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中小企業診断士試験

【2026年】中小企業診断士 企業経営理論の勉強法|90分で点を取る選択肢処理と頻出テーマ(70点を狙う)

中小企業診断士の企業経営理論

こんにちは、トシゾーです。

中小企業診断士試験の企業経営理論は、その名称のとおり「企業を経営するための考え方(理論)」を学ぶ科目です。1次試験だけでなく2次試験でも土台として効くため、早めに“型”を作ると得点が安定しやすいです。

このページでは、企業経営理論の戦略論・組織論・マーケティング論の概要に加えて、70点を狙うための頻出テーマの優先順位と、当日90分を守るための選択肢処理(最も適切/最も不適切=逆)を中心に解説します。

ぜひ、頑張って得意科目にしてしまいましょう!

※YouTube動画で本記事のポイントをまとめています。動画で視聴されたい方は以下をどうぞ!


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【結論】企業経営理論は「頻出×選択肢処理」で60点が取りやすい(70点も狙える)

企業経営理論は範囲が広い一方で、頻出テーマが比較的はっきりしており、選択肢の処理が上達すると得点が伸びやすい科目です。全論点を完璧にするより、次の順で積み上げるのが最短です。

  • 第1:頻出テーマを固める(覚える順番を決める)
  • 第2:過去問で言い回しを覚える(選択肢の癖に慣れる)
  • 第3:「最も適切/最も不適切(逆)」を落とさない(当日の事故を防ぐ)

とくに本番は「読む量」が多いので、迷ったら深追いせず、すぐ切り替える判断が可能になるだけでラクになります。

試験の特徴(90分・問数目安・時間配分)

企業経営理論は90分・100点で、年度にもよりますが40問前後が目安です。単純計算で1問あたり約2分なので、「全部丁寧に読む」より「適切に捨てる」ほうがやりやすいです。

30秒ルール:迷ったら一旦マークして次へ(時間を守る)

1問で迷い続けると、後半で時間が足りなくなります。おすすめは、30秒で方向性が見えない問題は一旦マークして先に進み、最後に戻る運用です。これで“全体の取りこぼし”を減らせます。

「最も適切/最も不適切(逆)」の選択肢の読み方

  • 最初に末尾を確認:いま選ぶのは「最も適切」か「最も不適切」か
  • 明らかに違う選択肢から消す:消去法で判断を速くする
  • 最も不適切(逆):1つ確実にNGを見つけたら深追いしない(時間を守る)
  • 強い断定に注意:「必ず」「すべて」「常に」などは疑って読む(研究系の定番)

試験時間と配点

科目 試験時間 配点
企業経営理論 90分 100点

※他科目も含む一覧は、各科目ページ(当サイト内)から確認できます。

70点を狙う学習手順(初心者向けロードマップ)

「何からやればいい?」を迷わないために、学習の順番を固定しましょう。企業経営理論は、順番さえ守れば伸びやすいです。

  • STEP1(全体像):戦略→組織→マーケの全体像だけをつかむ(完璧主義は不要)
  • STEP2(頻出):後述の「頻出テーマの優先順位」を先に固める
  • STEP3(過去問):論点別(テーマ別)で回し、×・△の原因を言語化する
  • STEP4(弱点つぶし):×・△だけ反復。暗記は“必要最小限”でOK
  • STEP5(直前期):選択肢処理(逆問題・断定語チェック)で失点を防ぐ

特にSTEP3以降は、「全部覚える」ではなく「取る論点を選択肢ベースで固める」発想が重要です。

頻出テーマの優先順位(戦略→組織→マーケ)

企業経営理論は大きく「企業戦略論」「組織論」「マーケティング論」に分かれます。まずは頻出の型を押さえ、過去問で選択肢の言い回しに慣れましょう。特にマーケではサービスブランド、製品開発などが絡む問いも出るため、用語の意味を“説明できる”ようにしておくと安定します。

企業戦略論:第1優先(フレームワークを「使える」まで)

  • SWOT(強み・弱み・機会・脅威)
  • 競争戦略(差別化/コスト、ポジショニング系)
  • 成長戦略の考え方(伸ばす方向性を説明できる)
  • MOT(技術経営)は“言葉の意味+典型論点”を優先

ポイントは、丸暗記だけで終わらず「この会社ならどう当てはめる?」までイメージすることです。2次でも使うので、投資効果が高い領域です。

SWOT分析」については、以下の記事も参考にしてください。

経営戦略の策定プロセス
経営戦略策定プロセス【企業の階層別】SWOT分析・戦略ドメインなど経営の戦略策定プロセスのポイント!経営戦略は大きく3つの階層からなっています。それを「階層別戦略」と呼びます。この記事では、最初に「階層別戦略」について見ていきます。 ...

