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「ITパスポートは履歴書に書いてよいのだろうか?」
「どんな風に履歴書を書けば良いの?」
ITパスポートを取得して就職や転職を考えている方は、上のような疑問や悩みを持つ方もいるでしょう。
この記事では
- ITパスポートの就職や転職への活用方法
- ITパスポートの履歴書への書き方や注意点
について、分かりやすく説明します。
ITパスポートに合格した方、これからITパスポートを取得予定の方は、ぜひご一読ください。
なお、動画でチェックしたい方は下記YouTube動画をご確認ください。
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この1冊だけで初心者を24時間でITパスポート合格レベルへ導きます。1,000点満点合格者の当ブログ管理人が執筆しました。
目次
ITパスポートとは?【概要】
ITパスポートは、基本的なITの知識を持っていることを証明する資格です。
ITの試験ですが、対象となる受験者はIT系のキャリアの方ではありません。今や、あらゆる仕事でITの利活用が必要となっており、非IT系人材においても、ITの基礎知識は必須です。
ITパスポートは、そのような非IT系人材に向けた内容になっているのです。
また、主催は独立行政法人情報処理推進機構(通称:IPA)となっています。
CBT(コンピュータ・ベースド・テスティング)方式で、毎月、全国の会場で受験できる国家資格です。
※これからITパスポートを取得予定の方は、以下のITパスポート参考書の選び方の記事もチェックしてみてください。
ITパスポートの正式名称は?
ITパスポートは「iパス」とも呼ばれますが、どちらも正式名称ではありません。
正式名称は「ITパスポート試験」になります。
くわしくは後述しますが、履歴書や職務経歴書など、応募するための書類を作成するためには、しっかり正式名称を使用する必要があります。
ITパスポートの取得を履歴書に書くメリットとデメリット
ITパスポート試験は国家資格ですから、原則として履歴書に記載するメリットはあります。
ただ、一部の場合で記載しないほうがよいケースもありますので、それぞれ以下で説明しましょう。
ITパスポートを履歴書に書くメリット
ITの基礎知識を持つことを証明できる
ITパスポート試験は、ITの基礎知識を保持していることを示す国家資格です。特に、新卒の大学生の就職活動(就活)においては、評価されるでしょう。
学生の方は、面接や採用の活動にあたり、どんな職種であれ、自己PRの欄でITに関する一定の基本的知識・スキルがあることをアピールすれば有利になり、内定を獲得するための大きな武器になります。
社会人の転職の場合は、大学生ほどには評価されないかも知れません。社会人であれば、ある程度、基礎知識を持っていて当たり前と判断する企業もあるからです。
ただし、IT系以外の業界や職種においては、「会社としてITパスポートの取得を奨励している」「ITに積極的な姿勢の人材を求めている」など、転職においても高く評価される場合もあります。
デメリット
繰り返しになりますが、ITパスポートは国家試験とはいえ、証明できるのはITの基礎知識・基本的な能力です。
どちらかと言えば、非IT系のビジネスに関わる入門の位置づけにある試験と認定されており、専門性や難易度は低いという事実があります。
特に、IT系の業界やIT技術者(エンジニアやプログラマー)としての転職では、ITパスポートの上位の情報処理技術者試験の資格(少なくとも基本情報技術者試験や情報セキュリティマネジメント以上、できれば応用情報技術者試験、高度の試験など)でないと評価されないことがほとんどです。
IPA自身も、「ITエンジニアを目指すならば、基本情報技術者試験から始めたほうがよい」という主旨のアナウンスをしています。
※ただし、IT系の業種であっても、未経験の方の求人の場合は、「専門のITの技術は無くとも、志望動機と絡めてITに対する積極性をアピールする」「社内システムに関することなどIT系の高いノウハウは無くとも、簡単なパソコンの業務など実際のサポートに役立つ点を印象づける」など、真面目で学習する人材である・しっかり転職の用意をしていること等を伝えることで、面接対策として取得しておくことで評価・理解してもらえる可能性はあるでしょう。
履歴書への書き方、具体的な記入例
ITパスポートを履歴書に書くには、以下の【記入例】ようにします。
年 | 月 | 免許・資格 |
令和4 | 10 | ITパスポート試験 合格 |
履歴書に書く際に注意すること
ITパスポートを履歴書に書く際の注意事項は以下のとおりです。
必ず正式名称で書く
ITパスポートに限らず、履歴書に資格を書く場合は、必ず正式名称で書きます。
