価されるのは、20代までが目安です。
つまり、年齢を重ねた人が転職する場合は、1級を目指したり他のキャリアを磨いたりしてみてください。
FPの資格には、国家資格(技能検定)であるFP技能士の他、民間資格のAFP/CFPもあります。
この記事では、主に国家資格について言及していますが、
国家資格(FP技能士)と民間資格(AFP/CFP)の違いについては、こちらの記事を参考にしてください。
FP・ファイナンシャルプランナーは転職で正社員の求人を目指せる?
ファイナンシャルプランナーは、「持っているだけで転職先から引く手あまたの資格」というわけではありません。
それでも、お金に関する幅広い知識はどの業界でも役に立ちますので、ファイナンシャルプランナーは転職で正社員の求人を目指すことができます。
転職サイトや求人サイトで探してみると、次の業務内容の求人がたくさんあります。
- FPとしてライフプランに合った保険商品や投資信託のサービスの提案
- 保険商品等の提案やアドバイス、営業に関する業務
- 老人ホームへの入居コンサルティング営業
保険商品の選び方や資産運用の方法で悩んでいる方は多いので、ファイナンシャルプランナーとしてのスキルや知識が役立つわけです。
派遣社員ではなく正社員の求人はありますので、ファイナンシャルプランナーを活かせる仕事を転職サイトで探してみましょう。
FP・ファイナンシャルプランナーのパートやアルバイトの求人情報
ファイナンシャルプランナーの資格は正社員だけではなく、パートやアルバイトの求人への応募にも役立ちます。
金融関係の仕事のパートやアルバイトであれば、正社員として働くよりもハードルは低いですね。
まだ年齢が若ければ、ファイナンシャルプランナーの資格を活かせるアルバイトで経験を積み、正社員として転職先を探すのも良いでしょう。
下記の求人サイトは、アルバイトやパート探しにおすすめのサービスです。
- 12万件以上の案件数を誇る「バイトル」
- トータルで21サイトと提携している「アルバイトEX」
- 短期バイトや日雇いバイトが多い「キャストポータル」
- 副業バイトを探したい人におすすめの「ショットワークス」
ファイナンシャルプランナーの資格を活かせる求人も多いので、是非一度利用してみてください。
FP・ファイナンシャルプランナーの資格を持っていると未経験OKの求人に転職できる?
ファイナンシャルプランナーの求人の中には、「未経験OK」「未経験歓迎」といった案件があります。
保険会社や証券会社の営業、不動産業界や自動車販売会社などのファイナンシャルプランナーを活かせる業種であれば、未経験でも転職先の候補に入れるのは選択肢の一つです。
「○○○の業種は未経験だから転職できないだろう・・・」と諦める心配はありません。
しかし、経験者と比較してみると未経験者には劣る部分が少なからずありますので、転職を考えているファイナンシャルプランナーは転職エージェントを利用してみましょう。
転職エージェントとは担当のコンサルタントやアドバイザーが転職のサポートをしてくれるサービスで、次の3つのメリットがあります。
- 今までの経験やスキルを踏まえてベストな求人を紹介してくれる
- 企業の内部情報まで詳しく教えてくれる
- 書類の添削や面接対策を徹底サポートしてくれる
ファイナンシャルプランナーの資格を活かすことにも役立ちますので、未経験の業種を目指す予定の方は転職エージェントに相談して転職活動を始めてみてください。
まとめ
以上のように、ファイナンシャルプランナーの資格が有利になる転職先はたくさんあります。
保険業界や不動産業界といった業種を中心に、ファイナンシャルプランナーのスキルや知識を活かせるわけです。
今の会社に不満を抱えている方は、転職サイトや転職エージェントを利用して転職活動をスタートしましょう。