その他、企業戦略論(経営戦略論)の詳細については、以下の記事でも説明しています。

組織論:第2優先(取りやすい論点を先に、労働法規は割り切る)

  • モチベーション理論/リーダーシップ理論(定番が多く、得点しやすい)
  • 組織構造・組織文化(用語の混同を防ぐ)
  • 人的資源管理(評価・育成・配置の基本)
  • 労働法規は「深入りしない」(詳細は捨ててもいい判断を持つ)

なお、モチベーション理論リーダーシップ論は、下記記事に分かりやすくまとめています。

モチベーション理論
モチベーション理論は内容理論と過程理論に大別できる~X理論・Y理論、ハーズバーグの二要因理論など(組織論)モチベーション理論 モチベーションとは「動機づけ」のこと モチベーションは動機づけと訳されます。組織全体目標と個人目標を一体化し、組...
SL理論
リーダーシップ理論(組織論)コンティンジェンシー、SL、パス・ゴール、PM理論などいきなりですが、あなたは「リーダーシップ」と聞いて、どのようなものを思い浮かべますか? 「人々を奮い立たせ、自ら高めるように育...

その他、組織論(経営組織論)の詳細については、以下の記事でも説明しています。

マーケティング論:第3優先(4P+ブランド+サービスで固める)

  • 4P(製品・価格・販促・チャネル)の基本は落とさない
  • ブランド(ポジショニング、ブランド資産の考え方)
  • サービス(無形・同時性など“サービス特有”の論点)
  • 消費者行動・リサーチは「用語の違い」を整理して選択肢で勝つ

マーケティングの基礎」については、以下の記事を参考にしてください。

マーケティングの基礎
マーケティング論とは?その1~マーケティング(戦略)の定義と基礎は?こんにちは、トシゾーです。 今回は、マーケティングの基本について学びます。 「マーケティング」という言葉を聞いたことがない方...

その他、マーケティング論の詳細については、以下の記事でも説明しています。

中小企業診断士の企業経営理論 科目設置の目的(概要)

企業経営理論は「資金面以外の経営に関する基本理論」を中心に判定する、という趣旨で試験案内に示されています。詳しい表現は年度で更新されるため、必ず最新の公式資料で確認してください。

参考:中小企業診断士 第1次試験案内(公式ページ)

中小企業診断士の企業経営理論 科目の位置づけ

大企業は「ヒト・モノ・カネ・情報」といった経営資源を潤沢に持っています。一方で中小企業は経営資源が限られるケースが多く、希少な資源をいかに活用して業績を向上させるかが重要です。そのために必要な考え方(理論)が企業経営理論です。

中小企業診断士の企業経営理論 科目免除

企業経営理論には、科目合格による科目免除があります。

科目合格による免除

前年または前々年に企業経営理論の科目を受験して合格している場合、科目免除を申請することができます。

科目合格による科目免除について、くわしくは以下をご参考ください。

中小企業診断士の科目合格狙い最強の戦略
:【2026年度】中小企業診断士「科目合格狙い」戦略|狙う科目の選び方・免除申請・複数年計画こんにちは、トシゾーです。 2005年(平成17年度)から、中小企業診断士第一次試験において、科目合格制度が実施されるようになりま...

