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生産形態(基本)と受注生産・見込生産

受注生産と見込生産

こんにちは、トシゾーです。

今回は、生産管理における生産形態のうち、受注生産見込生産についてお伝えします。

そもそも、工場などの生産現場の仕事に従事したことのない方にとって、生産形態と言われてもピンと来ませんよね。

さらに、一口に生産形態といっても、この記事で勉強する「受注生産」「見込生産」のほかに、「個別生産」「ロット生産」「多品種少量生産」など、様々な用語が出てくるので、苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?

しかし、安心してください。実は、生産形態は以下の3つの切り口で分類することができ、この切り口さえ押さえれば、案外すっきりと理解することができるのです。

  • 注文の時期
  • 生産数と品種のボリューム
  • 仕事の流し方(生産方式)

この記事では、まず生産形態の基本的な分類として上記3つの切り口を説明したうえで、注文の時期による分類(これが、受注生産と見込生産になります)を説明していきます。

生産管理が不得意な方、ぜひチェックしてみてくださいね!

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生産形態の分類

前述のとおり、生産形態は「注文の時期」「生産数と品種のボリューム」「仕事の流し方(生産方式)」は3つの切り口から分類できます。

注文の時期

注文を取ってから生産を始める受注生産と、注文(販売)を取る前に生産する見込生産に分かれます。
また、受注生産と見込生産の中間的な生産形態もあり、「BTO」や「マスカスタマイゼーション」などと呼ばれます。

仕事の流し方(生産方式)

1つ1つの注文に応じて1製品ごとに生産する個別生産、同一製品を連続して生産する連続生産、類似性によりグループ分けした複数種類の製品を同一設備で交互に生産するロット生産の3つに分かれます。

生産数と品種のボリューム

多品種少量生産少品種多量生産中品種中量生産に分かれます。

それぞれの生産形態の関係性

「注文の時期」「生産数と品種のボリューム」「仕事の流し方(生産方式)」には、以下のような関係性があります。

3つの生産形態の関係性3つの生産形態の関係性

受注生産と見込生産

受注生産

顧客から注文をもらってから生産を始める方式です(受注の後に生産が始まります)。オーダーを貰ってから作り始めるため、品切れを起こしたり不要な在庫を抱えたりするリスクが小さいです。受注生産が行われる製品の例としては、造船・大型機械・家具などがあります。

受注生産が成功するためには、生産リードタイムの短縮、受注の平準化、作業者の多能工化などがポイントとなります。

見込生産

需要予測や販売計画をもとに、あらかじめ一定数の製品を作っておく生産形態です。見込生産が行われる製品の例としては、汎用性が高く大量生産を行うような、日用品や加工食品などが挙げられます。需要予測さえ正確であれば、生産リードタイムの長短はあまり関係ありません。しかし、需要予測などを誤ると、品切れや過剰在庫に直結します。

受注生産のメリットとデメリット

受注生産のメリット

適正な在庫管理をしやすい

注文を受けてから生産を開始するため、適正な在庫管理を行いやすいです。在庫切れや過剰在庫といった事象は発生しにくいです。

受注生産のデメリット

リードタイムが長くなりやすい

受注を貰ってから生産を始める以上、あらかじめ生産をしておく見込生産に比べ、生産リードタイムは長くなります。

さらに、通常は生産計画を立案して生産を行いますから、顧客から注文を貰ってもすぐに生産に入れるわけではありません。生産計画のサイクル+生産リードタイムが、顧客から見たリードタイムとなり、生産リードタイム以上の時間がかかります。

見込生産のメリットとデメリット

見込生産のメリット

顧客から見たリードタイムを小さくできる

生産開始から納品完了するまでの時間を生産リードタイムといいますが、見込生産の場合、あらかじめ生産をしてあるので、生産せいさんと リードタイムの短縮化は、そこまで重要ではありません。

仮に生産時間が長期にわたる製品でも、生産が終わっているなら、顧客から注文を受けてすぐに納品できます。つまり、顧客から見たリードタイムは十分に小さいといえます。

見込生産のデメリット

在庫切れや過剰在庫のリスクがある

需要予測や販売計画をもとに、注文を受ける前に生産を開始するわけですから、予測や計画が狂うと品切れによる販売機会の喪失、過剰在庫による資金繰りの悪化などに繋がります。