ITパスポートの正式名称は「ITパスポート試験」です。「ITパスポート」でも「iパス」でもありませんので、間違って記入しないようにしましょう。
また、試験の主催元の記載を求められることがあります。その際、主催元も正式名称で書かなければなりません。
ITパスポートの主催元は「独立行政法人情報処理推進機構」です。略称のIPAと記入するのはNGです。
「免許・資格」欄に書く
ITパスポートの資格は、必ず「免許・資格」欄に記入しましょう。学歴や職歴、特技・趣味などの欄に書くものではありません。
履歴書には様々なフォーマットがありますので、使い慣れていない雛形を利用する場合は、項目名をちゃんと確認してから記載しましょう。
書く順番に注意する
資格は取得順に記載するのが原則ですが、運転免許証だけは最初に書くことが通例となっています。
その他の資格は取得年月日の順番に記入しましょう。
合格証書に書かれた日付を記載する
ITパスポートは受験月の翌月に合格発表があり、さらに、その翌月に合格証書が発送されます。
例)令和5年1月受験の場合、合格発表日は2月、合格証書の発送は3月
ITパスポートを履歴書に記入するにあたっては、取得日は合格証書に記載された日時となります。
受験日などを書いてはいけません。
誤った取得日を書くと、最悪の場合、虚偽記載と判断されます。
合格を証明する資料が必要な場合がある
就職や転職にあたり、履歴書と共に資格取得を証明する資料(書類)を求められるケースがあります。
そうした場合は、IPAに依頼して「合格証明書」を発行してもらうことができます。
この合格証明書は有償で、1通あたり700円の交付手数料がかかります。
交付手数料は事前に振り込みをしたうえで、申請書と振り込みを証明する書類などを郵送します。
※ITパスポートの合格証書や合格証明書について詳しくは、下記の記事を参考にしてください。
書き間違いは大きな減点要因
履歴書においては、書き間違いをすると大きなマイナスとなります。
資格の取得年月はもちろん、正式名称で書くこと、正しい順番で書くこと、正しい欄に書くことなど、気を付ける点は多々あります。
また年月に関しては、和暦でも西暦でも問題ありませんが、履歴書のなかでは統一しなければなりません。
履歴書の書き方に悩んだら、転職エージェントに相談する手もある
就職の活動をしていて履歴書の書き方に不安があれば、転職エージェントのサービスを活用する手もあります。
ほとんどのエージェントの会社は無料で登録でき、すぐに担当のアドバイザーが付いてくれるので、質問をしたり、履歴書に掲載する材料を一緒に考えてくれたり、あなたの身になって対応してくれます。
最近ではエージェント会社に出向かなくともオンラインで気軽に対応できますし、個人情報に関するセキュリティもしっかりした会社が多いので、可能であれば一度試してみてはいかがでしょうか。
自分だけで履歴書を検討するより、アドバイザーは豊富な例文も持っていますし、何より、あなた自身が気が付いていない重要な実績・大切な能力に新しく気がつけるかも知れません。
新しい強みを履歴書に書けるようになれば、それは大きな強みですよね。
まとめ
今回はITパスポート試験の取得者に向けて、履歴書への書き方を説明してきました。ぜひ参考にして頂き、複数の内定を取得することを目指して、多くの人が就職や転職の成功を多勝ち取れることを心より祈っています。
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tweetにいいね頂戴しありがとうございます、先生の本を勉強に使用しておりました。初心者にも分かりやすく非常に助かりました。ありがとうございました。 pic.twitter.com/lwxmhUueR3— ゆーじ (@Uz_vb) May 17, 2023
※↑こちらは1つ前の版(改訂5版)をご利用の方
お久しぶりです🙇♀️
昨日受験した ITパスポート合格だと思う🙆♀️
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大まかに学ぶことができたのでよかったです☺️— りつこ@コーダー (@GIFQnTeuqrat8zp) April 22, 2023
ITパスポート試験のテキストは数多く出ていますが、個人的には24時間で合格できる「最速合格術」がオススメです!詳しくはリンクをご参照ください。
(受験当時私が行った書店には在庫がなく、他の本を買って遠回りしました😢)https://t.co/OBzyRWhbA8
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「ITパスポート最速合格術」です。
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