他資格等保有による免除

企業経営理論には他の国家資格を保有していることによる科目免除はありません。

中小企業診断士の企業経営理論 勉強方法

1次試験7科目のなかで、企業経営理論を最初に学習する

1次試験は7科目ありますが、企業経営理論は最初に勉強するのが定石です。理由は以下のとおりです。

  • 暗記系よりも「理解が必要な科目」を先に押さえるほうが効率的だから
  • 企業経営理論は中小企業診断士試験の中核で、早めに全体像を持つと他科目も学びやすいから

ちなみに、大手資格スクールでは下記の順番で学ぶ設計が多いです。

(1)企業経営理論
(2)運営管理
(3)財務・会計
(4)経済学・経済政策
(5)経営法務
(6)経営情報システム
(7)中小企業経営・中小企業政策

中小企業診断士の企業経営理論 勉強時間

初学者の場合、中小企業診断士の勉強時間は1次試験7科目で1,000時間程度が目安です。そのうち企業経営理論は約150時間ほど必要になるでしょう。

とはいえ、時間配分は得意分野・不得意分野で大きく変わります。私(管理人)は、独立前にマーケティング企画の仕事をしていたため、企業経営理論と経営情報システムは短時間で仕上げやすい側でした。あなたも業務経験がある科目は、短縮できる可能性があります。

詳細は下記も参考にしてください。

中小企業診断士の合格に必要な勉強時間
中小企業診断士の科目別 勉強時間の目安|一次7科目の配分表と優先順位こんにちは、トシゾーです。 中小企業診断士試験は科目数も多く、難易度は高い、と言われています。 そのため、初学者の方は ...

中小企業診断士の企業経営理論 難易度

企業経営理論は年度差(難しさのブレ)が出ることがあります。ただし、対策の軸は毎年大きく変わりません。頻出テーマを押さえ、過去問で選択肢の癖に慣れるほど、得点は安定しやすいです。

※難易度の全体像は下記も参考にしてください。

中小企業診断士の難易度
中小企業診断士の偏差値は?62〜64と言われる理由と難易度の正体(1次・2次) こんにちは、トシゾーです。 民間で「経営コンサル」を名乗るのは簡単です。ですが、国(経済産業大臣)が“経営コンサルの専門家...

中小企業診断士の企業経営理論 勉強のポイント・留意事項

問題文の解釈が難しい(だからこそ過去問が効く)

問題文の日本語が堅く、「どう解釈してよいか」分かりにくいケースがあります。この癖に慣れるためにも、早い段階から過去問に当たるのが重要です。

労働法規は深入りしない(割り切りが大事)

毎年、組織論で労働法規(労働基準法等)が出題されます。詳細論点まで完璧に対応しようとすると時間が溶けます。ある程度は割り切り、「数問落としてもいい」判断基準を持つことが重要です。

2次試験との関連(事例Ⅰ/Ⅱに直結)

2次試験では組織・人事(事例Ⅰ)やマーケティング(事例Ⅱ)に直結します。さらに、与件整理や現状分析でSWOTなどのフレームワークを使うため、企業戦略論は全事例で土台になります。直前期まで“勘”を鈍らせないよう、定期的に触れるのがおすすめです。

勉強法の共通部分(重要ポイントだけ)

ここから先は「どの科目にも共通する勉強法」です。このページでは重複を避けるため、要点だけに絞ります。

  • 満点は不要:基本・頻出に絞り、合格点を狙う
  • アウトプット優先:テキストを読んだら、すぐ過去問へ
  • ×・△だけ反復:全部やり直さず、弱点だけ潰す

論点別の過去問は「過去問完全マスター」が定番です(論点別で回しやすい)。

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暗記は「理解→必要最小限」でOK(このページ版)

暗記は欠かせませんが、企業経営理論は「理解した上で覚える」ほうが選択肢で勝ちやすいです。語呂合わせは、数字など一部にだけ使うのが適切です。

企業経営理論 まとめ

ここまで、企業経営理論の概要をチェックしてきました。

中小企業診断士試験において、もっとも基本となる科目であることが分かったと思います。

言い換えれば、一番「コンサルタントらしい科目」と言えるかも知れません。

範囲は広いですが、ぜひ、あなたが中小企業診断士になった後の企業診断の様子をイメージしながら学習してみてください。

そうすれば、モチベーションを保ちながら学習を続けることができると思います。

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著者情報
氏名 西俊明
保有資格 中小企業診断士
所属 合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション